JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

勇気ある方

2015-12-27 | Weblog
今年も「勇気のある方」から数台の無線機の修理依頼がありました。
修理依頼をする時は、2013年3月3日のBLOGを読んで下さいと記載しておりますので
それを読まれることと思いますが、大多数の方がここで
そりゃ駄目だ、大切な無線機をプレゼントできるかよ!と諦められるでしょう。
依頼された方は本当に「勇気ある方」だと思います。

今年修理不能だった物は、依頼主と相談してそのまま返却または
部品が入るまで保管、修理出来た物は全数お返ししました。
大切な無線機が壊れはしないかと言う様な、無線機より一回り大きいだけの
箱でお送り頂く方がいらっしゃいましたので、返却してケースがへこんでいた
とかボリュームの軸が曲がっていたとか言われるのではないかと
心配しましたが、どうにか無事だったようです。

預かり期間は、2013年3月3日のBLOGには1ヶ月~3ヶ月と書いていますが
ほぼ1ヶ月以内で返却できました。
念のためと、連続通電するので2~3週間かかりましたが
移動運用に間に合わせたい、コンテスにの間に合わせたいなど
お急ぎとのメールを頂いた方は、その部分を短縮して
1週間で返却した物もありました。

私のような難しい条件を言わずに修理をされている方の中には、
1年待ちと言うような話も聞きます。
メーカーが修理をしてくれなくなった無線機を、まだまだ使いたいと言う方が
多くいると言うのが分かります。

来年は、「勇気ある方」が現れるかどうか分かりませんが
現れた場合は精一杯頑張りたいと思います。

今年もBLOGを見に来て頂いた多くの方に感謝いたします。
みなさん、良いお年を!


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FT-900 修理 22台目

2015-12-20 | Weblog
FT-900 の修理です。

・18MHz以下は受信可能 21MHz以上は表示点滅
・送信してもパワー出ず ファイナルを飛ばしたかも。
との事。

届いた無線機を早速調査。
21.5MHz以上でPLLのUNLOCK、そして全バンド送信できないのを確認しました。

ファイナルユニットに異常は無く、RFユニットの部品交換で、18MHz以下が100W
出るようになりました。

次は21.5MHz以上で発生するPLLのUNLOCKですが、VCOが半田不良で
動作していませんでしたので、半田修正を行うと、ちゃんと動作するように
なりました。
と、書くと簡単そうですが、画像の電線の束の下の基板をひっくり返さなければ
半田面は見えませんので、大変な作業です。


側面のゴム足がドロドロに溶けていて、ガムテープで覆ってありました。
そのガムテープからも漏れ出して大変な事に。


ガムテープを取って見ると、ゴム足があった?と言うような状態。


一生懸命清掃しました。

新しいゴム足を貼り、完成。


1週間毎日、無線機のそばにいる時は通電して試験。
異常がありませんので返却です。


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TM-541 修理

2015-12-13 | Weblog
TM-541 の修理です。

・バックアップ電池を自分で交換したが、バクアップが効かない
・パワー切替のHI/LOが反応しない事がある
・1Wでは問題無いが10Wでは、交信相手から音声が聞き取れないとの指摘がある

との事で、さっそく調査開始。

この機種は、回路図を持っていないので、WEBで探すも
どこにもありませんでした。TM-241なら見つかったので、
コントロール部はああまり変わらないだろうと思い、それを参考にする事に
しました。

上下の蓋を開けて、あーーと言いました。
トーンユニットが固定されている箇所から外れていて、中に転がっていました。
そのまま電気を入れたら、パチン状態。危ない、危ない。

バックアップ電池を見ると、電池を収縮チューブで絶縁してリード線出ししてある
タイプに交換されていました。電線を基板に半田付けしてあるのですが
半田の乗っていない電線が数本、アッチコッチに伸びていて、どこかの部品に当たりそう....
外して電線をカットして付け直しました。

これでパチンは無さそうなのでやっと通電。
VFOで周波数が変わり、パワーも出ていて、各スイッチもまあまあ効いている。
電源を落とし、しばらくしてパワーON。
本当だ、バックアップが効いてなくて、初期値に戻っている。何で?

調べて見ると、バクアップ電池からCPUへのパターンが切れているか、
ダイオードが飛んでいる模様。
どこで電圧がなくなっているのか調べたいのですが、
TM-241とTM-541は実装状態が若干違っていて、そのパターンを追いかける事が
出来ませんでしたので、不明な部分を新しく作ってバクアップ回路を
形成しました。
再度バックアップの確認をすると、ちゃんと効くようになりました。

ゴソゴソやっていると、周波数表示されない時があるのを発見。
リボンケーブルが断線しています。


手持ちがありませんし、本数が少ないので、単線で接続。
そして、パターンがはがれないように、ボンドで固定。




HI/LOWの切替の接触不良は、同じサイズのスイッチを持っていないので
接点復活剤隙間から注入。完璧では有りませんが、以前より改善されました。

10Wにすると、変調がおかしくなるとの事で、これは、バックアップ電池を
オーナーさん御自身で交換され時に、基板が外れないのでマイナスドライバーか
先のとがった物でコジられたようで、基板の端にあるアースパターンを切断されて
いましたので修復。

以上で作業終了。



メーカーに修理に出さずに、自分でバックアプ電池を交換すれば
電池代だけで済むのですが、壊してしまっては、修理代が
高いものになります。
今までご自分での修理を失敗した無線機を何台か拝見させて頂きましたが
「何でこれを失敗するかな」と言うのが結構あります。
壊れたら捨てるよ!と言う気がないなら、メーカーに依頼するか、
ローカルの半田付け作業に慣れた方にお願いするのが良いと思います....



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FT-900 修理 21台目 最終

2015-12-06 | Weblog
やっと終ったかと思った FT-900 でしたが、
無信号時に良く聞いて見ると、小さく「ピーーーーーーーー」と
ずっと鳴っています。
周波数を変えても、モードを変えても.....
はあ、また分解です。

1時間程で作業終了。今度こそ終わりだ。
違う無線機の修理をしながら、連続通電試験中です。
もう何も不具合が出ませんように!

よくもまあ、こんなに壊れた箇所が多数存在する無線機が
あったなあと、逆に感心します!
それにしても、本当にこの無線機で運用していたのでしょうか?

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