女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

立場が変われば・・・

2018-05-22 | 日記

中村です。

昨年の6月から自宅マンション管理組合の理事長
職に就いている。


役員の任期は2年。1年目は副理事長だった。


役員としての活動は、1ヶ月半に1度の理事会で
マンションに関する様々な問題への対応策検討、
年に一度の総会運営他、新しい機器の購入やシ
ステム入れ替えの際の業者選択や住民説明会
の立会い、修繕工事後の点検立会いなど。

行事はいろいろあるが、一年目は何事もなく過ぎ、

「こんな感じなら私にも務まる」とホッとした
ことを覚えている。


それは、

理事長がしっかりしていたから。


前任の理事長は、恐らく私より1回りほど年下の
女性。役員就任1年目から理事長だったと言う。


彼女の議事進行、管理組合代表として管理会社
に対して毅然とモノ申す姿勢は素晴らしかった。


だからかそ、私を含めて他の理事達は、理事会
で言いたいことを言うだけでよかった。言いにくい
こと、面倒なこと、プレシャーがかかることは全て
彼女が引き受けていた。


また、自分が理事長になって、「管理人の勤怠」
「集会室の使用の承認」他、様々な相談事項が
持ち込まれることも知った。


こんなこともやってくれてたんだ・・・



理事長になって全て自分が決断しなければならな
くなった。


理事会の景色が変わった


理事会で、意見を出した後、みんなが私の顔を見る。


理事長どうします?⇒ご決断を~っ

と顔に書いてある。1年目の自分もそうだった。


理事会後の議事録チェックも、昨年は細部まで
チェックしなかった。
私がしなくても、きっと理事長がちゃんとチェック
してくれてるわ・・・と思っていた。

今年は違う。自分がチェックしなければ、誤った
議事録が公式記録として残ってしまう。実際、き
っちりチェックしてみると記入漏れ、誤字も多い。


様々な行事の立会いも理事長が率先して名乗り
をあげるから、「仕事」を理由にほとんど出ること
はなかった。


立場が変わり、
誰かがやってくれるではなく「自分がやる」が基本。
「自分がやる姿勢」を見せていると、他の人が協力
してくれる。現在理事会にはそんな空気が生まれ
ている。


仕事も同じ


理事の任期もあと少し。最後に最大のイベント「総会」
がある。きっちり仕切って次の理事長に引き継ぎたい。