JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

修理依頼について

修理依頼は、2013年3月3日のBLOGの内容をご覧になり、メールにてご連絡ください。

TS-940S 修理 その2

2017-04-23 | Weblog
TS-940S の修理の続きです。

AMが受信出来ないのを調査。
SGから信号を入れると、Sメーターは信号の強度に応じて動作していますので
音が出ないだけのよう。
回路図片手に信号を追いかけると、IFユニットのあるポイントで信号が途切れます。
え、ここはパターンで繋がっているだけで、部品は通っていないのだが。
基板をひっくり返して見ると、パターンが切れておりました。
電線でジャンパーして電源を入れると、音が出るようになりました。

周波数表示部の前の色のついたアクリル板とその前の透明のアクリル板の間に
ごみが入っているのですが、これが目障りなので取り外して清掃。
綺麗になりました。

ちょっとファンの音がうるさいので注油をして、各部調整をします。

やっと終わりが見えて来ましたが、まだ何があるかわかりませんので
最後まで気が抜けません。




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TS-940S 修理

2017-04-16 | Weblog
TS-940S の修理です。
送受信不能と言う事で購入していたのを引っ張り出してきました。

致命的な故障なら、部品取用と決めて購入したので直らなくても
ショックは小さいでしょう....

送受不能の原因は、PLLのアンロック。
調整するとロックして、表示が出るようになりました。
と、書けば簡単そうですが、複数のPLLのUNLOCKが集まって
UNLOCK信号になっています。CPUからすれば、
1つがUNLOCKを出してもUNLOCK
2つがUNLOCKをだしてもUNLOCK
全てがUNLOCKをだしてもUNLOCK
なのです。1つUNLOCKですよとか、3つUNLOCKですよとは
表示されません。通常1つUNLOCKになれば使えないですから
修理しますので、そんな機能は必要ないのですが、普通の方は
複数のUNLOCK信号が集まっているなんて知らないので
誰かの書いたHPを見て、コアを調整されたようで、2箇所から
UNLOCK信号が出ていました。
根拠も無く、HPだけを見て、この人はここを調整したら直ったと
書いているから、自分のもここだろうなんて調整をすると、
せっかくLOCKしてた箇所を自分でUNLOCKにしてしまい
UNLOCKが2箇所になって、測定器無しでは元に戻せなくなります。
HPにここを回したら直ったと言う情報だけで、自分でやれば¥0で直るから
なんて適当な事をやると、修理を難しくしてしまいます。




受信感度は問題ありませんが、AMにすると音が出ません。
これは最後に調査する事にして、前に進みましょう。

送信は、モードにより100W出ていたり、30Wしか出なかったり。
何じゃこりゃ?

訳あってそのように調整されたのか、あちこちの回転出来るものを
つつき回したのかは不明ですが、それらの調整箇所を触られている感じです。
調整して、全てのモードで100W出るようになりました。



今週はここで時間切れ、来週はAMが受信出来ないのはなぜかを
探しましょうか。













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FT-767GXX 修理

2017-04-09 | Weblog
FT-767GXX の修理です。

先日、私のホームページの「売ります」に掲載していた無線機を
購入希望され、その代金の一部にして欲しいとの依頼で
私の元にやって来ました。

その時のメールでは
・HF 送信不可
・50MHzユニット入り 他のユニットは無し
・50MHz 送受信不可
・手持ちのバンドユニットを入れても感度が悪い
との事。

お送り頂いたのでチェックして見ると、聞いていた事以外にも
・VFOが周波数ダウン方向にはミスカウントで移動量が1/3程度
・MONIスイッチを入れてもCWでサイドトーンが出て来ない
・フロントパネルの固定ネジが1本ネジ切れていて頭がないのが埋まったまま
・上面カバーの塗装がサビでボコボコ
・側面の足が1個無い
・フロントパネルのスイッチのクスミがかなりひどい状態

と、普通に昨日まで使われていたと言う状態ではありません。
壊れて長期保管していて引っ張り出して来たか、部品取用で購入されたか
オークションで入手されたか、その辺は聞いていませんので、あくまでも想像の域。

いきなり分解して部品取用のパーツにしよかとも思いましたが
ここまで壊れるとは、いったい何なんだろうと、それが知りたい!と
修理魂に火が付いてしまいました....


