議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

食品廃棄物の不正転売防止に関する立入検査マニュアル

2017年01月12日 08時59分37秒 | 廃棄物事件簿
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一部の産業廃棄物協会くらいでしか紹介されていないようですので、
取り上げたいと思います。
もう少し注目されてもよさそうなもんですが・・・。

環境省HPで出ていないので、鳥取産廃協にリンクします。

食品廃棄物の不正転売防止に関する産業廃棄物処理業者等への
立入検査マニュアル
http://www.tottori-sanpai.jp/pdf/280711.pdf


個人的には、p.4の
 「食品廃棄物の形態としては、冷凍食品やレトルト食品のような、
 原料として使用した動物又は植物に係る固形状の不要物である
 動植物性残さ」
という謎の日本語が気になります。

何故こうなったのか、お分かりでしょうか。

動植物性残さは、施行令第2条で
 「食料品製造業、医薬品製造業又は香料製造業において
 原料として使用した動物又は植物に係る固形状の不要物」
と定義されています。

この表現にのっとっているのですが、冷凍食品やレトルト食品って
原料として使用するのでしょうか?それも、食品製造業で。
そんなわけありません。冷凍食品は、原料ではなく、製品でしょう。

ここで“冷凍食品”とは、ダイコー事件で横流しされたビーフカツを
指していると思われますが、事件では産業廃棄物として扱われて
いました。

しかし、定義をしっかり読めば、一度冷凍食品として完成したものは、
「食品製造業で原料として使用した」ものには、もはや該当しえない
ことは明らかです。
該当するとしたら、ビーフカツの原料として使用した、牛肉や小麦粉
などでしょう。つまり、横流しされたビーフカツは、そもそも
一般廃棄物として処理委託すべきだったのです。ただ、実態としては
この手の物は産業廃棄物扱いになっているケースがほとんどですから、
「実は一般廃棄物です。市町村に処理責任があります」
なんて話にしてしまうと、全国の市町村が困るので、産業廃棄物説を
保持したかったのでしょう。

ということで、意味不明な日本語になってしまったのだと思います。
とりあえずは苦肉の策で良しとしますが、どこかの段階でこの施行令の
文言を修正してほしいと思います。

例えば、他に習って
 「食料品製造業、医薬品製造業又は香料製造業に係る動物又は植物に
 係る固形状の不要物」
とかです。
“係る”がダブルのが気になりますが、今のままよりマシです。


他に気になったのは、

 「事前連絡なしで立入するべき」

と書かれているすぐ後で、

 「立入検査者は、事業場等の管理に責任を有する者及び技術管理者を
 立ち会わせて、立入検査等を行うこと」

と書かれている所です。事前連絡なして立入に行ったところ、
責任者か技術管理者のどちらかが外出中だったら、出直すのでしょうか。。。

ということで、ところどころ疑問がもありますが、立入に使える様々な
要素がたくさん盛り込まれています。
驚くべき内容ではないですが、備忘録としてはよいものだと思います。
ただし、量が多すぎて、これをすべてやろうとすると、行政とはいえ
大変でしょう(このマニュアルは立入検査をする自治体のためのものです)。

もちろん、排出事業者としても参考にはなりますが、全部はできない
と思いますので、そのつもりでご覧ください。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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豊洲で環境基準の79倍のベンゼン。当初の予定通り昨年11月に移転
しなくてよかったです。

建物の地下水ですから、害を及ぼすことは到底ありえないと思うのですが、
これまでの経緯からして東京都という組織がどこかで害を及ぼしそう、
安心できない、という懸念が生じるのも無理からぬこと。

しっかりと説明しつくして、納得してもらって、最終的には予定通り
豊洲移転するのがよいと思います。
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人材募集します

2017年01月06日 11時28分24秒 | ニュースクリッピング
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新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

