南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

紅葉トレッキングガイド その2

2023-10-31 19:28:52 | 

10月も下旬になりますます秋は深まりつつあります。

早朝、朝日を浴びる尾白山も紅葉の色と相まって赤く染まっています。

畑周りの山も紅葉が進んでいますよ。

さて10月27日は東京・神奈川からSさんとMさんにお越しいただき、会津側から裏那須の流石山を目指しました。

途中、観音沼森林公園の駐車場からは足元の紅葉と遠く雲海が望めましたよ!

この時期10月31日までは、日暮の滝展望台から先は工事で通行止め。林道終点まで約50分歩くことになります。

さ、登山はここからスタート。

元気なお二人は林道を快適に歩き出します。

鏡ヶ沼分岐を過ぎると、ミネカエデが散りばめられた古道を行きます。

ここは歴史ある会津中街道でもあるのです。会津から大峠を越え三斗小屋宿を経て江戸までの道。一時は会津藩の参勤交代にも使われたそうです。その石畳みの一部や一里塚が今でも見られます。

標高1,400m付近はすでに紅葉は終わり、冬支度のブナの疎林となります。

急に樹木が無くなり先が明るいなと思うと、一気に大峠です。

標高約1,460mの大峠。新旧の石仏が見守っています。栃木福島の県境でもあり、太平洋日本海の分水嶺でもあります。

大峠から東側には、これから向かう流石山方面が良く見えています。

笹の細い登山道をぐいぐい登ると、後ろには大きな三本槍岳が見えていました。

南には三斗小屋温泉の源泉蒸気の向こうに、大きな荒々しい那須茶臼岳がぼこっと構えていました。

急な登りが終わると、あとは気持ちの良い稜線歩きです。

目指す流石山はもう目の前。奥には大倉山・三倉山などの1,800mクラスの稜線が続いています。

お疲れさまでした~!歩き出して3時間20分、標高1,813mの流石山(ながれいしやま)山頂です。

先に続く大倉・三倉山への稜線。次回はぜひあそこを目指したいですね。

お昼は和泉屋トマトの卵スープ。これもなかなか好評でした!

さて、今日の天候は下り坂予報。さっそくガスが沸き上がってきました。帰りを急ぎましょう。

雨に降られる前に来た道を急ぎます。

林道まで下りると、まだ秋の装い。

ここから駐車場までは紅葉を楽しみました!

駐車場のある展望台からは豪快に落ちる日暮の滝が良く見えていました。

SさんMさん、この度もお越しいただきありがとうございました!

2023-24 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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2023-24 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

2023-10-25 20:18:39 | テレマーク

みなさんお元気ですか~!

今年も続々と初冠雪や初雪の便りが届き始めましたねー

ということで、テレマークスクール&スキーガイドの和泉屋AK.Tは来るシーズンも南郷スキー場や南会津山域をベースに開催します!

今シーズンもいい雪が降りそうな予感…、南郷スキー場は12月23日オープン予定です!

今シーズンのテレマークスクールは、バックカントリーを目指した少人数の和泉屋基本レッスン、実践レッスン、お客さまのご希望とレベルに合わせた個人レッスンを中心に行います。

また、ご希望により初心者から楽しめる宮床湿原ツアーをはじめ、体力&滑力必須の会津駒ヶ岳や三ッ岩岳のバックカントリーツアーおよび講習も企画いたします。どうぞご相談ください。

今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

詳しくはこちらから ⇒ テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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紅葉トレッキングガイド その1

2023-10-22 19:39:33 | 

いよいよ奥会津地方も紅葉シーズンに突入しました。

今回は夏のトマト冬のテレマークともに常連さんのTさんKさんにお越しいただきました。

21日は西高東低の気圧配置。夏よりも冬の降水量が多いここ奥会津では、この気圧配置になると当然雨や雪となります。

今日は焦らず気になる名所めぐり。

東武鉄道にゆられ昼前に会津田島着。駅前のキチパンで美味しいパンを購入し、昭和村大芦へ移動。

お昼はファーマーズカフェ大芦屋で新そばを頂きました。そして向かったのがここ玉梨とうふ茶屋。知る人ぞ知る秘境の豆腐屋さん。絶品の高級青ばと豆腐は有名だが、我々はここの豆アイスクリームに惚れ込んでいる。

がしかし、今回も品切れで味わうことが出来なかった…。残念!

さて次に向かったのは、ここも知る人ぞ知る国内でもたった数か所しかない天然の炭酸水の湧き水。

すごくないですか?普通、炭酸水といったらお店で売ってるペットボトルの人工炭酸水ですよね。

でもここは天然の炭酸水が地下から湧き出ているのです!