まずは、感度を確認。HFは各バンド大丈夫ですが、50MHzは
感度極悪。聞こえない事はありませんが、40dBは低い感じ。

送信はHF全てと50MHzで全く電波が出ません。
モードを替えても同じ。

50MHzはバンドユニットなので、外してしまってHF機と思えば良しとして
HF帯の送信が出来ないのを修理する事に。
パワーアンプかその前かを切り分けして見ると、パワーアンプは
生きていましたので、RFユニット以前の問題のようです。
信号を追いかけると、動作していない部品にたどり着きました。
交換すると、HF帯もパワーが出るようになりました。



基板をひっくり返してびっくり。試作基板ですか??


バブルの頃の無線機は、各社こんな感じのが多かったですね。
試作段階で、基板を大量発注したんでしょうね。
完璧になって発注していると、他社に負けますからね。
とにかく 売る、売る、売る!
動かなければ、あ、しまった、ココをカットしてこことここを繋いどいて。
え、まだ動かない、おかしいなあ。あ、ココとココの間に抵抗入れといて。
え、そこもおかしい、じゃあコンデンサをここにいれといて。が、延々続くと
こんな基板になるんでしょうね....


部品交換で送受信が出来るようになったのですが、VFOが異常なのは
修理していて一番イライラします。
サービスマニュアルには周波数をxx。xxxMHzに合わせて、XXを調整しろと
書かれていますが、その周波数にVFOで移動するのに、VFOの
回転に応じて動作してくれないと、なかなか移動できません。

VFOを摘出してびっくり。

旧歴代オーナーさんの仕業ですね。コネクタが簡単に外せない位置にあるので
途中でカットして作業後に元に戻されたのでしょう。危ない、危ない。
素人半田&チューブを通しただけです。

どうせ修理後も部品取用になるのに、ここまでやるか?
はい、やってしまいました。収縮チューブで処理をしました。


フォトセンサーの洗浄と、位置合わせをしたら、回転角度に応じて動作するようになりました。

今日はこの辺で時間切れ。
来週は、MONIの不具合、50MHzユニットを調査してみようと思います。
まだまだ不具合が出てきそうな予感がします。

この無線機で実際に運用する訳ではないのと、筐体の塗装、フロントパネルのボタンの程度が悪い
などなど、ブサイクなので修理はこの辺にして、各部調整も止めて、パワーアンプとLPFを摘出し
100Wリニアを作るのも楽しそうですが。
いやいや、MRF422 x 2なので200Wリニアが出来そうです。
どうしようか悩んでいる時が、一番楽しいですね。




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TS-180S 修理 その2

2017-04-02 | Weblog
TS-180S の修理の続きです。

バラバラにして放置していたカウンターユニットを組み立てて、元の位置に戻し
正常である事を確認して、送信の音声が途切れるのを探します。

ダミーロードとマイクを繋いで確認しようと思ったのですが
ダミーロード、パワー計が繋がっている同軸ケーブルをTS-180Sの
リアパネルのコネクタに繋いでいると、無線機側のコネクタがガタガタで動きます。
同軸コネクタを固定しているネジが緩んでいます。
これでは正常にアンテナと繋がりません。
専用工具でしっかりとネジを締めて、マイク端子に信号を入れて
パワーを10Wにして15分の連続試験で、隣の無線機で受信していましたが
音声が途切れる事はありませんでした。
100Wにしてマイクを繋いで、「本日は晴天なり.....」を3分。
音声は途切れません。これでオーナーさんに送り返し、実際に運用して
もらって動作確認をしてもらいましょう。

各部調整をしましたが、結構ズレていました。



最後に各アマチュアバンドのパワーを確認していると、28MHzだけ50Wの
ままでしたので、100Wに改造して終了です。

さて、次は何を引っ張り出して来ようか。

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TS-180S 修理

2017-03-26 | Weblog
TS-180S の修理です。
周波数表示がおかしいのと、送信時に音声が途切れるとの事。

まずは、周波数表示から確認。

表示がブランクの所があります。


10KHz台、100Hz台の表示は3か7かブランクにしかなりません。
1、2、3が3 4、5、6、7が7ではなくて、まったくデタラメ。






表示ユニットの3枚の基板のうち、表示のタイミングを作るDIVIDE基板の動作試験をして
表示ユニットの不具合か、その前段のCPU&ロジックの不具合かの切り分けをおこないます。
DIVIDEユニットはオシロスコープでタイミング信号を確認。問題無さそうです。

次は表示管そのものの不具合か、その手前のドライバーかを確認します。
2枚の基板が直接リボンケーブルで半田付けされていて、作業効率が悪いので
コネクタを取り付けて、すぐに分解できるようにしました。


そして、表示管&ドライバーの動作試験です。
7つのセグメントに各々強制的に信号を入れて、ちゃんと入れたとおりの
信号が表示されるか動作試験。








問題ありません。

そうすると、CPUかロジック回路かが不具合の元ですが、
CPUはカスタムICですので、これが壊れていたらおしまいです。

CPUに受け渡す信号と、表示のおかしい部分からすると
不具合箇所は3つのICに絞られますが、2つのICが同時に
壊れるとは思えないので、答えは1つです。
交換してみると、

復活です!


最初からこのICを交換すれば良いのではと言う声が聞こえてきそうですが、
ロジックICを全て持っている訳では有りませんので、注文したICが到着するまで
待っているのもと思い、届くまでの待ち時間にそのICではなかった場合を想定して
測定してみました。

今週はこれで時間切れ。
来週は音声が途切れるというのを確認して、不具合箇所を
探してみたいと思います。

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TS-50S 修理

2017-03-19 | Weblog
TS-50S の修理です。

ちょっと前に、動作不良品で購入していたのですが、この年代の
問題のある表面実装の電解コンデンサの液漏れが気になるので、
上下のケースを外してチェック。

液漏れが始まっていましたので、通電試験は危険と判断。
売られていた時の無線機屋さんのコメントを信じることにして、
全ての表面実装の電解コンデンサを交換。

と、書くと簡単そうですが、パターンを剥離させないように
取り外して、20個近くあるこのコンデンサを交換するのは
根気の要る作業です。
それに、漏れた電解液は半田ごてで熱せられると、ものすごい臭いに。
身体に良くなさそうなので
「換気に注意」
しながら作業をしました。





交換が終ったので通電して見ると、無線機屋さんのコメントの通り
フロントパネルのスイッチの動作がおかしい。
押したスイッチの動作ではなく、違う機能が動作します。

タクトスイッチの全く反応しないものは交換、導通していなくて、抵抗化していた
パターンを電線で補修すると、ちゃんと動作するようになりました。



動作は良くなりましたが、お決まりの押しボタンを保持しているスポンジの
劣化がありますので交換が必要なのと、ボタン電池が空っぽですので
毎回初期値で立ち上がるので、電池交換が必要です。

今週は時間切れなので、また来週。

ICOMからIC-7610の価格が発表されて高速バンドスコープ搭載機が気になりますね。
そう言えば、新品の無線機はもう何年も買っていません....
買う前に、同じ機種が2台ある物は1台は売ってしまわないと
居場所がなくなりそう。
HPで整備の終った物から超ローペースですが、掲載していますのでご覧下さい!

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ZTO-217 バックライト 修理

2017-03-12 | Weblog
ZTO-217 と言うZOX社の7インチのアナログテレビを引っ張り出してきました。
アナログチューナーでは役に立ちませんが、外部入力があるので
地デジチューナーを繋げばテレビを、DVDプレーヤーを繋げばDVDが楽しめます。

近眼&老眼なので、メガネを外せば手元の書き物をする時には
手元が良く見えますが、その時離れた所のテレビを見る為には
メガネが必要となります。
跳ね上げメガネを使っているのですが、テレビを見るために毎度メガネを
パタパタするのが面倒なので、手元にテレビを置けば快適に作業が出来るのです。
しかし、日本の有名メーカーの小さなテレビ(19インチ)でも大きすぎますので
7インチや9インチが良いのです。
そこで、昔アナログテレビ時代に買ったのがあったはずと、引っ張り出してきました。
何年も電源を入れていないので、電源を入れて見ると
シャーーーと音はするのですが、画面に
「愛の砂嵐」  <--  古っ!!
が見えません。