早速ですが、私の勤務先のメジャーヴィーナス・ジャパン(MVJ、メジャビ)が
人材募集しています。
営業と現場作業の両方です。

業界最大手の2社の合弁会社ですし、環境問題で仕事をするのであれば、
これほど恵まれたフィールドはなかなかないはずです。

マイナビの掲載期間が1か月強です。
短期間ですので、ご興味ある方はお早めにエントリーください。採用側も
よい方がいらしたら、その時点で採用活動を終了するはずです。


■メジャビで働くということ
この会社で働く方は、産業廃棄物の処理と有価物の買取の両方をやることに
なります。実はこのようなことができる人は、日本でも稀有な先駆者的な
存在となるはずです。

産廃業界で仕事をしていると、スクラップの有価買取の見積など、
どうやったらいいのか全く分かりません。恐ろしくて手をだせません。
(私の実感)

逆に、スクラップ業界の方は、産業廃棄物の見積もりになれていません。

買取と費用請求とでは、そもそもの発想が違うため、両方の経験をしっかり
積まないと心理的な障壁ができてしまうのだと思います。

これまでは、スクラップ業者が産廃もやる、産廃業者が有価物の買取もやる、
という、どちらかに軸足を置いた会社がほとんどでした。

メジャーヴィーナス・ジャパンは、両方に軸足(親会社)を置いています。
その意味では、資源循環の世界で幅広く活躍できる人材になれるはずです。

ということで、是非エントリーのご検討をお願いします。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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マイナビで募集しています。

Googleで「マイナビ スズトク」で検索したら、グループ各社の求人が
ぞろぞろ出てきます。広報もSEも募集しています。

1月には、過去に私のセミナーに参加されていた超有名企業の環境担当者
だった方が、スズトクホールディングスに転職してきました。
スズトクには人が集まってきています。

産廃に関わりをもっていらした方ももちろん、スクラップ業界の方も、
排出事業者も、経験ナシでも人物重視ですので、是非どうぞ。
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今年を振り返って

2016年12月28日 00時19分58秒 | コンサル日誌
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今年は、正月明けにアミタに転職する旨申し出たのがスタートでした。
18年間お世話になったわけですから、今年最大のイベントだったと
言えるでしょう。

その直後の、ビーフカツの横流し事件は、業界を揺るがす大事件でした。
世間ではココイチに同情票が集まりましたが、業界仲間の間ではココイチの
責任を問う声が主流なのですが、はてさて。。。

4月の転職後からは、実は結構事情が違うスクラップ業界を見聞し、
目から鱗が落ちまくりました。
さらに、小型家電リサイクルを半年担当し、工場、自治体の実情も
生の声を聴けましたし、国の認定制度の申請実務に携わりました。
その合間で、人材募集もしました。

10月からはメジャーヴィーナス・ジャパンという
「和製静脈メジャーになるぞっ!!」という会社に出向になりました。
これまでのキャリアで最も工場に近い場所で仕事をすることになったの
ですが、なんと収集運搬業の許可申請をしました。一生やることはないと
思っていたのですが、何事も自分でやるのが一番勉強になります。
今は、非常に興味深い内容のコンサルをやらせていただいていて、
しばらくはこれで手一杯です。
来年は、工場にもっと関わることになるはずです。

あんなに沢山やっていたセミナー、講演は、ほんの少ししかやりません
でした。
これは、たぶん来年以降は少しずつ増えると思います。

そして結局、ニュースレターが年内には出せず、心残りで申し訳ない
思いと焦る気持ちで一杯です。


<今年の総括>
お気づきになったかもしれませんが、今年はあれこれと沢山の勉強を
させていただきましたが、実は生産的なことは何も成し遂げていない
のです。

こんなことでいいはずがありません。

来年は、成果を出していく年にしたいと思います。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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来年は、廃棄物処理法改正ですね。

過去10年ほどの間、各種リサイクル法や通知で、廃棄物の定義、区分に
ジャブを入れる規定がありました(以前、環境新聞でも散々書きました)。

今回、「すき間」つまり有価物に規制が入るのは、廃棄物処理法本体へ
与えられる初めての直接的な衝撃です。
どんな頑丈な堤防でも、小さな穴から崩壊が始まる、ということで、
5年後の大改正に向けたよいきっかけになるのではないかと期待しています。

