女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

抜き打ちテスト

2011-11-15 | インポート

 「抜き打ちテスト」で思い出すのは中学時代。抜き打ちテストの結果でクラスの席替えがなされ一喜一憂した記憶がある。

が、抜き打ちテストは学生時代特有のものではなく、ビジネス社会においても行われる。

 「抜き打ち」なので、文字通り 抜き打ち = 突然 やってくる。しかも、それはそのとき自分の置かれている状況、レベル、役割に応じて

  絶妙のタイミング でやってくる。

ビジネス社会で成長し続けるには、このステップごとにやってくるそれに合格し、次のステージに進むパスポートを手に入れなければならない。

このテスト、確かに 「抜き打ち」=突然 やってくるがなんとなく「来そうな気配」は感じる。

「今日は絶対にはずせない」「はずしたらあかんそんな特別な日がそれにあたる。

 

 入社後半年、ようやく周りから認められてきた矢先の「遅刻」

 営業担当者として地道に努力を重ね、ようやくお客様の信頼を得られようとした矢先の失言(⇒結果 

  として失注)

 一般社員からリーダーへ。そろそろかな・・・というタイミングのポカ

これらは全て残念な結果(=不合格)の例。遅刻、失言、ポカなど意識や自覚に欠ける無責任な言動は、日常的にしない方が望ましいが、その中でも「今日はアカンでぇ~」「今日だけはちゃんとせにゃあかん」という特別な日に、きちんとできるかどうかが問われる。それをクリアしてはじめて次のステージに進める。

 「仕事が順調にいきかけている」「一生懸命努力してやっと認められつつある」「欲しいものを手に入れるために頑張って頑張って・・・ようやくそれが手に入りそうになっている」

 そんなあなた  『今』が『その時』(=抜き打ちテスト) かもしれない

 


肉食系人材と草食系人材

2011-11-14 | インポート

 もはや言い尽くされた感さえある「肉食系・草食系」という表現。もともとはコラムニストの深澤真紀が恋愛に対する考え方や行動傾向を分析して命名したもの。恋愛積極的消極的か?恋愛関係貪欲淡白か?が評価軸となる。

 

 これをビジネス社会に置き換えてみる。肉食動物における「獲物」草食動物における「(主に)草などの植物」、肉食系男子・女子における「恋愛相手(彼氏・彼女)」は、ビジネス社会においては「仕事」にあたる。

 

 私が思うに、仕事には「肉食系職種」と「草食系職種」がある

肉食系職種とは・・・「営業職」や「販売職」など自分から獲物であるお客さん(=「仕事」)を獲りにいく仕事

草食系職種とは・・・「管理部門」や「製造部門」など肉食系職種の獲ってきた「仕事」を処理する仕事

 

これらは、組織目標を達成するためになされた仕事の性質上の役割分担であって、どの職種が優れているとか劣っているとかいう問題ではない。どちらも必要。

人のキャラクターもしかり。人にはいろんな性格や持ち味があって、アグレッシブで押しの強いいわゆる「肉食系タイプ」もいれば、控えめだけどコツコツ努力する「草食系タイプ」もいる。これも、いいとか悪いとかの問題ではない。

 

 こんな性格でなければならない!なんてものは存在しない。

組織は「人の組み合わせ」なので、いろんな人材が適材適所にはまって完成する(=その能力を思いっきり発揮できる)のが望ましい。

 

 ただ、これだけは言える。

 「ビジネスである以上結果に対しては貪欲であることが求められる」ということ!

 貪欲さを肉食系の特徴とするなれば、結果に対しては『肉食志向』であることが必要なんじゃ 

 ないか・・・。

 

職種が肉食系であれ草食系であれ結果を追求することが求められるのがビジネス社会。肉食系職種であれば獲物をとること=「結果(顧客の獲得・目標数字の達成)」。職種が草食系であったとしても、誰かがとってきてくれた草を食べるのではなく、必要な草を能動的に「集めてくる」ことが求められる。

キャラクターの問題もしかり。「がんがんいくタイプ」「癒し系」「あきらめないことがモットーの粘り系」どんなタイプでも構わない。自分のキャラクターを最大限発揮して「自分らしく」振る舞えばいい。

ただし、いずれの場合も「結果」を残すのが『し・ご・と』」 ←これが大事!

 

 

 


人をその気にさせるしかけ

2011-11-10 | インポート

 今日久しぶりに京都市営地下鉄を利用した。電車を降りて改札に向かうために階段を上がり始めた時、階段の一段一段に「数字」が書いてあるのが目についた。

 なんやろう?

 よく見ると、その数字は下の段から、-0.1 ⇒ -0.2 ⇒ -0.3 ・・・・・ と上に行くほどマイナスの数字が増えていく。

  この数字の単位 何かわかります?

 正解は  「熱量の単位 = kcal ( キロカロリー)」

 思わず「なるほどねぇ~と感心した。

 エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を利用すれば一段上がるごとに0.1kcal消費しますよ。というメッセージなのだ。たったこれだけのことで楽しんで階段を利用できる。

 「健康のため階段を利用しましょう!」というメッセージより何十倍も効果がある。

 何気なく人をその気にさせるしかけ。

 

 


私の好きな風景

2011-11-09 | インポート

山形にあるお客様を年に2~3回訪れる。

その際いつも庄内海岸沿いにある湯野浜温泉「愉海亭 みやじま」に宿泊させていただいている。

アットホームでそこここに「ちょっとした心遣い」が感じられる「素敵なお宿」。※もちろん温泉も食事もGOODです

その屋上ある露天風呂から見る冬の日本海時間帯は朝しかも、ちょっと天気が悪く荒れ(かけ)のが好き。

少々寝不足でも早起きして、朝から露天風呂に行く。そして、肌を刺すような、ぴーんと張り詰めた朝の冷たい空気の中、素っ裸で、仁王立ちになって、日本海を見下ろす。

この瞬間がたまらなく好き。

身も心も引き締まって、自然の偉大さに感服する瞬間・・・。

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