バックライトが点灯しないだけなのか、画面が表示されないのかと
いろいろな角度から光を当てながらみると、画面は表示しているようで
バックライトが点灯しません。
そうなると、バックライトそのものの不良か、高電圧発生部分かですが、
バックライトそのものだと、同じ物の入手はまず無理で、高電圧発生回路だと
しても、回路図が無いので、いずれにしても絶望的。
そうなると、LED化が一番簡単と言う事になります。
2016年7月10日のインターホンのバックライトの改造と同じ要領で改造してみました。
危険ですので、高圧発生の為のトランスをまず撤去します。
これで感電はしません!

LEDを何個にしたら良い輝度になるか、電流制限抵抗の値を
どれくらいにするかなど、一人で盛り上がりすぎて、途中の画像が
ありません....

高輝度の白色LED8個で、明るさ的には充分ですが、LEDの手元付近は
影が出ます。もう7個入れればかなり改善されますが、今までの経験から
適当な所での妥協が必要です。



上記画像ではLEDの影以外にも縞模様も見えます。デジタルカメラで撮影すると
こうなりますが肉眼ではこれは見えません。
また、LEDの影は、実際に映像信号が入ると目立たなくなるのと
手元作業をしながら時々見る程度なので、問題ありません。
AMAZONで検索すると、バックモニター用として、¥3,500程度から
あるようですので、こんな事をしてまで使うのはどうかと思いますが
まだ直せば使えるものを捨てるのもと言う事で、遊んでみました。


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IC-729 修理

2017-03-05 | Weblog
ARRL PHONE コンテストの最中ですが、聞こえてくるのは何十回も交信している局ばかり。
毎回コンテスト後に、新しい出会いは無かったかとチェックして見ても、おなじみさんが
コンテスト用のコールサインを取得したとか、ライセンスのクラスが変わってコールサインが変わったとか
その程度。だから最近は参加するコンテスト数は激減。やりつくした感がある....
出るバンドを変えないと、新しい出会いは無いように思います。

QRZ.comを見ると K9YC はJAから大量に送られて来るQSLにうんざりしている模様。
この局のDATAの上から30行目付近に「To my friends in Japan」と言うのがあります。
「JAからのBUROのカードはもう返信しねーよ」とご立腹。
そりゃあ、同じ局から50枚以上届けば、怒るわなあ。

そうかと思えば、3年以内の同じバンド、モードでのQSLは発行しないと
自分で決めてカードを発行していたら、ドイツのある局が同じバンドモードで
何度も呼んで来るので、最初のカード以外を3年間発行しなかったら
2年以上おまえからのカードが来ないと文句を言われました。

全部欲しい局と1枚しか欲しくない局、そして1枚も意欲しくない局。
難しいですね!

と、言う事でコンテストでは未交信の局が聞こえてこないので無線機の調整をやろうかと
修理が終って、棚の飾りになっていた IC-729 を引っ張り出してきました。

各部調整をしていると、50MHzだけ感度が良くなったり悪くなったりしているのを発見。
あらら、また修理か.....

感度が良い時と悪いと時に、PLLからの出力を確認しました。


PLLからの出力に変化がありませんので、MAINユニットの不具合です。
底面一杯の大きな基板がMAIN基板です。
さっそく取り出して半田面を目視です。




怪しい部分の処置をして、元に戻します。

2時間程、SGから信号を入れて確認しましたが、感度が落ちる事はありませんので
直ったものと思います。



田舎の冬場の50MHzはQSOが聞こえてきませんので、SGからの信号だけが頼りですが
「ピーーーーー」をずっと聞いているのも辛いので、夏場のE-SPOが出る頃に
長時間ワッチをして、再度感度の低下がおこらないか確認をしてみようと思います。



