JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

逃げ足が速い6mのDX

2018-05-31 10:36:45 | 6m
 今朝の6mはWが沢山見えておりました。久しぶりのWのOpenでしたが、
結局残念ながら交信にはいたりませんでした。
 JA中で見えていますから、コールする局も多く、大変な競争で一番遠い九州は
不利です。運よく拾ってもらえればというはかない望みも全く通じない過酷な
6mの世界でした。

 昨日の午前中はローカルが9M6NAとFT8で交信したので、その交信が終わるタイミングで
コールしたのですが、とってもらえません。9M6NAの信号も突然見えなくなってしまいました。
 UP DOUNのはげしいQSBがあるようで、しばらくすると再びWaterFallが濃くなって
見えてきました。この見えなくなっている間も他エリアの局とは交信できているのです。
 再び強くなってきたタイミングで拾ってもらえました。
160mでもよく経験する私はこの入ってくる電波がめまぐるしく、あちらこちらを駆け回る
現象をミラーボール現象をかってに名づけています。

 まるでミラーボールの回転によって、光がぐるぐる駆け巡るように電離層がミラーボール
のようにJA中に電波を照射している感じです。
 とくに6mでは反射波がとんでもなく強いことがあり、うまくタイミングが合えば驚くほどの
レポートをお互い交換できることがあるのは面白いです。

 WSJT-Xが最新版を発表したので早速ダウンロードしておきました。
 これまで評価版を使っていた局はこの最新版wsjt-x-1.9.0に置き換えるように
呼びかけています。
 こちらからダウンロードできます。

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GDPRの影響がじょじょに

2018-05-30 18:03:17 | 無線
 5月25日より効力を発行しだしたEUの新しい情報規正法GDPR
(General Data Protection Regulation)日本語では「EU一般データ
保護規則」と訳されます。GDPRについてはこちらを参照下さい。

企業が対象かと思っていたのですが、アマチュア無線界も他人事では
なさそうです。
 今日送られてきたHamQTHからのメイルで個人情報によるルールを
改めるとOwnerのOK7ANが言っております。
 確かにこのHamQTHの私のページをみると

 これまでと違って多くの情報が隠されております。
 
 WEBを探せばいろいろな情報が得られたので、便利だったのはもう過去のものに
なってしまうのかも知れません。
 個人の名前、住所、メイルアドレスなどが隠され、簡単に情報が入手できなるの
でしょうか。
 すでにSNS関連でもその対策に苦慮していると新聞などで報じられておりますが、
いよいよアマチュア無線の世界にも波及してくる恐れは大のようです。
 EU域内の関連サイトだけでなく、EU以外のサイトでもEUに関係するものも含まれ、
違反するとおっそろしく高い罰金が待っているようです。

 一度便利なインターネットの世界を経験している身にとっては、今後どのように
変わらざるを得ないのかが心配です。

 アマチュア無線での交信はたとえ相手がいても秘密には当たらないというのが
これまでの通説だったと思います。
 電波法では通信の秘密、その存在も他言してはならないと定められておりますが、
これにはアマチュア無線は含まれないと思っていましたが、今後はプライバシー
の保護ということから、このあたりもしっかり見直していかなければならない
のかも知れません。
 私のこのブログ上でFT8の交信状態の画像を貼り付けており、その中には当然
多くのコールサインが認められます。
 普段は何気なく掲載しておりますが、もし俺のプライバシーを何で明らかにした
かと訴えらレたらと思うと怖くなります。
 これまでのようにこのあたりはゆるい世界であって欲しいと思うのですが
どうなんでしょうかね。

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久しぶりの6mFT8のDX

2018-05-29 10:02:57 | 6m
 今月から始まった毎週月曜日の6mSSBの大分6mロールコールは毎回沢山の
局がチェックインしています。
 大分県のみならず、熊本、愛媛などの局も参加してくれてにぎやかです。
 普段はおとなしい(音無しい)大分の空にもこんなにたくさんの局がまだ
無線を楽しんでいるとうれしくなります。

 昨夜はロールコールが始まる20:30より前にリグの前に座り、FT8を見ておりました。
 5の局などがUN6Tをコールしておりますが、もちろんこちらでは見えません。
 長いQSBがあるようで、しばらく見ていたらー13で突然見えてきました。
 あわててコールを開始しましたが、再び信号は見えなくなりました。
 久しぶりに見えたDX局です。DX局といってもしょせんUN6ですからASです。
 驚くほどのDXではありませんが、方向としてはEUのすぐ手前です。

 ロールコールにチェックインして、UN6Tのことを話すとキー局のJA6LPWは
ちょっと早い時間に交信出来たとのこと。

 そこで中座してふたたび503131を聞いていると、UN6Tが再び見え出しました。
 6の局と交信しているのがよく見えます。73が送られるタイミングでちょっと下で
コールすると応答がありました。11:40UTCのことでした。
 その後信号ははどんどん強くなり+3までになりローカルなみになってきました。

 そろそろ本命の6月です。この調子で本格的なEUのOpenが期待されます。
 満を持している多くのJAがSTBYしている雰囲気がする最近の6mFT8です。
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LoTWで追加申請

2018-05-28 14:40:42 | DXing
 今日早くも入梅が宣言されました。
 今日の天気は小雨、時々曇りの梅雨らしい天気です。
 
 なかなか6mのマルチホップが出てくれませんね。
 もう今年初めて5Bと交信して1週間も、何も聞こえてきません。
 国内はときどきEsが発生しているようです。

 さて3月の西ハムの時にフィールドチェックで追加申請していたのですが、
一向にCredit Splitが送られてきません。とっくに処理は終わっているようですが、
Credit Spiltが到着したら、LoTW上でPendingになっている追加分を申請しようと
思っていたのですが、到着しませんので、昨夜LoTW上でZ60Aを含む31を申請に
切り替えました。
 これで再び#1に無事復帰できるでしょう。

Application Fee $5.5
Credit Split Fee $2.0
LoTW Payment
Credit fee (31×0.12) $3.72

Total $11.22
でした。

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総通へローバンド拡大のパブコメを出そう

2018-05-27 10:44:09 | 無線
 現在、総務省が意見募集(パブコメ)を行っております。
 期限は6月25日までです。
 意見公募対象は「平成29年度電波の利用状況調査の評価結果」

 この意見募集の結果を踏まえ、総務省は平成29年度電波の利用状況調査の
評価案について速やかに電波監理審議会に諮問し、結果を公表する予定。

 調査の結果はアマチュア無線のローバンドについては「26.175MHz以下の
周波数帯」として集計されております。

 それによれば本周波数帯について、全体の約98%がアマチュア無線(317,622局)
で利用されている。アマチュア無線HFは減少傾向にある一方で、
アマチュア無線LFは増加傾向にある。その他無線システムについては、
大半の電波利用システムは減少傾向にあるが、路側通信(特別業務の局)MF等
は増加傾向にある。

 と評価しています。

 詳しい事はアマチュア無線のローバンドの周波数を広げたいと組織された
一般社団法人日本ローバンド拡大促進協会のHPを参照していただければ幸いです。
拡大促進協会ではすでに総合通信基盤局に対して意見の提出を実行したり、
無線局の運用状況を調査したりと活躍しております。

こちらのHPにいろいろな資料がありますが、近隣諸国にローバンドの周波数区分
をみても、いかににわれわれは不自由な状態に置かれているかがわかります。
 特に80mBandの細切れは、いまだに表を見なければどこからどこまでが使えるのか
わからない状態です。
 80m帯は船舶無線、海上保安庁、ラジオブイなどに非常に細かく割り当てられており、
ほとんどが名前だけで権利維持のためだけで実際には使っていない状態です。
 
 いきなりパブコメを提出しようといっても、何をどう書けばいいのか
さっぱりわかりませんが、「書き方見本」が先の拡大促進協会のHPに
掲載される予定だそうですから、それを参考に少しアレンジするなりして
署名して提出いただければ結構だと思います。

