南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

トマト育苗、始まりました~

2019-04-29 19:02:04 | 里山の暮らし

まだまだ骨組みだけのトマト畑。

世間は10連休に入ったみたいですね。この辺りの桜は今が満開です!

寒の戻りで満開期間延長のソメイヨシノ。2~3月のあの暖かさから猛烈な春の早さを予感させたが、結局のところ冬春の帳尻が合ってきた感じ。

それにしても、サクラの全力満開はやはり迫力があるな~

さて、畑ではトマト育苗にむけてポットの土入れ作業。

大量のポットに土を入れる作業を、一つ一つやっていたらいつ終わるか分からない。なので、このようなポット土入れ器を使うのだ。

ひとまず2,800ポットの土入れ完了!

数日後のトマト苗を待ちましょう。

少し時間が出来たので、妻と次男の三人で神社のある裏山へ散歩。裏山はこの時期、春の花が豊富なのだ。

カタクリがちょうど見ごろだ。種から花が咲くまで約7年を要するこの植物。光を独占できる今がカタクリのチャンス。花を咲かせたかと思えば、夏前には葉っぱもろとも姿を消す。セミみたいなやつだ。

線香花火を逆さまにしたような花、ショウジョウバカマ。

種でも増えるけど、このつやつやした葉の先端からもクローンを増やす、可愛いくせにしたたかな花。

神社の石段の隙間に根を下ろすウスバサイシン。

なぜにこんな根本に花を咲かせるのか分からないが、よくみるとラフレシアみたいなグロい花だ。でも、好きだ。

日当たりのいい場所にはイワナシも。地べたに咲くこの花は、草ではなく樹木の仲間。実は食べられるらしいが、まだ味わったことはない。

遠くから見ると木の枝にティッシュが引っかかってると見間違う花、タムシバの花。

別名ニオイコブシというだけあって、芳香が強い。熊が春にこの花を食べ始めると肉が芳香剤臭くて美味しくないので、熊打ちの先輩たちはこの花が咲き出すと熊猟をあきらめる。

ユキツバキの茂みに何かいる!

静かによーく見ると、冬毛から夏毛に変わる途中のノウサギだった。

鉄砲もって山に行くとなかなか居ないくせに、散歩となるとひょっこり出るもんなー。

4月28日にトマト苗がやって来ました。アルバイトのみなさんとポットへ仮植します。

さあいよいよトマト育苗が始まりましたね~!

こうなると、もう遠くへはお出かけは出来ません…。トマトモード全開です!

コメント (2)
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半スキーから半農へ…

2019-04-17 18:57:05 | 里山の暮らし

南会津流、半農半スキー。

今シーズンも後ろ髪惹かれながらスキー板を納め、トマト栽培への準備を細々と始めることになりました。

今シーズンもテレマークスクール&スキーガイドにお越しくださったみなさん、本当にありがとうございました。私は観念して農業に気持ちと身体を切り替えます!

みなさんは、ケガに気を付けて残りのシーズンを楽しんでくださいね。

裏の山には今年もフクジュソウが咲いています。

さて、まずは育苗ハウスの準備です。新しい屋根ビニールを掛ける作業。

本当は残雪のあるころやりたかった作業ですが、今年は雪が少なくそれが出来ず今になってしまいました。

新しいビニールを屋根に載せて広げます。

ま、こんな感じで育苗ハウスを作り上げていきます。

今年は長男が地元高校に入学しました。次男は中二になりました。子供たちを独立させるまで、トマトとスキーでなんとかがんばります。今年は昨年よりももっといいトマトがとれるよう!

南会津に住んでいれば、狩猟も半農半スキーのうち。

今年も先輩猟師と一緒にクマ猟へ向かいました。

クマの猟場へ、ひたすらツボ足の急登。

クマの足跡を追跡したが、獲物に合うことは出来なかった。

また別の日に、先輩猟師と南郷の奥地に分け入る。

標高は1,000mほどだが、まだ4月17日にして積雪は1mもある。

だるまブナの前で休憩。

まだ雪が多く、クマは歩き回っていないようだ。

新入りの自分はまだ一つも獲物を授かっていない…。

こずえの上に大きな月。月も農業には重要なのです。

今年こそ順調にいきますように…。

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