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マイナスキーイング変換基板

2017-02-26 | Weblog
先日のBLOGのTS-820Sのオーナーさんから、TS-820Sにエレクトロニックキーヤーを
繋いでも符号が出ないとの事でご相談がありました。

お使いのエレクトロニックキーヤーはプラスキーイング専用で、マイナスキーイングには
対応していない様子。

何年か前に、プラスキーイングの出力をマイナスキーイングに変換する
基板を作ったら、友人から欲しいと連絡が来たので、
追加で作るついでに、専用基板にした記憶が蘇りました。

自分用はケースに入れて実践投入し、友人用は発送して
もう一枚余ったので、どこかにあるはずと探しましたが
見つかりません。本当にもう一枚あるか無いかがハッキリしないので、
探すのはやめて、もう一度専用基板を作るか、ユニバーサル基板で
作るかを検討しましたが、たいした回路ではないので、手っ取り早い
ユニバーサル基板で作る事にしました。

自分用なら、適当に作ればよいのですが、使われる方の
半田付け能力が分からないので、いい加減に作ると、基板に
電線を半田付けする時に、ユニバーサル基板上の配線が外れては
いけませんので、そうならないように工夫して配線しました。
さらに、基板からの配線用の電線をあらかじめ長めに出しておいて、
基板への半田付けをしないでも良いようにしました。
これで、どんな方が配線しても大丈夫だと思います。

でも、こちらが想像しない事をされる方がいますので、想像を
遥かに超える事をされたらどうしようもありません......





以前あったのが、PICKEYER2の基板に説明書を付けて発送しました。
その説明書に
「CH1を押したまま電源を入れると、CWでメッセージが出てこの機能が
 ONになります」
と書いたら、CH1を押したまま電源を入れてCWでメッセージ流がれ始めたら
CH1から手を離すと思ったのですが、CH1を延々押し続けるので
その次の機能が働いて、その機能に切り替わらないのですが?と言う方が
いらっしゃいました。
「メッセージが流れ始めたらメッセージが止まるまでの間にCH1から手を離してください」
が足りなかったようです。

ですから、ここまでやったら大丈夫と思っても、こちらの期待する様に
配線していただけるとは限りません。
そこは、今回お送りする方の技量を信じる事として、無事動きましたと
言う報告を待ちたいと思います。


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TS-950SDX 修理 最終

2017-02-19 | Weblog
調子が良くなったTS-950SDXですが、同じ物を既に所有しているので
お嫁に出さないと、居場所が無くなる....

あるKENWOODファンの方に、「TS-950SDXをお持ちで無いならコレクションの一つに
どうですか?」と悪い誘惑をしましたが、「やめておきます」と言われたので
私のホームページに売りますと掲載しました。
一声かけて置かないと、売った後に欲しかったのにと言われても
次にいつ壊れたTS-950SDXを購入できるか分からないですから。
お声がけだけはしましたので、これで後悔される事はないでしょう。

翌々日に、先ほどの誘惑した方から「やはり欲しくなったので、まだ売れていませんか」
とのお問い合わせが。
やはり欲しくなったか...
1万円、2万円じゃないので、ご家族からまたこんな物買って!と
ブーイングの嵐が飛ばないかと、心配します。言わなきゃ良かったか?
値引きしてHP掲載価格よりも安く、お友達価格でお譲りする事が決まりました。
整備済みでTS-950SDXがあの値段なら、随分とお得だと思います。

発送前にさらに動作確認をしていると、時々感度が落ちます。
これでは発送できません。
オークションなら
「電線を繋ぐと、信号が聞こえました。古い無線機なので
 ノークレームノーリターンでお願いします。」
と書いて置けば良いのでしょうけど。

測定器片手に追いかけると、FETにたどり着きました。
こんなFET持ってたっけ?
手持ち部品リストを眺めると、ありました、ありました。
ドラえもんのポケットみたいです....
一生使わないかもしれない部品を、目に付いたら買う悪い癖です。
目にとまった時に購入しておかないと、あの時買って置けば良かったと
何度か後悔した事があるので、ついつい購入してしまいます。