では、皆様よいお年を。来年もよろしくお願いします。
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廃棄物処理法改正のパブコメ出ました

2016年12月26日 09時02分14秒 | ニュースクリッピング
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廃棄物処理制度専門委員会、前回15日の委員会を傍聴しました。多少の
コメントはありましたが、大幅な変更はなく、すんなり20日にパブコメが
出てきました。

http://www.env.go.jp/press/103385.html

■注目の第一点目は、
「(2)マニフェストの活用 イ 電子マニフェストの普及拡大」です。
電子マニフェストのシステムを改善することで、ビーフカツ横流し事件
のような不適正処理防止の切り札になる、的な論調が当初ありましたが、
私の周囲の人は軒並み懐疑的です。

それでも、今回の報告書案では、

 「電子マニフェストシステムへの不適正な登録・報告内容の疑いの
  検知や、関係業者への警告に資するよう同システムの改善を行う」

とされています。
さて、どうなるのでしょうか。

いずれにせよ、これをきっかけにマニフェストシステムの総点検をしている
ので、その結果が楽しみです。個人的には、紙だろうが電子だろうが、
単なる書類に過度な期待をしているのは、現場の実務を知らない方々の
夢想に過ぎない、という意見です。
「事件(誤魔化し)は現場で起こっている」のですから。

そして、電子マニフェストの義務化論です。これまで特管か多量か、
どちらかからスタートできないか、という話がありましたが、どうやら
特管+多量の両方の場合に、何らかの形、例えば努力義務的な感じになる
のではないかと思います。

そんなの困る、という方はコメントを出してください。委員会でも散々
くぎを刺されていましたので、パブコメは影響力あるかもしれません。


■次は、大したことではありませんが(失礼)、
「(5)廃棄物処理における有害物質管理の在り方 ア情報提供」です。
メインはWDSの運用強化です。また様式が変わるかもしれません。

■最大の注目は
「(7)廃棄物等~ 
  ア有害特性を有する使用済み物品の健全な再生利用の推進」
でしょう。
いわゆる、「すき間」と言われているところです。

使用済電気電子機器等が雑多な物と混ぜられた金属スクラップ
(雑品スクラップ)の規制です。私の勤務先がスクラップに強い
というだけで「最大の注目」と言っている訳ではありませんよ。

廃棄物である可能性すらないものに対してまで、廃棄物処理法の
規制が初めて(たぶん)及ぶかもしれないのです。

先行事例として参考にされている鳥取県条例はこちらです。
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1018919/manual.pdf

鳥取では、使用済物品回収業の届出制度や保管基準の適用、
違反時の行政処分や罰則があるようです。

とりあえず、業を営む側への規制にしか言及がありませんが、
だからと言って委託する側に、何の責任も課せられないとは
言い切れません。
仮に法的義務がなかったとしても、排出者としてはこれまでとは
違う配慮が求められるべきでしょう。
それどころか、現地確認で業者選定をしている産廃業者より、
スクラップ業者との取引のほうが怪しげな可能性が高いかも
しれません。

ということで、スクラップの売却先であっても、現地確認と
契約書の作成くらいはする心づもりでいるべきでしょう。

そして問題は、雑品スクラップだけではなく、どうやら不起訴処分
となった大同特殊製鋼の事例からもわかる通り、有害であっても
有価売却であれば規制ゼロ、という現状です。
これはよい機会ですので、一緒に何とかしたいところです。
http://www.sankei.com/region/news/161223/rgn1612230012-n1.html

■(8)優良な循環産業の更なる育成
これは、優良認定の話ですが、基準の見直しと、優良業者への
優遇措置の検討などなどがあります。これも、ご要望があれば
コメントされてもよいでしょう。

■長年の懸案事項として
(11)廃棄物処理法に基づく各種規制措置等の見直し

 ア 親子会社間における自ら処理の拡大
があります。

同じ工場内の親会社が子会社の廃棄物を処理する場合、自ら処理
として業許可不要としてほしい、という話です。
条件が厳しくなると意味がなくなるので、関係される方は、
自社の状況とそれを踏まえた条件案を出してもよいでしょう。
個別の会社の事情だからと言って、遠慮しなくてよいと思います。

