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3月18~20日 秋田岩手テレマークツアー 乳頭山・秋田駒編

2024-03-22 20:00:28 | テレマーク

3月18日。北東北は強い冬型。ひと気の無い平日の月曜日は乳頭山の森を目指します!

車道の雪壁をよじ登り、入山です。

今日はまるで真冬の景色。雪も降り続いています。

今日は乳頭の森でパウダーツリーランを充分楽しめそうだ。

2月までの少雪で当初このツアー開催は危ぶまれたが、3月から一変。2月と入れ替わったような天候が続き、この沢もブリッジが出来るほど盛り返した。

沢を渡る。

薄墨色のブナ森。ごうごうと風の音が鳴り響く。

標高を上げれば上げるほど雪は強くなる。

標高1,200m付近、ー8℃。視界もさらに悪くなり今回はここからパウダーを楽しむことにした。

昨夜のレインクラストはすっかり新雪に埋もれた。なんともラッキーなパウダーを楽しむ!

別な尾根にも登り返してブナ森パウダーを2ラウンド楽しむ!

乳頭パウダー最高です!

雪は一日降り続きました…。宿に着いたら温泉に直行。今日も満足の一日でした~。

3月19日。昨日の冬型は緩み、次の低気圧が近づく前に我々は今日も乳頭山を目指した。

昨日の降雪で山の雪はまたリセットされている。今日も楽しい予感が…。

ブナ森は華やいでいる。風下にあるこの森は特に美しい…。

昨日よりも標高を上げるとアオモリトドマツとダケカンバの混交林となり、徐々に開けてきた。山上の田代平湿原への期待が高まる。

ぽんっと、田代平湿原へ!今日は乳頭山も見えているぞ。

上空の雲は太陽光線を交互に遮り、スポットライトの当たるタイミングを見逃すまいとシャッターチャンスをうかがう。

それにしてもこの県境尾根は見晴がいい。

16日に楽しんだ三ツ石山が見えた。

秋田駒山群も見える。

眼下には田沢湖が。

景色を楽しみながら田代平山荘を目指す。

涙目になった面構えの田代平山荘。

ここでお昼の休憩とした。

小屋より上は風が常に強く雪面は硬い。クランポンを装着し登る。

この乳頭山は先達川沿いの風を一気に集める地形に有り常に風が強い。標高の割には森林限界が低くハイマツ帯になる。

気温ー7℃。山頂は目指さずここから滑ることにした。

しかし、いい雪はあるのです!

乳頭山はブナ森ツリーラン、湿原ハイク、スキー登山とツアーの要素がコンパクトに凝縮されている内容の濃い山です。

来年もまた来たいね!

帰りの滑りも言わずもがな。

沢を渡り、無事に下山。

今日の乳頭山もすっごく楽しめました!

泣いても笑っても最終日の3月20日。東北地方を通過する低気圧の影響で今日も雪。

千秋楽の今日はとある場所から秋田駒西斜面を目指す。

若いブナ並木。この辺りは乳頭エリアと違い森が若い。

例外なく新しい火山の山は尾根が平たく、沢は急激に深い。永い地史からみればまさしく浸食の途中なのだろうか。

渡る場所に苦労する。

標高1,000付近から楽しめそうな疎林となる。

今日は最終日。帰りの電車時間もあるし、半日程度のツアーとしたい。

標高1,120m付近から、千秋楽パウダーを楽しむことにした。

もう笑いが止まらない!

半日とはいえ、一日分のお彼岸パウダーを楽しめたのでした!

さて、これで5日間の秋田岩手テレマークツアーは無事に終了することが出来ました。

お招きいただいたSさんTさんAさんKさんYさんOさんFさんグループゲスト様、

お世話になった田沢高原ホテル様や関係者のみなさま、現地テールガイドK氏に感謝いたします。ありがとうございましたm(__)m。

3月25日  ⇒  テレマークレッスン@たんばらスノーパーク  ⇒  定員5名  ⇒  残り2名

コブや非圧雪の斜面でレッスンします! 料金9,000円(傷害保険代込み)

2023-24 テレマークスクール&スキーガイド和泉屋AK.T

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