毎週金曜はベーシックインカムの日です。
さて、ベーシックインカムは環境配慮型のライフスタイルを推進するのでしょうか。
私は「本当は誰もが環境に配慮した生活をしたいと思っているはず」と考えています。それができない理由として、「環境問題に対する認識が甘い、意識が低い」という点が挙げられますが、「①忙しくてやってられない」、「②金がかかる」という点も大きいと思います。
①忙しくてやってられない
なぜ忙しいのでしょうか。人それぞれだと思いますが多くの場合、最近のキーワードを使うなら「ワークライフバランス」の問題だと思います。
何かの本に、「職場の上司が『辞めれるもんなら辞めてみろ』という雰囲気で長時間労働を強いている」との証言が載っていたことを覚えています。もちろん、金の問題とは別に、周囲からの期待や職場の雰囲気から長時間労働をしてしまうこともあるかもしれません。しかし「失業したら大変だから、残業が多くても今の仕事にしがみついていたほうがよい」という理由がかなり大きいと思います。
リストラ後の就職難に途方にくれる中高年、若年層の失業問題は「失業したらヤバイ」という恐怖感を我々に与えています。
もしベーシックインカムを導入すれば、最悪解雇されても大丈夫という安心感から、労働者と企業がいまより対等に話し合いができるようになるはずです。結果として人材の流動性が高まるはずです。これは労働条件の悪い会社にとっては困ったことですが、労働条件がよい、やりがいのある仕事を提供している会社にとってはよい話です。よい会社には今以上によい人材が集まってくるでしょうから。
その結果、長時間労働を拒否しやすくなり、ワークライフバランスが改善されるはずです。そうすれば自ずからスローライフ、NPOや地域社会での活動、ボランティアなどへの参加=環境配慮型のファイルスタイルが推進されるはずです。
②金がかかる
ワーキングプアといわれる方々や生活保護を受けている方々に、「海外から長距離輸送されてくる農作物は安くても環境負荷が高いから買うのをやめましょう、変わりに国産の無農薬野菜を買いましょう」とはとてもいえません。
ベーシックインカムを導入すれば(給付水準にもよりますが)、経済的不安からある程度解放されます。社会全体の雰囲気も変わってくるのではないでしょうか。そうすれば、環境にやさしい商品なら少々高くてもいいか、と思える方が増えると思います。
もちろん、「環境にきちんと配慮するとコストが上がる」という社会の仕組みに問題があるのですが、いわゆる環境コストの内部化についてはまた別の機会にでも取り上げましょう。そういえば、環境税の議論が本格化してきましたね。
さて、ベーシックインカムは環境配慮型のライフスタイルを推進するのでしょうか。
私は「本当は誰もが環境に配慮した生活をしたいと思っているはず」と考えています。それができない理由として、「環境問題に対する認識が甘い、意識が低い」という点が挙げられますが、「①忙しくてやってられない」、「②金がかかる」という点も大きいと思います。
①忙しくてやってられない
なぜ忙しいのでしょうか。人それぞれだと思いますが多くの場合、最近のキーワードを使うなら「ワークライフバランス」の問題だと思います。
何かの本に、「職場の上司が『辞めれるもんなら辞めてみろ』という雰囲気で長時間労働を強いている」との証言が載っていたことを覚えています。もちろん、金の問題とは別に、周囲からの期待や職場の雰囲気から長時間労働をしてしまうこともあるかもしれません。しかし「失業したら大変だから、残業が多くても今の仕事にしがみついていたほうがよい」という理由がかなり大きいと思います。
リストラ後の就職難に途方にくれる中高年、若年層の失業問題は「失業したらヤバイ」という恐怖感を我々に与えています。
もしベーシックインカムを導入すれば、最悪解雇されても大丈夫という安心感から、労働者と企業がいまより対等に話し合いができるようになるはずです。結果として人材の流動性が高まるはずです。これは労働条件の悪い会社にとっては困ったことですが、労働条件がよい、やりがいのある仕事を提供している会社にとってはよい話です。よい会社には今以上によい人材が集まってくるでしょうから。
その結果、長時間労働を拒否しやすくなり、ワークライフバランスが改善されるはずです。そうすれば自ずからスローライフ、NPOや地域社会での活動、ボランティアなどへの参加=環境配慮型のファイルスタイルが推進されるはずです。
②金がかかる
ワーキングプアといわれる方々や生活保護を受けている方々に、「海外から長距離輸送されてくる農作物は安くても環境負荷が高いから買うのをやめましょう、変わりに国産の無農薬野菜を買いましょう」とはとてもいえません。
ベーシックインカムを導入すれば(給付水準にもよりますが)、経済的不安からある程度解放されます。社会全体の雰囲気も変わってくるのではないでしょうか。そうすれば、環境にやさしい商品なら少々高くてもいいか、と思える方が増えると思います。
もちろん、「環境にきちんと配慮するとコストが上がる」という社会の仕組みに問題があるのですが、いわゆる環境コストの内部化についてはまた別の機会にでも取り上げましょう。そういえば、環境税の議論が本格化してきましたね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます