イスラボンの競馬食べ放題

愛馬についてのあれこれを記録する日記です

2024年3月牧場見学その6(アドラビーレ)

2024-03-25 19:00:00 |  アドラビーレ
アドラビーレは、公式サイトのコメントにもあったように、骨にヒビが入って調教をお休み中です。
でも、保存療法でいけるくらいの骨折で済んだのは、不幸中の幸いでした。
馬体重は454kg。



ここから1か月くらいは、ウォーキングマシンでの調整だそう。
運動していないせいか、厩舎の外に出したら、煩くなりかけたので、厩舎内で見学させていただきました。



でも、厩舎内見学になっても、暴れていましたけど(笑)。
引き手の方も、慣れたもので「はいはい、暴れないの」って感じだったので、これがラビーレのいつもの姿なんでしょう。

「この仔は、母父オルフェの影響がかなり濃く出ていると思います。」
気性もそうですが、見た感じも、イスラボニータ産駒というよりは、オルフェーヴル産駒って感じです。
「気性のこともあるので、距離は短距離寄りになるかもしれませんね。」



「元々、早くから移動するような感じではないですし、怪我のこともあるので、ゆっくりやっていきたいと思います。」
まあ、我が家は基本、ゆっくりめの仔が多いので、全然OKです。
今の日本は、夏の暑さが半端ないですしね。
中途半端な時期よりは、涼しくなって来てからの移動、デビューの方が馬にとっても良いと思います。

あ、そういえば、牧場の方って、調教を緩めている馬に対して「コンディションが上がっているので~」みたいな言い方をされるんですが、これ、中には勘違いする見学者の方もいそうですよね。
話の文脈でネガティブ、ポジティブのニュアンスはもちろん伝わるとは思いますが、字面だけでは真逆の意味に聞こえる言葉だったりするので、トラブルの元になったりしないかなと心配になりました。
会員みんなが良識のある人だったらいいんですが、中にはモンスター会員がいますから…。

40口の2歳馬近況(ラビーレ、骨折)

2024-03-13 09:49:43 |  アドラビーレ
ブログに書くのが遅くなってしまいましたが、3月初めに2歳馬の近況更新もありました。
この時期は順調なのが一番なのですが、アドラータの22改めアドラビーレは、骨折。
ちょっとテンションが下がりました…。

幸い、手術をするほどではなく、ヒビが入った程度ということで、保存療法で自然にくっつくのを待つようです。
イスラボニータ産駒、他の産駒に比べると、やっぱり骨折は多い印象ですかね。
化骨が遅いのか、それとも、身体の成長以上に気持ちで動いてしまう気性のせいなのか。
こればっかりは、産駒の特徴を見極めながら、育成を進めていっていただくしかありません。

ちなみに、ダイワメジャー産駒に喉鳴りが多いのは、よく知られていますが、個人的にはモーリス産駒も喉鳴りが多い印象です。
実際のところは、どうなんでしょうね。

アドラビーレ、ここで一旦小休止となるのは残念ですが、大事に至らなくて良かったです。
元々晩成タイプだと思っていたので、ゆっくり進めていってもらいましょう。

それにしても、アドラビーレ、“ー”がどこに入るのか、未だに自信が持てません。
「のだめカンタービレ」のイメージが強すぎるのか、「あれ、アドラービレだったかな」って思っちゃうんですよね。
今年の2歳馬11頭の名前の中で、私にとっては一番、難度が高いかも。
イスラボニータが一部で「ボニータ」って呼ばれていたように、「ラビーレ」って愛称で呼べば覚えやすそうなので、しばらくは「ラビーレ」呼びを続けることにします(笑)。

2023年10月牧場見学(アドラータの22)

2023-10-07 13:00:00 |  アドラビーレ
テスタオクローチェと同様、初期馴致中のアドラータ。
馬体重は448キロです。



テスタオクローチェについては、ヤバそうな雰囲気はあるものの、はっきり「ヤバイ」とまでは言われなかったのですが、アドラータについては「(気性が)ヤバイ」ときっぱり(笑)。
見た目からして、「ですよね!」って感じではあります。



見た目同様、「オルフェがすごく出ている感じがする」そう。
確かに、事前知識無しに馬を見たら、「オルフェーヴル産駒?」って思いそうです。
母父でも、こんなに色濃く特徴って出るんですね。
まあ、オルフェはつぶらな瞳なので、ギョロ目なところはイスラボニータっぽいんですけど。



これから先の競走馬生活において、人間に手入れされることを受け入れるために、馬房(※更新された公式サイトのコメントを読むと、もしかしたら馴致場っておっしゃっていたのかもしれません)の中で、指示に従って身体を回転させる練習をするようなのですが、反抗的なところがあって、上手く回れないことがあるそう。
「外で回す分には平気なんですけどね…。」
「狭いところで回されるのが苦手ってことは、小回りコースは向かないタイプかもしれませんね…。」
とりあえず、脳内では「自分を持っている」「強い気持ちがある」とポジティブ変換しておきます。



馬体的には、初仔にしては、がっしりとしていてひ弱さはあまり感じません。
母父オルフェに父イスラボニータなので、全体的にムッチリした感じで、ここにオルフェの体幹の強さとか、イスラボニータの筋肉の柔らかさとかが加われば、配合としては面白いと思うんだけどなぁ(ロックディスタウンの22も同じ配合ですよね)。

でも、気性がヤバイのは、ほぼ確定なので、預託予定厩舎も大事です。
我が家はあまり関西の厩舎には縁がないので、スタッフの方に石坂先生の印象を聞いて見たのですが、「特にクセのないタイプの先生ですかね」とのことで、メンタルやばめな仔の扱いが上手かどうかは、分かりませんでした。

あ、あとは、石坂先生、「あばれる君に似ている」そう。
西村淳也騎手といい、競馬界にはあばれる君似が多いんでしょうか(笑)?

2023年7月牧場見学(アドラータの22)

2023-07-22 18:04:30 |  アドラビーレ
牝馬2頭めはアドラータの22です。
馬体重は450キロ台(正確な数字を忘れました)ということで、こちらも順調に成長しています。


初仔ですが、立派です。


ピースバーグとは全然体型が違って面白いです。
同じ種牡馬でもこんなにタイプが違うんだなぁと。


「背中がゆったりした造りで、この仔は距離は長めでしょう。」
母のアドラータも長めの距離を走っていましたしね。


見学ツアーの時にも思いましたけど、気性は悪そうです。
でも、長めの距離を走るには、そういう頑張れる気性の方が向いているとのこと。

「お母さんのアドラータは、あまりオルフェーヴルっぽくはなかったんですが、この仔は母父のオルフェーヴルが出ている感じです。」
社台スタリオンステーションで、お父さんのオルフェを見てきた直後だったんですが、確かにそっくりです。
見学ツアーで見た時は、そこまでオルフェそっくりとは感じなかったんだけどな。
でもツアーの時に感じた「野性味あふれる」という印象は、父イスラボニータではなく、母父オルフェに由来するものだったんだなと思いました(笑)。

母父オルフェと父イスラボニータは、ロックディスタウンの22と同じ配合。
白老出身の種牡馬2頭の組み合わせですし、この配合から活躍する仔が出てきてくれると嬉しいです。