女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

早藤キャディ

2021-06-15 | 日記

中村です。



松山英樹マスターズ優勝
テレビ観戦していた私は、その瞬間正座&テレビに向かって
拍手心からすごいと思った。


その後、早藤キャディがコースに一礼していたことが随分話
題になったが、早藤キャディに関しては、


①松山英樹の大学時代(東北福祉大学)の後輩
 ⇒厳密には中学・高校、大学の後輩

②前進藤キャディと顔(というか目)が似てるな…
 ⇒なんとなく似てません?

程度の知識&印象しかなかった。

その後、早藤キャディが

①(現役時代)松山プロをオーバードライブすることもあるパ
  ワーの持ち主だったこと。
② 大学卒業後、ツアープロを目指していたこと。
③ 25歳までにプロとして自立できなければをあきらめよう 
  と決めていたこと

そして、

④ 中学の頃から、松山プロを兄貴として慕っていたこと


などを知った。


その早藤キャディが松山プロに関して語ったコメント。

1.明確な目標がある人とない人。その差で大きな違いがある
  ↓↓
2.明確な目標があったからこそ(松山さんは)人にはできな
  い努力をしてきた。
  ↓↓
3.(その努力は)いつ訪れるかわからない『チャンスが来た
  時に、しっかり掴めるための準備』
※そしてつかんだマスターズでの優勝

また早藤キャディは、「(松山英樹プロは)自分に上記のことを
いつも背中で伝えようとしてくれていたのかもしれない」とも…。


これらはゴルフの世界に限ったことではない。ウチの会社でも
同じことが言える。明確な目標がある社員は、目線の先には目
標達成した自分の姿があるから、現状に満足しないし日常的な
出来事に一喜一憂しない。仕事が上手くいったり上司やお客さ
んから褒められても、目指すべき自分はもっと先にあるから、
そこで努力をやめたりしない。

一方、目標が明確でない社員は、日常的な出来事に一喜一憂す
る。仕事が上手くいった、上司やお客さんから褒められたら俄
然やる気が出て、(次も)褒められようと努力するが、失敗し
たり、上司やお客さんから怒られると、たちまち意欲が減退し、
努力することをやめてしまうことが多い。「褒められる」とい
う外的要因によるやる気は、瞬間的には効果があるが、長続き
しない。褒め続けられなければいつかやる気は減退するし、褒
められることが当たり前れば効果はなくなる。


チャンスはいつ訪れるかわからない…

チャンスの神様には前髪が3本しかない
だから、『チャンスが来た』と思った時に躊躇なくつかまない
と、通り過ぎてから慌ててつかもうとしても(後ろ髪はないか
ら)つるっと滑ってつかめない」

以前いた会社で先輩が話しているのをよく聞いた。


目標が明確で、常に努力しチャンスの神様がいつ来てもいいよ
うに準備万端整えている人は、「いざ(来た!)」に対応でき
る。でも、目標が明確でない人は、その日の気分や仕事の状況
によって「いざ(来た!)」に対応できないこともある。また、
チャンスの神様をスルーしてしまったり、前からきていること
がわかっていても、つかもうかどうしようか迷っているうちに
通り過ぎてしまうこともある。


チャンスの神様は誰に対しても平等にやってくる


ただ、神様に気づき、タイミングよくつかめる人とそうでない
人がいる。そしてそうでない人の多くが、

「自分にはチャンスの神様が来なかった」
「不公平だ」

と愚痴や恨み言を口にする。
⇒これらは、「なんで俺ばっかり怒られるんやろ…」「あいつ
はええなぁ、面白い仕事任されて…」という表現でなされるこ
とが多い。


明確な目標を持ち、それに対する日々の努力を怠らず、いざと
言う時にしっかり(チャンスの神様の)前髪をつかんで離さな
い人生を送ってほしい。