不良と思われるFETを交換して3時間x5日の合計15時間の通電で
異常有りませんので、正解だったかな。月曜日には発送出来そうです。

それにしても

 「重い」

最近の高級無線機はさらに重いのですが、みなさん力持ちですね。
私にはTS-950SDXが一人で梱包出来る重量の限界です。

もう持ち上げるのはイヤなので、
「元気で頑張れ、戻ってくるなよ」と言い聞かせてお見送りします。




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TS-950SDX 修理 その2

2017-02-12 | Weblog
TS-950SDX の修理の続きです。

アンテナチューナーから異音がするので、モーターかギヤのどちらで
音がしているのか確認したいのですが、その部分はカバーが
あって、簡単には確認出来ません。
と、言う事は注油も簡単には行かないと言う事です。

動作中を目視でと言うのは素直に諦めて、取り外して注油を
する事にしました。





モーターの軸、ギヤに注油出来ました。


元に戻して動作確認をすると、静かになっていました。

これでバッチリ!と思ったのですが、そう簡単には終わらせてくれませんでした。
暖かい部屋では問題ありませんでしたが、朝一番の冷え込んだ部屋で
電源を入れると.....

コンヂションが悪く、私の設備ではノイズしか聞こえませんので
どこか良い所が出ていないかと気にする事も無く、修理に没頭出来ます。

今日も一日、この TS-950SDX に遊ばれそうです。


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TS-950SDX 修理

2017-02-05 | Weblog
修理デスクの上を占領していた無線機がなくなりましたので
次は TS-950SDX を引っ張り出して来ました。

感度が悪いと言う事で、購入し保管していたものです。
直らなかったら、10年前に購入したTS-950SDXの部品取り用として
保管しようとしたもので、直らなくてもまあ良いかと思って購入したものです。
こうやって不要な無線機が増えてゆくわけですが....

まずは、電気を入れて動作確認から。
SGからSメーターが9程度振れると思われる信号を入れて見ましたが
残念ながらS2でした。

Sメーターの振れが悪いだけど言う事もありますので、SGの信号を
下げてゆくと、0dBμVで既に信号が確認できなくなります。
これは結構感度が悪いなあ....

他はどうか?
良くある、「受信できません」と言う商品は
「受信できないのは確認しました、他は知りません」と
言うふうに読む必要があり、その他の動作を期待してはなりません。

ダミーロードを接続して、送信試験。各バンド100Wは出ているようです。
良し良し。

色々な機能を試しましたが、他は大丈夫そう。
所が、内蔵アンテナチューナーを動作させると
「ギギギギ、ギャー、ガガガガ」
凄い音です。これはまずい。

不具合箇所は2点のようです。
・感度が悪い
・アンテナチューナーの異音

他にもまだ出て来る可能性がありますが、ボチボチと楽しみながら
やって行きましょう。

アンテナチューナーは動作しなくても、アンテナのマッチングをしっかりやれば
不要です。必要ならば外部にアンテナチューナーを付けてやれば良いのですが
感度が悪いのはラジオにもなりませんので、まずは感度の悪いのから
調査開始。

感度低下のまま、SGから信号を入れ、ピーーー音を聞きながら回路図を
眺めていると、突然Sメーターが9+20dBまで振れました。おや?
感度が戻ったなあと思っていると、30秒とその状態が続くことなく
また元に戻りました。
何?何?

半導体がぶっ飛んでいるのかと思いましたが、そうではなさそうです。
コネクタの接触不良を疑いましたが、違うようです。
半導体が壊れているなら、自然に直る事はありませんので、半田不良が
疑われます。

測定器で信号を順に追いかけて行くと、IF基板にたどり着きました。



基板を摘出して、良く眺めるとFETが2個交換されているように見えます。
お世辞にも 「綺麗な半田付け」 とは言えない状態でしたので、再半田。
ここで、一旦基板を元に戻したかったのですが、上の写真のようにコネクタの数が多いので
基板の取り外し、実装作業の回数を減らしたかったので信号の流れに沿って
受信回路の信号が通過する部分を再半田して基板を元に戻しました。

感度バッチリ!



