イスラボンの競馬食べ放題

愛馬についてのあれこれを記録する日記です

レインフロムヘヴン、11着(ダンナ編)

2024-01-30 19:30:00 |  レインフロムヘヴン
1/27(日)東京競馬11R白富士ステークス(L)芝2000mに出走したレインフロムヘヴンは、残念ながら11着でした。

去勢手術明けの3カ月半振りで、馬体重は+4kg、454kgでの出走でした。
パドックでは、馬体のやわらかさもあり、去勢前よりも落ち着いていると感じました。
ただ、一緒に見ていた出資者のお仲間さんは、前脚の出を気にされていました。

映像で比較してみると、確かに前走の方が前脚がスッスッと出ているように見えます。
さすがです。
それに加えて、毛ヅヤが少し悪く、馬体がしぼんでいたかもしれません。

前走は、返し馬で藤岡佑介ジョッキーが持って行かれましたが、今回は問題なくキャンターに入りました。
これは、去勢の効果かもしれませんね。
ブリンカーからチークピーシーズに戻したので、そのせいもあったかもしれません。

状態はともかく、レース運びが残念でした。
外目の枠に行きたい馬が多かったのは分かっていましたが、その影響をまともに食らって、スタートで位置取りが最後方になってしまいました。
開催初日で前が止まらない馬場でしたから、この時点で万事休すです。

キング騎手が出していかなかったのは、9Rのゲートのトラブルの影響かとも思っていましたが、東京競馬場の芝2000mでの騎乗は初めてでした。
初めてなので出たなりで進めてしまったのかもしれまぜんが、トリッキーなコースですから難しかったですかね。

レースが終わってみると、外目の枠から積極的に位置を取りに行った馬が上位を占めました。
そんな中で、完勝したロードデルレイの強さが際立ちました。
最内からコースロスなくレースを進めたこともありますが、後ろ目の位置から上り33.2秒の脚を使って差し切っての完勝でした。

レインフロムヘヴン自身も上り34.2秒ですから、力は出しています。
でも、前残りの馬場で、最後方から大外を回したロスはかなり大きかったですね。

後から考えると、公式サイトに掲載された助手さんのコメントの通り、去勢手術明けで状態が戻り切っていなかったのでしょう。
ただ、パドックでの様子、発汗、返し馬を見ると、気性面では去勢の効果はあったはずです。
次走は東京開催まで待つのか、このまま続戦するのか、堀先生のジャッジを待ちたいと思います。

レインフロムヘヴン、ブービー

2024-01-28 15:49:57 |  レインフロムヘヴン
去勢の効果と良馬場に期待していたレインフロムヘヴンですが、11着という結果に終わりました。
パドックで見た感じでは雰囲気も良く、これならやれそうかなと思っていたんですけど。
でも、出資者仲間の方は「良い時よりは、ちょっと前脚の出が硬いかも」とおっしゃっていて、終わってみると、その見立てが正しかったってことですね。
さすがです。

まあ、開幕週で前が止まらない展開で、後ろの位置取りになってしまった時点で万事休すではありました。
レインフロムヘヴン、そこまで切れる脚があるタイプではないので、あそこからではどうやっても前までは届かなかったでしょう。
残念ですが、仕方ありません。

それにしてもロードデルレイは強かったです。
上がり33秒2ですから、1頭だけすごい脚を使って追い込んできたことになります。
今年の4歳牡馬は世代的にあまり強くないと言われていますが、古馬になってから本格化する馬もいますし、3歳時の成績だけでは簡単に評価はできません。
そんなこと言ってますが、私も戦前は「ロードデルレイの戦績は立派だけど、4歳世代だし、プラス12キロだし…」というところに、一縷の望みを持っていたんですけど(笑)。

とりあえず、10月のレース後に去勢をしてからまだ3カ月弱。
公式サイトのコメントでも「ここを叩いて、次は良くなってくれると思います」とありましたし、次走にまた期待したいと思います。

レインフロムヘヴン、4枠4番

2024-01-26 17:00:00 |  レインフロムヘヴン
1/27(日)東京競馬11R白富士ステークス(L)芝2000mに出走するレインフロムヘヴンは、4枠4番になりました。

中の偶数番枠で願ってもない枠ですが、外枠の3頭が先行するはずです。
それらをうまくさばいて、もまれずに良い位置を取りたいですね。

この中間に去勢をして、3カ月半振りの出走となります。
山元トレセンで話を聞いた限りでは、去勢の効果はかなりあったようですし、堀先生なら仕上げに抜かりはないでしょう。

鞍上はテン乗りのキング騎手ですが、レインフロムヘヴンにとっては最高のジョッキーだと思います。
気性の悪い馬でもポジションを取りに行って、その上で抑え込めるジョッキーでないと乗りこなすことはできません。

