TS-520S の修理の続きです。
この機種以降の無線機では、基板の接続がコネクタ化されましたので
修理が楽なのですが、この機種は端子にラッピング処理されていますので
1つの部品を交換するのが大変でした。
部品交換作業が終わり、各部調整だけが残っていたのですが
色々割り込み作業が入り、なかなか作業が出来ませんでしたが
やっと調整が終わり、全ての作業を終えました。
これは無線機屋さんの中古コーナーで購入したもので、ジャンク扱いでした。
当然沢山不具合があるものと思い購入したのですが、思ったより
不具合数は少なかったです。
「Sメーターが振り切れたまま」と言う事で購入したのですが
それを直すと、7MHz以上で感度が悪い、マーカー出力が無い
VFOの発振が不安定など聞いていない故障が出てきました。
Sメーターが振り切れていましたので、感度が悪いかどうかは
分からないし、マーカーなんてそんな状況で使うわけ無いので
チェックされているわけもないので、当然といえば当然ですが。
と、言う事で、毎度毎度何度も書いていますが
オークションや無線機屋さんでジャンク扱いで販売されている物は
「xxが動作しません」と書かかれていたら、良心的な方は
xxしか壊れていないんだと勝手に判断されるようですが
「xxだけ動作しないのではなく、他も動作しません」と言う
つもりで購入しないと、腹がたって寝れなくなりますよ!
本当にxxだけしか壊れていないのが届いたら、大当たりです。
強運の持ち主です!
ジャンク扱いで安く手に入れたと思っても、修理に出して直してもらうと
結局動作品を高く買った方が安かったという結果になります。
お気をつけください!
さて、これで1台終わりましたので、次の無線機にかかります。
どの無線機で遊ぼうか.....