 イ 許可申請等の負担軽減や合理化
も、毎度テーマに上がっていますが、どうでしょうか。
普段から思っている不満があるなら、今言うしかありません。

■自治体による解釈の違い
(12)地方自治体の運用
ということで、自治体間での情報交換をしましょう、という話ですが、
グレーゾーンについての解釈の共通化をして、文書化してもらえれば
ありがたいところですが、さてさてどうなるでしょうか。

どっかのコンサルを挟まないと難しいかもしれません。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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■番外編〜卒業基準〜

EUの動向にも影響されているのでしょうか、廃棄物が廃棄物で
なくなる場合の卒業基準を作ってはどうか、という提案が委員会で
ありました。

私としては、卒業だけでなく、そもそも廃棄物ではないモノの
リストが欲しいです。この辺を明確に、しかも有価・無価に
とらわれずに整理できれば、それだけで資源循環は効率化する
と思います。

よく考えると、今回の「すき間」規制は、
「これは廃棄物だよ」リストに近いです。

この辺が徐々に変わっていくと、10年後には廃棄物処理法は
全く違う法律になっていたりして。

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転職後初のセミナーを実施します

2016年10月11日 11時29分07秒 | ニュースクリッピング
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アミタからスズトクホールディングスに転職したのが今年の4月、
今まで公開形式でのセミナーをやっていなかったのですが、
ようやく1回目を実施します。

一応お金を頂戴しますが、セミナー単体での収益を目的としているわけでは
ありませんので、価格は抑えています。


有価物をメインに扱う業界へ移ったことで、これまでに思いもよらなかった
ことが見えてきました。似たような業界だと思っていましたが、結構アレコレ
反対になっています。有価・無価の違いは、思ったより事業内容に影響を与えて
いますが、それがかえって共通の問題を見えにくくしている、そんな感じです。
そのような気付きも踏まえ、ビーフカツ横流し問題の次に来るであろうテーマ
について考えたいと思います。

自ずから、転職を決意した背景についても、少しは触れることになる
でしょう。

共催するブライトイノベーションの荻巣さんのお話しも、注目に値します。
私は初めて聞く話だったので、正直驚きました。私の話とも内容的に
リンクしていますので、お楽しみに。

パンフレットはこちらにあります。または、こちらのブライトさんのHPをご覧ください。


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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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荻巣さんは、CO2の最先端の動向を踏まえたうえで、廃棄物や有価物の処理
リサイクル委託に問題提起していただけます。処理委託とCO2の動向がこんなに
早く関わってくるとは、思っていませんでした。

乞うご期待!!
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大栄環境さん、ヤマトホームコンビニエンスさんと

2016年10月03日 16時44分47秒 | ニュースクリッピング
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議論de廃棄物の読者の皆様、こんにちは。
お知らせがいくつかあります。

まず、突然ですが、
10月1日付でメジャーヴィーナス・ジャパン株式会社(MVJ)に
出向になりました。(ヴィーナスというのは、静脈のことです、念のため。)

これまでの大手町の東京サンケイビルにも席は残りますが、
今後は下記の事務所にいる割合が増えます。

メジャーヴィーナス・ジャパン株式会社
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町1-8-1SRビル9階
TEL:03-3526-3381

スズトクホールディングスと兼務ですが、MVJに徐々にウェイトを
移していく方向です。それに伴って、小型家電のライン担当は離れます。

もちろん、ニュースレターはやりますので、ご心配なく。
ただ、ウェブの方の準備がなかなか進まないので、予定が組めないのですが。。。
お申込みは下記からお願いします。
http://www.suzutoku.co.jp/ho/news/newsletterentry.html


それと、ご存知の方も多いかもしれませんが、大栄環境さんと
ヤマトホームコンビニエンスさんと一緒に、小型家電の回収を
始めました。本日、10月3日付けです。
http://www.suzutoku.co.jp/ho/koden/solution/solution_yhc.html
http://www.suzutoku.co.jp/ho/news/index.html
http://www.008008.jp/topics/pdf/20160928_press_release.pdf

