昨日の話の流れで、ついでなので、ちょっと思っていることを言ってみたいと思います。
■□紐付けをやめてしまう□■
それは、「2次マニフェストの紐付け制度をやめてしまう」です。なぜならこの制度は、机上の空論でしかないからです。バッチ式でない限り、大型の処理施設になればなるほど紐付けは非現実的になります。
考えても見てください、って、わかってる方が多いかもしれませんが、、、例えば例えばこのような焼却炉のピットを見てみてください。横須賀市南処理工場
これは一般廃棄物の施設ですが、産業廃棄物でも同様の施設だったとします。誰から受け取ったどの廃棄物が、いつピットに入って、いつ焼却炉に投入されて、最終的にどの焼却灰にどれくらい入ったかを管理することが果たして可能でしょうか。というより、そんなことにどれほどの意味があるのでしょうか。はっきり言ってムダです。
もちろん処理方法によってはしっかり管理できる場合もあるでしょう。だからといって、すべての廃棄物に一律適用するのは無意味です。処理業者さんの本音は、「そんなもんわかるわけないから、テキトーにやるしかないじゃんか」です。こんなコメントあちこちで聞きます。事実程度の差こそあれ、処理業者さんはみんなエイヤーでやっています。
しかも、書類上きれいに紐付けされていれば、実態を反映しているかどうかはわかりっこありません。立ち入りしても行政は文句のつけようがない・・・つまり書類さえ整っていれば、取り締まれないのです。
それでも現地確認では、これについて聞くことにしています。そうすると、業者さんがベストを尽くしているか、そうでないかがある程度わかります。法律ですから完全に無視するというのも問題ですからね。これでもって遵法意識や誠実さ、在庫管理の方法を知ることができます。
■□守れない制度は見直しましょう□■
しかし、紐付けのように守っても意味がない規制、守れる人が7割に満たない制度は、明らかに制度そのものの見直しが必要です。みんなが守れなくっても、いざというときに行政処分を出せるようにそのままにしておく、なんて理由はナシです。
紐付け制度をやめて、中間処理業者の管理コストが下がることで、どれほどの社会的コストが削減されるでしょうか。そうすれば、少しは処理費が安くなるかもしれませんね。。。
・・・おまけ・・・
そうそう、どんなにこの紐付け管理が大変かをわかるためには、アミタのマニフェスト実務セミナーがもってこいです。(目的はそれだけではありません、念のため)
よかったらご参加ください。
■□紐付けをやめてしまう□■
それは、「2次マニフェストの紐付け制度をやめてしまう」です。なぜならこの制度は、机上の空論でしかないからです。バッチ式でない限り、大型の処理施設になればなるほど紐付けは非現実的になります。
考えても見てください、って、わかってる方が多いかもしれませんが、、、例えば例えばこのような焼却炉のピットを見てみてください。横須賀市南処理工場
これは一般廃棄物の施設ですが、産業廃棄物でも同様の施設だったとします。誰から受け取ったどの廃棄物が、いつピットに入って、いつ焼却炉に投入されて、最終的にどの焼却灰にどれくらい入ったかを管理することが果たして可能でしょうか。というより、そんなことにどれほどの意味があるのでしょうか。はっきり言ってムダです。
もちろん処理方法によってはしっかり管理できる場合もあるでしょう。だからといって、すべての廃棄物に一律適用するのは無意味です。処理業者さんの本音は、「そんなもんわかるわけないから、テキトーにやるしかないじゃんか」です。こんなコメントあちこちで聞きます。事実程度の差こそあれ、処理業者さんはみんなエイヤーでやっています。
しかも、書類上きれいに紐付けされていれば、実態を反映しているかどうかはわかりっこありません。立ち入りしても行政は文句のつけようがない・・・つまり書類さえ整っていれば、取り締まれないのです。
それでも現地確認では、これについて聞くことにしています。そうすると、業者さんがベストを尽くしているか、そうでないかがある程度わかります。法律ですから完全に無視するというのも問題ですからね。これでもって遵法意識や誠実さ、在庫管理の方法を知ることができます。
■□守れない制度は見直しましょう□■
しかし、紐付けのように守っても意味がない規制、守れる人が7割に満たない制度は、明らかに制度そのものの見直しが必要です。みんなが守れなくっても、いざというときに行政処分を出せるようにそのままにしておく、なんて理由はナシです。
紐付け制度をやめて、中間処理業者の管理コストが下がることで、どれほどの社会的コストが削減されるでしょうか。そうすれば、少しは処理費が安くなるかもしれませんね。。。
・・・おまけ・・・
そうそう、どんなにこの紐付け管理が大変かをわかるためには、アミタのマニフェスト実務セミナーがもってこいです。(目的はそれだけではありません、念のため)
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