女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

★マナー美人のすすめ

2009-12-25 | インポート

下手ながらゴルフをたしなむ私。ゴルフだけは長い。

以前はゴルフ場で見かける「女子」はいわゆるおばさんと言われる年齢の人がほとんどだった。

最近は違う。カラフルなゴルフウェアをおしゃれに着こなし、華麗にフェアウェイを闊歩する!?若き女子を目にすることも多い。

先日もそうだった。

会社のメンバーとプレイし、冷え切った体を温めるために風呂場に足を踏み入れた時、目のやり場にこまるような格好で、パウダールームの5つのブースを贅沢に二人で使うスタイル抜群の女子2名を発見。

彼女たちは洗面台のヨコや足元に私物をこれでもか…というぐらい散らかしまくって

メイクの真っ最中だった。

(まっ、他に誰もいないんだからしゃあないっか…と思いながら)

「お疲れ様で~す」

と愛想をしながら入っていった私に、素の表情で会釈のみ。

(何?この対応??今時の子はせやから苦手やわ…と思いながら)

そそくさと服を脱いで風呂場に突入した私。

湯船につかって「いい気持ち~!!」

じっくりと体を温めて外にでてきた。と、そこに飛び込んできたのは前述の女子二人

二人ともマスカラを塗りたくるのに必死の状態。

(まだおるで~ぇ)

女子たちを横目に私は、体を拭いて着替えを済ませ、ドライヤーを使うためパウダーブースへ

さすがの女子も場所をあけると思いきや、まさかの無視。

「ドライヤー使いたいんだけど、場所空けてくれる?」と言ってようやく、

無言で足元と隣の洗面台のヨコに置いていた私物をよける女子。

しかも、場所を一つ飛ばしで陣取っていた彼女たちは私の存在を無視して

右と左で会話を始める始末。

端っこでもくもくとメイクをしていた別の女性と鏡越しに目が合って苦笑い…

不愉快な思いでドライヤーもそこそこに外に出た。

あとからフロント近くで完璧にメイクをして出てきた女子達が一緒に来ていた男性と

楽しそうに会話をしているのを見かけ、

「男性達よ、彼女達の外見にだまされたらあかんよぉ…」と

心の中で叫んだのでした。

マナー美人を目指し内面を磨きたいですね!


★何事も「楽しい!」が大事

2009-12-17 | インポート

最近、社員のブログが次々に立ち上がっている。と言う話をしたが、その中に面接の時のエピソードを見つけた。

 今は社員となった辛島との面接を思い出す。

説明会後、「中村さん、選考希望の女子学生3名の面接お願いします!」と依頼されて面接をしたうちの1人が辛島。

第一印象は彼女ではない学生が○。と言うのも総合職で採用する人物として「大人っぽく落ち着いた印象の学生」のイメージがあった。彼女はどちらかと言うと、いや真逆のぽっちゃり系!?の可愛らしいタイプ。

ところが、実際に話しをしてみると、

辛島との会話が楽しい!実に楽しい!!

3人の面接だったが、半分以上は辛島との話し。限られた時間の中で他の学生と話すのがもったいなく感じて、何かにつけて「これについて辛島さんどう思う?」とか「辛島さんやったらどうする?」と彼女に話しを振った。完全なえこひいき面接。

 そんなこんなで、3人のうち彼女だけを次の選考に進めたものの私の中で一つ迷いがあった。今回の採用は「総合職」。私の中での総合職のイメージは前述したように大人っぽく落ち着いた女性。これはビジュアルも内面も含めて・・・。辛島のイメージではない。

迷いを持ちながら彼女との面接に臨むのだが、話しをしてみるとやっぱり楽しい。話している時の表情。会話の内容。それに、こちらの質問の意図を的確に捉えて返してくるので面接をしていてストレスがない。言葉のキャッチボールがスムーズで気持ちがいいのである。あっという間に時間が過ぎる。

正直、会って話しをすればするほど「彼女を断わる理由」がなくなってくる。そうなると、不思議なもので、面接する立場の自分が彼女を社内で通す(彼女に内定を出そう!)ためにどうしようか?というスタンスに変わってくるのです。

実際、次は最終。社長に会ってもらうという時には、「下のアイラインはもっと薄くしたほうがいい」「髪型は顔を隠しすぎず、すっきり見せたほうがいい」などどうすれば印象が良くなるかアドバイスしている。前日には電話までかけて「頑張りや!」と言っている自分がいた。

一体私はどっちの人間や!辛島応援団になっとるやないかい!!

かくして辛島は今うちの社員となっている。

 自然に楽しく会話する。当たり前で簡単なことのようだけとこれができる学生と出会う(特に女子学生)ことは多くない。次年度の面接で自然に楽しく会話できる学生と出会えることを楽しみにしている。


★40半ばからの自己開発!

2009-12-01 | インポート

 最近、社員のブログが次々に立ち上がっている。これらを読むのは楽しみであり、また考えさせられることも多い。

「女性役員に怒られた…」「女性役員から集合をかけられ…」この女性役員は紛れもない『私』のこと。社員のブログで私は、いつも怒ったり小言を言う場面で登場する。いや、そういう場面でしか登場しない。

 この現実をどう思うか?と自分に問う。ある自分は「そういう立場やからしゃあないやん」と答える。またある自分は「でも、それだけやったらただの口うるさいおばさんやん!」

さらに別の自分は「そんなんやから、部下からモノが言いにくいとか言われるやんか!」

  どんな自分でありたいのか?を再度自分に問う。

以前なら間違いなく「凛とした女性」と即答していた。でも、今はなんかちょっと違う。「凛とした女性」である前に、「優しい自分」でありたいという気持ちが強い。

「優しさ」と「甘さ」は違う。真の優しさとは、相手の成長を願い、成長のために一生懸命になること。その根底にあるのは、くさい言葉かもしれないけど相手に対する「愛」。自分にはこれが不足しているんだなぁ。きっと。

 よ~し!中村もうすぐ46才。ここしばらくの自己開発目標は「愛情たっぷり、優しい自分になる」!そのためのテーマは、『強さ』と『粘り』!に決めた。

自分や人に対する厳しさや「なんとかするまであきらめない気持ち」がなければ真の優しさとは言えない。

 厳しいけど優しい。うるさいけどあったかい。と言われる自分になって社員のブログに「怒る役」「小言を言う役」以外で登場するようなるぞぉ~!!