3月18日。東北自動車道は一部通行止めでしたが、マイカーを走らせ東京方面からや岩手からの参加者が無事集合、秋田駒ケ岳の男女岳1,637mを目指しました。
今日は南西から南岸低気圧が近づいているため、高層雲がべったりと張り付いています。
標高670mのビジターセンター「アルパこまくさ」から歩き出します。
標高1,300mの八合目小屋が見えてくる頃には、樹氷の張り付いたダケカンバやナナカマドなどの灌木になり、あたりは白と黒の世界。
気温はー5℃。風も弱く穏やか。小屋で休憩し、さらに上を目指します。
振り返るとひときわ高い岩手山が霞に浮かんでいました。
連休最終日に予定している乳頭山も良く見えました。
1,500mを越えるとアルパインエリア。無木立の世界。
八合目小屋から上部は普段風当たりが強いので雪面は硬い。クランポンは必須。
標高1,530mの阿弥陀小屋が見えてきました。
秋田岩手エリアは、要所要所に避難小屋がありとても有り難い。
さて、山頂はすぐ目の前です。
丘のような男女岳。なんだか白砂糖の山に群がるアリ🐜のようです。
阿弥陀小屋から40分ほどの登りです。
標高1,637mの男女岳山頂です!標高差およそ1,000m、約4時間半の登行でした。
後方に男岳、眼下には田沢湖が見えています。
3月14日までのクラストに載った45㎝の締まった雪は安定していた。
山頂からのダウンヒルを楽しむ!と言いたかったが、なんせこのダークライトで雪面の凹凸が不明慮。慎重に滑走した。
5年振りの山頂からの滑降でした!
さあ、低気圧が近づいているので風が強くなる前に滑り降ります。
下山口のアルパカこまくさ付近まで来ると、後ろには先ほど山頂に立った男女岳が見えていました…。