「1.9MHz帯、3.5MHz帯の拡張を希望する」の簡単なコメントでもいいので
パブコメとして送れば、十分声として届くでしょう。
 
 数多くのアマチュア無線の意見として評価に影響を与えたいものです。
 いまは物言う勢力が世の中を動かしています。
 そろそろわれわれも声を出そうではありませんか。

 本来であればわれわれの団体であるJARLが音頭をとって盛り上がれば
いいのでしょうが、当局との衝突を極力避けていこうとする現在のJARLの態度では
望むべくもないことでしょう。

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S01WSの複数同時送信

2018-05-26 16:55:26 | FT8
 コンディションはすでに夏模様の感じ、20mが深夜よく開けております。
 今朝は寝苦しくて、3時過ぎに目覚めました。そのまま寝るのもつまらないので
ワッチをはじめました。
 20mにFT8がこんな時間にもかかわらず、EUやAFが見えております。
 しばらくみておりましたら、S01WSがCQを出しております。すでに交信済みですから、
みておりました。


 何局かがコールしております。
 なんとS01WSは同時に3局にレポートを送っております。


 WSJT-Xの最新バージョウンのPedition Modeとはちょっと様子が違います。
 Pedi Modeでは呼び出すところは1159ではなくもっと低いところがFOX用の周波数のはず。


 呼び出すほうの局の周波数もPedi Modeのように900以下に吸い寄せられることもありません。


 また送信している内容もそれぞれの局に対して適切なものを送信しております。

 送信機を2台使っているのかとかの意見も見かけましたが、3局同時に送信しているとなると
まさか送信機3台というのもどうでしょうか。

 何か新しいソフトが存在しているのか、いずれにしても珍局だから、同時に沢山の
局から呼ばれ、多くの局にサービスできる点では結構なことです。
 新しいソフトが存在するにしても、JAのような雑魚には必要ない運用方法でしょう。
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インターフェイスの不調

2018-05-25 16:44:46 | FT8
 YAESUのサービスへSCU-17の修理に送ったがまだ無しのつぶて。
 かわりに昔購入していたJN2AMD製のインターフェイスを使っておりましたが、
PCを入れ代えたりしているうちにPTTは切り替わるが、送信しない現象に悩まされ
あれこれチェックをしておりましたが、PCのヘッドフォン出力は間違いなく出ています。
 インターフェイスのAUDIO回路をチェックしてもどこもおかしくはなさそう。 
 もしかしたらインターフェイスのAUDIO回路に入っている電解コンがダメに
なっている可能性がありそう。

 一番左のワイヤーの間にあるのが疑わしい電解コン。ところがこの基盤が
ケースから取り出せない。

 そこで急遽FT-5000の背面にあるAFSK用のAUDIO入力用の端子に直接PCのヘッドフォン
出力を接続するコードを作成してみました。
 AUDIOの音量調整はPC側でALCが振れない量に調整してOKでした。

 しかしSCU-17を使用していたときは、CATも問題なくOmni-rig経由で接続でき、
JTDXからLogger32のUDP経由で交信ログを手渡すことができ、すばらしいシステム
が出来上がったと思っていたのですが、SCU-17を修理に出して以降、どうもFT8の
システムがうまく働きません。
 JTDXにしろWSJT-XにしろOmini-rigを認知しません。したがってCATが動作しません。
 止む無くいまはRIGはnonにして、PTTがUSBで切り替えております。
 JTDXはLogger32のUDPとのやり取りができないと文句をLOG入力のたびに言います。

 今一度ゆっくり全システムを構築しなおさねばと思っておりますが、はたして
どうなりますか。
 NECのデスクトップ(i5,32bit,Win7Pro)でLogger32をこれまでは問題なく
動かしておりましたが、最近はやたらとフリーズしてしまいます。
 HDDの空きを増やしたりしているのですが、どうもうまくいきません。
 メモリーも6Mつんでいるのですが、32bitのため無駄になっているようです。
 
 何かが調子悪くなると連鎖で不調がおきてきて、脳の活性化にはいいかと
おもいますが、いい加減にして欲しいです。
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15mFT8のKE8BII 強いが