東京芝2000mは、これまで6戦で1、2、1、2、1、10着の成績です。
前走のオクトーバーステークスの10着は苦手な重馬場でしたから参考外ですし、今回は開催初日で良馬場です。
相性の良い舞台で、力を出せる条件だと思います。

相手関係は、出資馬のフレーヴァードが出走したウェルカムステークスで強い勝ち方をしたロードデルレイが強敵でしょう。
一昨年のウェルカムステークスで、レインフロムヘヴンがアタマ差で負けたバトルボーンも出走しています。

重賞で好走している馬がいる中で、どれくらいやれるのか楽しみです。
去勢手術明けですが、好走を期待しています。

レインフロムヘヴン、とうとう去勢

2023-10-24 09:01:21 |  レインフロムヘヴン
菊花賞は夏の上がり馬のドゥレッツァが見事に勝利しました。
ドゥレッツァを管理されている尾関先生は、ピュアブラッド(現役)とアルスアンティカ(未勝利引退)がお世話になっていることもあり、このブログにもたまに名前が登場しています。
ずっと書いていますが、本当に、真面目な人柄なんですよね。
慎重過ぎるほど慎重な先生で、なかなかレースの予定が決まらないのが玉に瑕ですが、馬第一で考えてくれていることが分かるので、我が家も信頼している先生の一人です。
その先生の初クラシック制覇なので、部外者の私も何だか嬉しくなりました。
おめでとうございました。

さて、菊花賞の話はここまでとして、本題のレインフロムヘヴンですが、調教やレース中に集中力が切れてしまうようになったことから、去勢に踏み切ることになったようです。
まあ、元々気難しいところのあった馬ですし、ここまでよく我慢してくれたなぁとも思います。
ホリー先生が馬具等も色々と試してくださった上にこの状況ですから、去勢でもしないと頭打ちになっちゃいますもんね…。

同じ堀厩舎で我が家が出資していたバリングラは、セン馬になってからもう1勝してくれました。
レインフロムヘヴンは来年で6歳。
調教の技術が進化しているとはいえ、競走馬としてはやはり6歳くらいまでが能力のピークでしょう。
このタイミングで去勢という変化を加えることで、勝負年である来年に、どこかでまた勝てることを期待しています。

それにしても、(堀先生の手腕も大きいですが)ここまで気性難のレインフロムヘヴンもオープン馬になっていますし、ドゥラメンテって、やっぱりすごいですね。
早逝が悔やまれますが、残された産駒の中から、きっと血はつながっていくのでしょう。
長く続けることで、それを見届けていけるのも、競馬の楽しみの一つだなと、この頃、特にそう感じます。

レインフロムヘヴン、10着(ダンナ編)

2023-10-16 21:00:00 |  レインフロムヘヴン
10/15(日)東京競馬11Rオートーバステークス(L)芝2000mに出走したレインフロムヘヴンは、残念ながら10着でした。
分かっていたことですが、ジョッキーを選ぶ馬ですね…。
テン乗りの藤岡佑介ジョッキーでは、厳しかったです。

最近、天気予報が当たらず、東京競馬場は昼過ぎまでものすごい雨量でした。
レースは重馬場で、それを言い訳にされるだろうと思っていましたが、その通りになってしまいました。
多少なりとも乾き始めた馬場ですから、東京競馬場は内をつくのがセオリーです。
実際、1、2着の馬は行ったきりでしたから、スタートで引いた時点で万事休すです。
進んで行かなかったとコメントしていますが、残念ながら前に行かせようと動かしたようには見えませんでした。

それは、返し馬の時点で分かっていたんですよね。
キャンターに下ろした瞬間から、見事に持って行かれましたし、ああなってしまうと多くの日本人ジョッキーはレースでは折り合いを気にしてしまいます。
外国人のトップジョッキーは、それを屁とも思わず、出して行ってガッチリおさえてレースを進めます。
これは、直線でヨーイドンのレースばかりを続けて来た日本競馬の弊害なのかもしれません…。

4カ月振りの出走で、馬体重は増減なしの450kgでの出走でした。
このレースからブリンカーをつけていましたが、あのレースの進め方では効果のほどは分かりませんでした。
調教で行く気を見せていなかったからこその着用でしたが、ジョッキーがテン乗りと考えれば、これもチグハグだったかもしれません。

パドックは、いつも通り、落ち着いていましたが、周回を続けるうちにじんわりと発汗して来ました。
堀先生はやる気がないとコメントしていましたが、パドックではそうは感じませんでした。
そして、それがあの返し馬につながってしまったんでしょうね…。
競馬は難しいです。

難しいといえば、その次の最終レースもですね。
逃げ切りが決まったメインレースを見ると、ジョッキーはみんな前の内を取りたくなります。
そうなると、逆に外から追い込みが決まってしまうものなんですよね。
本当に競馬は難しいです。