イスラボンの競馬食べ放題

愛馬についてのあれこれを記録する日記です

2024年3月牧場見学その7(アルディスティーノ)

2024-03-26 09:00:00 |  アルディスティーノ
アドラビーレとアルディスティーノは、同厩舎でした。
今回の見学では、アドラビーレもアルディスティーノも、たてがみを可愛く編んでもらっていました。
表面的なことなのかもしれませんが、なんか、ちゃんと手をかけてもらっている感じで、やっぱり嬉しいですね。



頓挫があったラビーレと違い、アルディスティーノは、順調に調教を積めている様子です。
馬体重は485kg。
テスタオクローチェの産駒は、気性が煩い傾向にあるようですが、「この仔は、ちゃんと言うことを聞いてくれます」とのことでした。
父イスラボニータになって、余計、煩くなるかと思いましたが、そうではなかったようで安心しました。



「この仔は、芝の中距離以上でしょうね。」
産駒傾向的にも、馬体的にもそうなのかなと思います。
中距離以上向きで、気性が煩いのは困っちゃうので、今のところ、メンタル面をこじらせていないようなのは、良かったです。



「テスタオクローチェ産駒は薄手の馬体の仔が多い」そうですが、10月に見学した時よりは、薄手なりに馬体に幅も出てきました。
「乗り込み量は豊富で、飼い食いも良いんですが、まだ良化途上かなぁ。右トモの一歩めの出が遅いんですよ」と解説していただきました。
やっぱりプロの方は、本当に良く見ていらっしゃるんですよね。
そういうプロの方に話を聞けるのも、牧場見学の楽しみのひとつです。



早く移動するタイプではありませんが、順調に成長しているなぁと思います。

イスラボニータ産駒の募集が始まるまでは、関西の厩舎にはほとんど出資してこなかったのですが、預託先の安田翔伍先生は、牧場の方からの評判もかなり高い先生のようです。
ここから先、安田厩舎に入厩してからも楽しみですね。

といっても、それはまだ先の話。
まずは、ここから先も、社台ファームで頑張って鍛えてもらいましょう。

2023年10月牧場見学(テスタオクローチェの22)

2023-10-07 08:42:44 |  アルディスティーノ
テスタオクローチェとアドラータは、9月21日に白老FYから移動してきたばかりということで、まだ初期馴致中でした。
見学させていただいたのも、初期馴致を担当している厩舎。
見せていただいた時期は、白老FYからの移動馬がたくさんいて、「あ、この仔も、この仔も、ここにいるんだ」って感じでした。



テスタオクローチェ、現在の馬体重は464キロ。
外傷を負っていることもあり、慎重に進めているそう。
その外傷も見せてもらったのですが、医療用ホチキスで、脚を2か所ほど止められていました。

「こういう外傷を負うってことは、気性がヤバイ感じなんですか?」と尋ねたら「大人しいタイプではないですかね…」とのこと。
白老FYにいた時はそんな印象はなかったのですが、やっぱり育成段階が進むと、色々と変化がありますね。



でも、「姉のヘッズオアテールズと比べてどうでしょう?」という質問には、「お姉さんは、お父さんがドゥラメンテというのもあって、もっとやばかった」ということなので、多分、ヘッズオアテールズよりは良い仔なんだと思います。
半分、私の願望ですけど(笑)。



白老FYでは、馬体が薄いのがテスタオクローチェ産駒の特徴と言われましたが、前回の見学から2ヶ月経っても、やっぱりスラっとした印象の身体です。
馬体的には、いかにも芝の中距離って感じがします。



顔はお母さんにそっくりなんだそう。
これも白老で言われていましたね。

ただ、案内してくださったスタッフの方は、「母のテスタオクローチェについては、顔や馬体の特徴は分かるんだけど、(社台の所有馬ではあるが)馬自体はずっと白老に預託しているため、気性面とかに関しては、あまり分からない」んだそう。
「子供の気性がキツめなのは、父馬の影響だけでなく、母馬の影響もあるかもしれませんね。」
それにしても、一口馬主歴もかなり長くなってきましたが、未だに、コーポレーションと各牧場との関係性というのは分からないことの一つです。

テスタオクローチェ、今回の見学で、若干、気性は心配になりましたが、馬の雰囲気は変わらず良かったです。
育成がもう少し進んだ段階で、また会いに行きたいと思います。

2023年7月牧場見学(テスタオクローチェの22)

2023-07-23 07:37:27 |  アルディスティーノ
牝馬の最後はテスタオクローチェの22です。


やっぱりこの仔は、イスラボニータ産駒にしては品がある馬だなぁと思います。


我が家のイスラボニータ産駒では、ビヨンドザヴァレーやバニーホップは良血で品があるのですが、あの仔達ともちょっと違う感じ。
馬体そのものから受ける印象なのかしら。
う~ん、うまく言葉には表せません。
「テスタオクローチェ産駒は、母似の仔が多いです。この仔もお母さんに似ていますね」とのことなので、お母さんのテスタオクローチェが上品な感じの馬なんですかね。


「イスラボニータも流星が派手でしたが、この仔の流星はお母さん譲りです。」

預託予定の安田翔伍先生は、お父さんの隆行先生とは全然タイプが違うそう。
お父さんは天才肌ですが、翔伍先生は競馬オタクで血統オタクの勉強家なんだとか。
「なので、馬に合わせて色々と工夫して接してくれるのではないでしょうか。」
厩舎も楽しみですね。


テスタオクローチェの22は、半姉のヘッズオアテールズ以来のクラブ募集。
お姉さんは芝の中距離路線で堅実に走っていますし、この仔も同じような感じに成長してくれると嬉しいです。

(追記)
見学時に伺ったことを思い出したので追記。
母のテスタオクローチェの父はOrpenで、サトノダイヤモンドの母マルペンサと父が一緒です。
2頭はフランス生まれとアルゼンチン生まれと生産国が違うのですが、Orpenがシャトル種牡馬をやっていたとのこと。
なるほど、そういうことだったんですね。

いや~、本当に牧場見学に行くと、色々と勉強になります。
せっかく教えていただいたことを忘れないように、ブログに記録しておきます。