次はアンテナチューナーの異音ですが、ギヤやモーターの軸が見えない構造ですので
目視で確認するには取り外す必要がありそうですが、簡単に出て来るようには
見えません。
途中止めにすると、このネジどこのだったっけ?あれ余っちゃったと
なりそうですので、一気に仕上げる必要があります。
ここは取り外したい気持ちをぐっとこらえて、また来週です。

さてどうなりますか。










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R-820 修理 & 返却

2017-01-29 | Weblog
R-820の修理とトランシーブ動作の確認が終ったので、もう不具合は
無いかと動作確認をしていると、VFOが300KHzを越えた辺りから
周波数が不安定である事が判明。
そう言えば動作確認は、14.025MHz CWと14.250MHz USBが
メインであまり高い周波数では行っていませんでした。

早速VFOを取り出して、分解して接触不良の対処。




ちゃんと直っているかを確認するために、元に戻してやはり駄目だったと
なると、また取り出し作業をしないといけないので、「パチン」と
言わせないようにして注意しながら通電試験をします。



下から上まで動作が安定しましたので「合格」です。

これで返却出来ますので、作業デスクが空きました。

次は、買いだめしている自分の無線機の中にちょっと大物があるのですが
その前に片手で持ち上げられる機種をやっつけてから、大物で遊ぶ事にします。


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R-820 トランシーブ対応 TS-820S 改造

2017-01-22 | Weblog
先週の修理で、R-820がちゃんと動くようになったので
TS-820Sと組み合わせて、トランシーブの試験に移ろうと
TS-820Sを確認すると、トランシーブ対応部分は未改造でした。

R-820の取扱説明書に記載されている、TS-820Sのトランシーブ
対応改造を行いました。


PDユニットからHET信号を取り出す



モードスイッチの配線変更(変更前)



プロセッサースイッチの配線変更 (変更前)



これでやっとトランシーブの試験が出来ます。


合格でしたので、1ヶ月ちょっとこちらにあったTS-820Sは
もうする事がなくなりましたので、先に返却です。

R-820はもう少し動作確認をして、後日返却です。


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R-820 修理

2017-01-15 | Weblog
R-820 の修理です。

昨年12月11日のBLOGのTS-820Sのオーナーさんから
R-820をオークションで落札し購入したが、うまく動作しないとの事。

「ほら、だからいつも書いているでしょう!」

本来ならばBLOGにいつも書いているようにオークションの
中古無線機は、何台かの動かない基板を組み合わせて
「絶対動かない仕様」にして出品されているものが
あるので、お受けしないのですが、直る確率は低いですが
見るだけ見てみましょうかと言う事で、お送り頂きました。
(今回は特別です)

まずは、電源を入れるとSメーターが勢いよく振り切れます。
これはメーターを降らせる回路の不良だったので、すぐに直り
次は、やけに音が小さい。これは調整でクリアー。
しかし問題はココから。
無信号時は、シャーーーーーーのはずが

シャー プツプツ ガリガリ シャーーーーー ガリガリガリガリ
プツプツ ガリガリガリ シャー ガリガリ.....
延々と続くこのノイズ。

なんじゃこりゃ?

それでは、信号が入ると気にならない物なのか?と
SGからSが3程度振れる信号を入れて見ると
ピーー ガリガリ ピーー プツプツプツ

S9ではどうだ。同じです。

ノイズブランカーで消せないか?
全く消えません。

これではイライラして受信を楽しむどころか、受信が 「苦痛」
でしかありません。
観賞用として棚の飾り決定か?と思ったのですが、届いたのが12月の下旬で
運良く、いやいや運悪く正月休みと言う物があったのです。
見事にこれに遊ばれていました。

やっと正月休み明けの7日に原因が分かり、
シャーーーーーーーーー
だけのまともなR-820になりました。
これだからオークション品はねぇ......


トランシーブの動作確認もして欲しいとの事だったので、12月の最初から
TS-820Sが返送される事なく、ここに居座っているのです。
トランシーブのチェック依頼がなければ、既に返却しているはずですが、狭い作業机は
無線機と送られて来た箱と、部品入荷待ちの自分の複数の無線機で大パニック。
1月中には2台共帰って頂かないと、作業デスクが空きません。


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