2018-05-24 11:24:43 | FT8
 午前中15mをのぞいてみると東南アジア方面が開けていました。
 XZ2Aもー02で見えておりました。

 飛びぬけて強い信号がKE8BIIで+13で飛びこんできております。
 JTAertはUSA MIと表示しておりますが、まさかこの時間にこんなに強く来る
はずはないだろうし、ほかにはまったWの局は見えません。
 取りあえず交信しておきました。

 その後、多くの局と交信を続けております。そのためGRIDを確かめることが
出来ませんでしたが、やっとCQを出してくれてGRIDがOM82と表示されました。
 JTAlertで表示された彼の名前で中国の人だろうと推測しましたが、GRID OM82は
はまさしく中国です。でもJTDXはU.S.Aと表示しております。
 QRZ.comの彼をチェックすると

 せめて時々KE8BII/B6なりB6/KE8BIIと表示してくれればと思いました。

 LogはKE8BII/B6と修正しましたが、LoTWではマッチしないかもしれません。

FT8の文字数制限でこの辺りにも不便さがありますね。
 先日も40mで知り合いがJH1と交信しているのを見かけ、メイルで国内同士の
交信は御法度だといらぬことをいいましたら、あれはDU1/JH1だったといわれ
とんだ赤恥をかいてしまいました。こちらではDU1/が見えなかったものですから
こんなことも起きますから注意が必要です。
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40mJT65のH44SHDのカード

2018-05-23 14:29:34 | 6m
 DXCC ChallengeのAward Creditsで40mのH4をチェックするとH44IOかCFM
されていると表示されますが、仕様しているLogger32でチェックすると
H44IOという局とは交信していないので、おそらくDXCC DESKの入力間違いだと思います。

 この空き升を埋めるべく2016年12月にJT65で交信できたH44SHDのカードを
いただこうとOP本人のHB9SHDにSAEを送りました。
 彼のQRZ.COMをみると$はいらないよとか書かれていましたが、まあ念のためにと
1$を同封して出しておきました。

 返ってきましたカードがこれ。

 良くネット上で見かけたカードです。

 カードとともに1$も送り返してくれました。入っていたメモに

 NO Money need
  its a Hobby not a business

と書かれておりました。
 良心的なRemoに感謝ですね。

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6mFT8で5B4ALJと

2018-05-22 10:24:50 | 6m
 昨日の午後、6mでEUが開けているようで、多くの局がSV,UT7,5B4などの比較的
東ヨーロッパの局をコールしていました。
 しかし例によって大分ではどこも見えてきません。
 
 3時40分すぎに5B4ALJが突然ー19で見えてきました。このシーズン初めて目にする
5Bのコールサイン。
 もちろんコールを始めました。

 無事に拾ってもらえました。

 電離層の傾き加減でこちらにも電波が落ちてくるのが実感できます。
 北の地方のように長い時間電波が落ちているところが羨ましい気持ちで、
いつもモニターを眺めていますが、もうちょっと反射の角度がこちら向きになる
ことは自然のなせる業ですから、兎に角チャンスが来ることを待つしかありません。

 ところでFT8を見ていると、しばしばFT8の帯域の倍の幅のwaterfallで8本に分かれて
みえるのを見ることがあります。
 何か新しいModeの電波かな、しかも15秒でFT8に同期しています。
 あれこれ調べてみましたが、この正体不明の電波はなにかはわかりませんでした。
 昨日は6mでも見かけました。
 幸い6mではモニターに現れる信号も少なく、画面をコピーした時は1局のみの
状態でした。

 途中から当該の電波はQSYしましたが、それに伴い幅の広い軌跡も移動しており、
モニター上で見えるこの幅の広いwaterfallはハーモニックスを表示していることが
分かりました。
 この幅のwaterfallを拡大すると8本の信号がある事がわかります。

 HF Bandでもしばしば見かけますが、これが自分の受信機内の混変調によるものか
PC内で作られているのか、送信元が一緒に発射しているのかは不明です。
 同じ局がDECODEされて複数表示されることはよく見かけますが、
waterfallにはコールサインがつきませんから、これまでこれは何だろう、
新しい電波形式かなと疑問に思っておりましたが、高調波だということが分かりました。


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