南会津流半農半スキー 和泉屋AK.T

夏は南郷トマト農家、冬はテレマークスクール&ガイドの和泉屋AK.T~~
南会津流半農半スキーのブログでーす!

8月16日 今日の畑

2022-08-15 20:20:53 | トマト

いや~久しぶりのブログ更新となってしまいましたね。まあ、毎年のことです。ご勘弁くださいませ。

この時期はトマト収穫最盛期、そして今後の収入を左右するとても大事な時期に当たるのです。

簡単にご説明しますと、トマト収穫よりも後半の収穫に向けての育成管理がとっても大事な時期。一日のスケジュールは、

午前5時~10時は収穫と選果場への搬送。午前10時から12時はトマト管理作業、昼12時から午後1時半は昼食と休憩、そして和泉屋トマト箱詰め出荷、午後1時半から午後6時はトマト管理作業…と、約10時間は畑に居ることになります。

なもんですから、家に帰ればもうくたくたなのです。パソコン開いてブログ更新する気力もなし…というのが言い訳なのです。

収穫が始まってやっと1ヶ月が経ちました。今は5段目のトマトが取れ始めました。10月末ごろには10~11段目のトマトを収穫することになるので、そろそろ折り返し点という感じでしょうか。

収穫&選果場へ搬入したトマトは「南郷トマト」として京浜地区へ旅立ちますが、形が悪かったり傷がついたりした規格外品、いわゆる跳ねだしトマトは「和泉屋農園トマト」として常連のお客様の食卓へ運ばれて行きます。

その和泉屋トマトの受注・発送を一から取りまとめてくれるのが東京方面営業販売の敏腕部長・阪本さんなのです。

部長は自ら農園に通いつめ、トマト作業をサポートしながら和泉屋トマトを細かくチェック。現場第一主義の頼もしい部長さんです。

この夏も部下のMさんを引き連れてお盆の忙しい時期にお手伝いをしてもらいました。

さて、これからの時期。秋雨前線が活発になり低温多湿になってくると、トマト農家にとってもっとも恐ろしい灰色カビ病との闘いが始まります。

トマトという植物は生命力があるくせにとてもデリケートな生きものです。ちょっと栄養バランス崩れたり、水分バランスが崩れたりするとこのように葉が変色してしまいます。

こうなるとやがて茶色に枯れ、しまいには灰色カビの温床となってしまいます。

カビは強烈なもので、トマトのガクなど隙あらば入り込み商品として出荷出来なくなってしまうのです。

そうさせないためにも、1日10時間畑に引きもこもり、管理作業に没頭するのです…。

暦の上ではもう残暑の時節ですね。そういえばススキも穂を出し始めたし、田んぼの稲も穂が立ってきています。

ああ、まだ折り返し点かあ…。早く秋になんねえかな~

そういえば、こんな動画もありますよ⇒おいしさのカタチ

みなさま、どうぞ秋味トマトもご期待ください!

コメント
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