JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

KH0でのリニアアンプ

2024-05-08 14:15:24 | 無線
 曇り空の一日です。薄日が差すかなと思ったのは短い時間で、外気温も19度ほどしか上がっておりません。
 お空の天気も冴えませんが、その上の電離層も太陽黒点数の割にはハイバンドも含めて全く冴えません。いくつかのペディションが終わったせいかもしれませんが、このまま夏枯れということがないことを望みます。

 さてKH0には重い荷物も気にせず、超過料金まで払って2台のリニアアンプを持っていきました。結論としてほとんど活躍しませんでした。
 1台はSPEの1.3K、もう一台はサムエーのDXV600Lでした。

アンテナがSTEP IRのバーティカルの時だけ使用可能で、ほかのインチキアンテナでは内臓のTUNEを働かせても十分SWRを落とせないため使えませんでした。
 重量も軽く、小さな電力でプッシュしても十分なパワーを作り出すのは優れたアンプでしたが、やはりLD MOS特有の中途半端なパワー制限ができないというのは使い辛さがありました。
 多くのペディションに持っていかれるのは当然だと思いました。

 サムエーのDXV600Lも電源込みで考えると重量もほどほどでスーツケースにも収まりますので良かったのですが、使うアンテナのSWRが適当だったため手動のチューナーが欲しかったです。持参したMFJの994Bがうまく働かなかったため活躍の場がほぼありませんでした。手動のチューナーがあればよかったと、何度も悔しい思いをしました。
 
 リニアアンプがほとんど使えなかったのですが、トランシーバー内臓のATUでTUNEが取れたため、ベアフットの運用をせざるを得なかったのです。交信相手からもらうレポートを見ているとベアフットで十分だったようです。もちろんもう少しパワーがあれば、もっと多くの局に呼ばれたかもしれませんが、ベアフットでEUからもWからも結構呼ばれた気がしております。
 
 事前に南阿蘇での準備キャンプで、MFJ-994Bでもなんとかなるという結論を得たのでしたが、どうもそれが裏目に出たようです。多くの機種を作っているMFJが生産ストップを発表してしまうし、とんでもない円安のこの時期どうしようもありません。ペディに出かけるのであれば、自動ではなく、無理の効く手動のチューナーを持つべきと今更反省しております。


 
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