ちょうど入社から半年を過ぎたところですが、本当にいろんなことが
起こります。
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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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つまりは、これまで以上に大栄環境さんとの絡みが増えるということです。

それだけでなく、スズトクでは7社提携をしておりまして、
その関係で、7社のうちの一つ、エンビプロさんの子会社の
ブライトイノベーションさんとセミナーを共催します。
私も話しますので、よろしければここからご覧ください。


転職後、不特定多数の方にお話しするのは、これが一回目になります。

お知らせばかりで申し訳ありませんが、取り急ぎ近況報告だけは
させていただければと思い、発行しました。
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本を出しました

2016年08月26日 12時19分07秒 | 日経エコロジー
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議論de廃棄物の読者の皆様、こんにちは。

全く音沙汰がなく申し訳ありません。

ニュースレターを出すという話が、レターを出しただけでは
コンテンツがネット上に残らないので勿体ないという話に発展し、
その結果ウェブサイトを立ち上げることになりました。

そのため、ニュースレターの発行はおそらく10月以降にずれ込みます。
すみませんが、もうしばらくお待ちください。

そうこうしているうちに、転職後に持ち上がった出版企画が先に進んで
あっという間に出版されました。

事件に学ぶ 廃棄物処理法
日経BP社


主に、私が過去に日経エコロジーに連載した記事をまとめています。

軸となるのは、廃棄物関連のトラブル、リスク事例を取り上げている
最近の連載と、廃棄物処理法Q&Aからの人気記事、ダイコーのココイチ
ビーフカツ横流し事件の特集記事です。

有名な企業の事件を中心に展開しているところは、他の廃棄物処理法の
解説書とは大きく違うところです。それに、知っている会社が多いはず
ですので、身近に感じるはずです。

経営者、管理職の方が廃棄物リスクについて学ぶ際の教材として、
さらに、これから廃棄物管理を学ぶ初心者の方の意識喚起のためにも、
使えると思います。“類書なし”と言っていいのではないでしょうか。

■セミナーでも使うネタです
廃棄物処理法の解説セミナーでは、このような事例をイントロダクション
として紹介してから、法の解説をすることが多いです。
経営者向けのセミナーでは、事件の部分だけを話すこともあります。

セミナー事務局さんがよく言うのは「参加者を脅してください」です。
そんな時は思い切り脅してしまいますが、もちろん書籍での表現は
マイルドになっています。マイルドにした部分については、皆さんの
想像で補ってくださいね。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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今週末、地元でお神輿を担ぎます。

天気が良くなさそうですが、かえって助かります。

気温37度でカンカン照りの中でお神輿を担ぐのは
大変ですから。
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転職してほぼ2ヶ月が経ちました

2016年05月13日 00時52分50秒 | コンサル日誌
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議論de廃棄物の読者の皆様、こんにちは。

前回の転職のご挨拶から、2ヶ月少しが経ちました。
「ニュースレター出します!!」などと言って読者登録をお願い
したにもかかわらず、ここまで全く音沙汰なく申し訳ありません。

グループ22工場、小型家電の委託先がさらに22工場、業務提携先を
含んだらどれくらい工場、事業所があるか分からないのですが、
ようやくグループ22工場の半分強に訪問したところです。

スクラップの業界は産業廃棄物の世界とはやはり違うことが多く、
毎日が新しい刺激で一杯です。とはいえ、産業廃棄物も扱って
いますし、同じ資源循環の業界でもあります。
有価物の世界にフィールドを拡大しながらも、これまでの知識、
人脈が生かせるので、やれること、やりたいことだらけです。
早くも「誰か手伝いに来てくれ~!!」という気持ちです。

5月いっぱいかけて足元を固めて、そろりそろりと足を踏み出そうと
思います。環境新聞の連載でも言っていますが、有価だろうと
無価だろうと、産業廃棄物だろうと一般廃棄物だろうと、
区別のない資源循環の世界を作るのが一つの目標です。

ニュースレター開始まで、まだまだもたつくと思いますが、私の
気まぐれな個人ブログではなく、会社としてやるものですので、
必ずやります。

ということで、まだの方は是非ご登録を。

■スズトクホールディングスのウェブページより
ニュースレター(無料)のお申し込みを受け付けしておりますので、
是非ご登録お願いいたします。
http://www.suzutoku.co.jp/ho/news/newsletterentry.html

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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2回連続でただの近況報告だけでは申し訳ないので、転職を期に気付いた
ことをお知らせしたいと思います。

■有価物でも埋立アリ??!
スクラップなど、有価で売却したものは廃棄物としてカウントして
いないことが殆どだと思います。そして、「100%リサイクル」という
扱いにされていると思います。何せ、売れている=有価物なのですから。

しかし、有価で売れてもモノや、やり方によっては半分以上が単純焼却や
埋立に回ることがあります。そんなこと考えれば当たり前のことだったのに、
迂闊でした。もちろん、手間をかければ、リサイクルに回る率
が増えます。
排出される側としては、有価物のリサイクル率などほとんど意識して
いないのではないでしょうか。

同じ物なのに、
○売却=無条件でリサイクル率100%
●処理費払う=リサイクル率を確認
なんて、ナンセンスだと思いませんか?

さて、あなたの会社のゼロエミッション、有価物の焼却・埋立処分の
実態をきちんと把握して、カウントしていますか?
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堀口より、転職のご挨拶

2016年03月31日 18時16分47秒 | 余談コーナー
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議論de廃棄物の読者の皆様、こんにちは。

本日3月31日をもちまして、アミタ株式会社を退職します。
4月1日より、心機一転スズトクホールディングス株式会社にて
働くことになりました。

これまでお世話になったアミタの社員、クライアントの皆様には
深く感謝しております。ありがとうございました。

今後は、小型家電リサイクルに関わりを持ちながら、国、自治体、
研究機関、企業など幅広い関係者と一緒に、リサイクル事業の開発を
していくことになりました。

経済成長が鈍化する中でも、現代社会は大きく変化しています。
そのような変化に合わせて、高度で安心できる資源循環ビジネスを
展開をして参る所存です。長期、短期のいずれでもお困り、お悩みを
お持ちの場合は、是非ご相談いただければと思います。

■セミナー等について
個別企業へのサービスは基本的に実施しないことになります。
ただ、業界団体や自治体などが主催する不特定多数の方を対象としたセミナーは
広報、営業活動の一環として今後も継続したいと思います。
雑誌連載などの執筆活動も、継続いたします。

一方、アミタはこれまで通りセミナーやコンサル事業を継続
しますので、引き続きよろしくお願いします。

■スズトクホールディングスについて
鉄スクラップ業界の最大手として、産業廃棄物業界も巻き込んだ
業界再編に動いている企業です。


■ニュースレターについて
スズトクホールディングスのウェブページより
ニュースレター(無料)のお申し込みを受け付けしておりますので、
是非そちらへのご登録もお願いいたします。
http://www.suzutoku.co.jp/ho/news/newsletterentry.html

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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アミタでは、18年間いろいろな経験を積ませていただきました。
本当に良い会社だったと思いますので、後ろ髪引かれる思いですが、
思い切って新しい世界に飛び出すことにしました。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

本メール転送、拡散、シェア大歓迎です。
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ビーフカツ横流し事件の排出事業者責任について

2016年02月04日 13時32分08秒 | 廃棄物事件簿
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廃棄食品を処理業者に横流しされてしまった場合に、
排出事業者は廃棄物処理法違反に問われるのかという
ご質問をいくつも頂いていますので、解説したいと思います。

■処理委託時に気を付けること
排出事業者は、産業廃棄物の処理委託をする際には、
①委託基準と②マニフェストの他、不法投棄などがあった場合に
受ける可能性がある③措置命令(行政処分)に気を付けなければ
なりません。