コップに入れて飲んでみると…。ほのかな酸味とシュワっと微炭酸。感動です…。

古くから天然炭酸鉱泉として有名らしく、海外ドイツにも輸出していた歴史があるようです。一度は衰退してしまったものの、平成になりボトリング工場が整備され再び販売出荷されはじめました。国内まれな天然炭酸水。ぜひ現地でお試しを。

さて、次は明日のブナ森紅葉トレッキングに備えて只見町ブナセンターで予習です。

この施設、入館料大人310円にしては安すぎるくらいの展示の細かさ奥深さ満載です。自分も山に関わる生活・仕事をしているけども、ここに来るとほんと勉強になるし気持ちがくすぐられるのです。

今回の企画展示は「只見のトンボ」。またこのマニアックな調査報告・写真が気になってしょうがない。ほんとはもっと何時間も居たかった!

さあ、明日は天候回復を願いながら布沢恵みの森へ。

2日目の22日は、只見町の布沢恵みの森へやって来ました。

ここは深山奥山とは言い切れない、集落奥に続く往復3時間程度のトレッキングコースなのですが、侮れない自然環境が広がっているのです。

時雨気味の小雨が降る中、雨対策をしてスタートです。

沢にそって歩くこのコース、長靴が必携です。

渓筋の紅葉も鮮やかを増していました。

沢沿いの森はブナやサワグルミ、トチなどの大木が林立しています。たかだか標高500mの森とはとうてい思えません。

倒れた大木はコース上であってもそのまま放置。

やがてキノコ類や微生物によって分解され土へと帰るのでしょう。

昨日のブナセンターが室内の解説展示ならば、この森は現地の解説展示そのものです。

下ノ滝を越えると穏やかな滑床歩きとなります。

お昼はいつもの和泉屋トマトスープ。腹ごしらえの後はまた元来た道を戻ります。

KさんTさんこの度もお越しいただきありがとうございました!

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10月20日 今日の畑

2023-10-20 23:18:49 | 里山の暮らし

畑のほうは、少しずつですが収穫の合間に片付けを始めています。

今はもっぱら通路マット収納や誘引クリップ(支柱キャッチ)外し作業です。

片付け作業と並行にこの時期は紅葉トレッキングガイドの仕事もぼちぼち始まります。

まずは下見へ。

只見布沢の恵みの森

まだ少し紅葉は早いですが、沢を歩きながらの明るい森も良いものです。

こちらも只見の浅草岳。

麓に広がるブナ森はこれからが紅葉の本番。

今は標高1,300m付近がちょうど見ごろです。

さて、これからの週末は紅葉トレッキングガイドも始まります!

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10月15日 今日の畑とヒヤッと舞茸

2023-10-15 20:18:14 | 里山の暮らし

今日は日曜日。本州を縦に並ぶ低気圧が通過中で昨夜から雨本降り…。

こんな日は濡れるのがいや。今日の作業はお休みです。

ですが…、先日12日のリベンジ舞茸の時に、実はもう一か所で小さな赤ちゃん舞茸を見つけていたのです。

それが気になって気になってどうしょうもない!

トマト作業は濡れるのがいやなくせに、舞茸狙いとなると濡れるのも苦にせず山に来ちゃいました。

森はしっとりと濡れ、葉を打ちつける本降りの雨音だけが聞こえています。

今年は競争率の高いこの界隈。あの日から天気の良い週末を経ているので、おそらくは誰かに見つけられて採られちゃったでしょう。いや、意外と誰も来てないかも…。

あまり期待すると無い時のショックが大きいので、採られて当然。有ればラッキーと言い聞かせ、一本のナラ老木へと濡れた枝葉に顔を撫でられながら向かった。

そしてこの老木の根元に…、

あ、有りましたー!

良かった~、この期間誰も来なかったのね。待っていてくれた舞茸ちゃん。

これが3日前の姿。それなりに大きくなっていました。

他にも中型の株がいくつかあり、

今回も十分な量を頂けました。感謝いたします…。

写真の舞茸が結構形が崩れぼろぼろ気味。実はちょっとしたアクシデントが。

ずぶ濡れになってでも採れた舞茸に不快感より快感が勝り、ウハウハとアホ面で山を下りてきたのですが、

沢筋に下りるちょっとした崖で、支えに掴んだ灌木がぼっきり折れ、ふわっと約3mの鉛直落下。

目の画像がぐるりと一回転。沢床へぎゃふんと落ちてしまいました。幸い顔・頭は打たずでしたが、右足がズキッと…。

その後、歩けたので単なる打撲で済みましたが腫れた患部に熊の胆液を塗り養生中です。

舞茸はまあちょっと崩れましたが無事でした!

ブログを書いている今になって首から肩、膝がむち打ち症状になってきました。

山で気の緩みダメですね。難場での安全確認、これから始まる紅葉ガイドの前によい薬になりました。

コメント (2)
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