女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

何を基準に選ぶかが大切

2015-05-20 | 日記

中村です。

就職の際、何を『軸』に企業を選ぶか?


これは人によって様々。様々であって当然だし、様々であるべきだ
と思う。


そのことを改めて実感する場面に出会った


大阪に本社のある商社で「一般職」対象の会社説明会があった。

説明会の中で、若手一般職の女性社員の方が実際の仕事の内容や仕
事のやりがい、社風などについて話をする場面があった。


笑顔でとても楽しそうに話をするので、仕事をしているイメージがわきや
すい。話を聞いている学生たちも熱心に聞き入っている。



場がいい雰囲気だ



彼女が以下のような話をした。



「仕事が忙しいときはもちろん残業をすることもありますが、(残業を
することは)少ないです。ちなみに○月は0(ゼロ)でした。」


当然彼女にとっては残業がなく18:00の終業時間に終われること
はアピールポイント。



聞いていた女子学生たちは笑顔で「うん、うん」とうなづいている。
学生たちにとってもそれは魅力の一つ。


アピールポイント学生たちにとっての魅力 



この商社は一般職でも早期の昇格有、総合職への転換有、海外出張
有。上昇志向の高い学生にもやりがいがあり尚且つ残業も少ないので
一般職でやりがいも求めたい学生には魅力的。

そこで考える



もし対象が総合職だったら・・・・。残業が少ないということが企業にとっ
てアピールポイントになるか?学生にとっての魅力になるか?

 

恐らくNO というより、そのことを優位に(軸として)
動している学生は総合職を採用したい企業にとって魅力は低い。
もちろん、総合職だから残業をして当然とは思わないが、終業時間だから
仕事を終わるという感覚では責任ある仕事は任せにくい。


好んで残業をやりたい!という学生は少ないかもしれないが、総合職志向
の学生は残業のあるなしより、「自己の成長」や「仕事を任されるやりがい」
「将来幹部になる」という目標を達成したいという気持ちのほうが強い。

強くなければ総合職は務まらない。


特に、中小企業で総合職として頑張ろうと思う女子学生は、そのことを認識
して就職活動に臨んでほしい。


営業としてお客様から「○○さんだから任せるわ」と言われる存在になりたい
管理系の総合職として社内をまとめられる存在になりたい

上記のような自分になりたいけど、プライベートも充実したいし仕事とプライ
ベートはきっちり分けたい。


できればいいけど、そんなに簡単に両立できるほど仕事は甘くない。



何を重視して働くか???


入社してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように今のうちにしっかり
考えてそれが実現できそうな「業界」「会社」「職種」を選んでほしい