IC-275 の修理です。
・電源を入れて、1時間から2時間すると送受信にプツプツと音が入る
・アマチュアバンド以外の周波数も表示するが、受信できない
・バックライトの電球が切れているので、LEDにしたい
との事。
電源を入れて1時間と言う事は、温まると悪くなるのか。
これはかなり修理に時間がかかるなと、覚悟を決めて
修理を開始。
SGから信号を入れると、いきなり受信音がプツプツ言っています。
これは良かった。時々XXするとか、時間が経つとと言うのは
時間ばかりかかって、現象が出なかったら何からやれば良いのか
考えてしまいますが、常に現象が出てくれれば、これほどありがたい事は
ありません。
調べて見ると、どうやらPLLユニットが正常に動作していない様子。
半田不良がありましたので、怪しいポイントを多数再半田。
そしてTMPコネクタが割れていて、シールド線が接触不良を起こしていたので交換。
これで、プツプツが無くなり、綺麗な復調音になりました。
アマチュアバンド以外の周波数は、既に多くがデジタルに移行して
アナログで聞けるものが残っているのかと言う疑問が。
コイルを回されているようで、結構ずれていましたので再調整はしましたが
聞ける信号があまり無いのに、表示だけ楽しんでも仕方ないのでは?
ご相談の上、受信改造されている物を元に戻す事になりました。
2MHzの帯域内をエンドレスにぐるぐる回ってくれますので、
元に戻した方が使い勝手は良くなると思います。
IC-275はアマチュアバンドとそれ以外で受信部トップが
別の増幅回路になっていて、アマチュアバンド以外は広帯域に
しないといけないので、LPFの周波数をVCOからのアナログ信号で
バリキャップに加える電圧を変化させて、LPFの周波数を移動させるという
面白い回路になっています。
各部調整をしながら、プツプツ音が再発しないか監視しておりましたが
8時間程度では問題ありませんでした。
来週は電球をLEDにします。この機種はフロントパネルの
裏側にシールドケースが実装されているのですが、ご丁寧に
穴を沢山あけてあって、電線を貫通させてあるので、簡単に
外せません。文章にしてもピンと来ないでしょうが、ご存知の方は
「あれはねーーーーーーー」って仰る事でしょう。
・電源を入れて、1時間から2時間すると送受信にプツプツと音が入る
・アマチュアバンド以外の周波数も表示するが、受信できない
・バックライトの電球が切れているので、LEDにしたい
との事。
電源を入れて1時間と言う事は、温まると悪くなるのか。
これはかなり修理に時間がかかるなと、覚悟を決めて
修理を開始。
SGから信号を入れると、いきなり受信音がプツプツ言っています。
これは良かった。時々XXするとか、時間が経つとと言うのは
時間ばかりかかって、現象が出なかったら何からやれば良いのか
考えてしまいますが、常に現象が出てくれれば、これほどありがたい事は
ありません。
調べて見ると、どうやらPLLユニットが正常に動作していない様子。
半田不良がありましたので、怪しいポイントを多数再半田。
そしてTMPコネクタが割れていて、シールド線が接触不良を起こしていたので交換。
これで、プツプツが無くなり、綺麗な復調音になりました。
アマチュアバンド以外の周波数は、既に多くがデジタルに移行して
アナログで聞けるものが残っているのかと言う疑問が。
コイルを回されているようで、結構ずれていましたので再調整はしましたが
聞ける信号があまり無いのに、表示だけ楽しんでも仕方ないのでは?
ご相談の上、受信改造されている物を元に戻す事になりました。
2MHzの帯域内をエンドレスにぐるぐる回ってくれますので、
元に戻した方が使い勝手は良くなると思います。
IC-275はアマチュアバンドとそれ以外で受信部トップが
別の増幅回路になっていて、アマチュアバンド以外は広帯域に
しないといけないので、LPFの周波数をVCOからのアナログ信号で
バリキャップに加える電圧を変化させて、LPFの周波数を移動させるという
面白い回路になっています。
各部調整をしながら、プツプツ音が再発しないか監視しておりましたが
8時間程度では問題ありませんでした。
来週は電球をLEDにします。この機種はフロントパネルの
裏側にシールドケースが実装されているのですが、ご丁寧に
穴を沢山あけてあって、電線を貫通させてあるので、簡単に
外せません。文章にしてもピンと来ないでしょうが、ご存知の方は
「あれはねーーーーーーー」って仰る事でしょう。