■ケース設定
それでは、
「処理委託したものが、横流しされてしまった」
という場合で、不法投棄のような環境への悪影響は発生していない
ものとします。

まず、委託基準(契約書作成)とマニフェスト等の基本的な違反は
なかったものとします。

①委託基準=シロ
②マニフェスト=シロ

しかし、処理業者のホームページを確認せず、条例で義務化されているのに
現地確認もやっていないとしましょう。しかも、処理費はやたら安い。
これは、注意義務違反を問われて③措置命令を受ける可能性はあります。
詳しくは、「行政処分の指針について」のp.29の「第9」をご覧ください。


さて問題は、そもそも横流しが③措置命令(行政処分)の対象になるかどうか
です。

■措置命令の発出の条件
措置命令発出には、「違反+生活環境への支障」のセットが条件です。

「委託基準違反」(法第19条の5)
「マニフェスト違反」(法第19条の5)
「注意義務違反」(法第19条の6)

のどれかに該当していることと、
さらに、

「生活環境の保全上の支障」

が発生しているか、その恐れがある場合に措置命令が出ます。

■措置命令の可能性は?
今回のケースは、委託基準とマニフェストは大丈夫だけど、注意義務違反に
引っかかるかも、とご心配かもしれませんが、大丈夫。

横流しでは、生活環境に支障は発生しません。
(食品の安全や衛生は、生活環境とは違います)

従って、③措置命令(行政処分)を受ける可能性は全くありません。

つまり、今回の事件では、排出事業者は廃棄物処理法上は何の罰則も、
行政処分も受けることはありません。
しかし、今回は、横流しということで生活環境に支障は生じませんが、
もちろん、これが不適正処理なら支障が生じますので、誤解なきよう。

■リスクマネジメントの問題
今回の事件は、廃棄物処理の問題というより、リスクマネジメントの問題です。
普通の産廃ではないのですから、普段の処理委託と同等の管理ではダメなのです。

ダイコーについては、横流ししたのに、処分したとしてマニフェスト報告をした
(虚偽記載)ことで捜索を受けていますが、そっちは本丸ではないでしょう。
実際、警察は不正競争防止法違反の方向で動いています。

では、排出事業者には責任はないのか?
確かに、マニフェストの虚偽報告があったのに措置内容等報告書の提出を
していなかったのですが、虚偽だったなんて分かりっこありませんから、
そこは違反とは考えません。

したがって、法的には責任を問えないかもしれません。
被害者といえば、被害者ですしねー。
もちろん、実は担当者は横流しされることを気付いていた、というのであれば
共犯になるかもしれませんが、仮にそうだとしても立証は難しいでしょう。

違反は問われなくても、ブランドリスクではあったはずです。
マニフェストは、何もないよりマシ、という程度のものだと認識すべき
かもしれません。
そうだったとしても、マニフェストに問題があれば突っ込むべきですが、
普通は虚偽記載を見抜くことはできないでしょう。
では、鵜呑みにするのか、ということですが、その都度疑っていたのではキリが
ないです。基本記載は正しい前提でやるしかありません。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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なお、今回のビーフカツは産業廃棄物の動植物性残さという扱いでした。

・施行令第2条第4号(動植物性残さ)
 食料品製造業、医薬品製造業又は香料製造業において原料として
 使用した
動物又は植物に係る固形状の不要物

厳密に言えば、原料として使用したモノだけが産業廃棄物で、いったん
食料品になったモノが廃棄物になったとしても、産業廃棄物ではありません。
一般廃棄物です。

ダイコーは一般廃棄物の許可を持っていないでしょう。
そうなると、壱番屋は無許可業者への委託になるので、思いっきり
違反(委託基準違反)になります。
もちろん、ダイコーも違反(無許可営業)です。

でも、これの適用はできないでしょう。

なぜなら、ほとんどの会社で、この手の物は産業廃棄物として
処理しているからです。もし、これを一般廃棄物だとすると、
全国の一般廃棄物処理がひっくり返ります。

はい、この話は聞かなかったことにしてください。
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