yamanba's blog

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五ヶ山・脊振山麓の紅葉2023

2023-11-25 08:00:00 | 山・火山

今年は10月に母と姉がコロナに感染してしまい、紅葉どころではなかった。気付けば、くじゅうの紅葉は終わっていた。今年は諦めようと思ったが(来年からは見れなくなるので)、五ヶ山・脊振山麓の紅葉を見ておくことにした。

五ヶ山へ向かう途中、385号線沿いの「山田の大イチョウ」が全盛期を迎え、黄金色に輝いていた。ただ、残念なことに木のそばで導水管(南畑ダムから福岡市へ水を運ぶための管)の工事が行われていたので景観は今一、、とはいえ、水を頂いている身、文句は言えない。

385号線をしばらく走ると、右手に南畑発電所が見える。そこから南畑ダム下までの渓谷、筑紫耶馬渓(釣垂峡)では紅葉が見頃だった。那珂川沿いのモミジが真っ赤に色付いていた。雨や雪が降らなければ、もうしばらく楽しめそうだ。

その上部、南畑ダム入り口(五ケ山ダム下)では、そろそろ終盤を迎えていた。お気に入りの場所で紅葉を写真に収める人の姿があった。五ケ山ダムが出来てから(新たな道路ができたので)、ここで人の姿を見ることは滅多にない。おそらく鮮やかな紅葉に導かれて来られたのだろう。(かつてここに茶屋があり、たくさんの人で賑わっていたことをどれほどの人が知っているだろう)

最後に脊振キャンプ場跡へ向かったが、紅葉はすでに終わっていた。今月18日、寒気が入り、脊振山では初雪が観測されていた。(山口の田舎も雪が降った)雪は消えてなくなっていたが、暴風の影響を受けたのか、葉は散ってしまっていた。一足遅かった。そのかわりというわけではないが、帰りに脊振の野菜と猪肉を買って、昨夜は猪鍋をいただいた。五ヶ山・脊振の自然に感謝。

※地名は小さいヶ、ダムは大きいケです。

 

撮影日:2023.11.23

南畑ダム入り口(五ケ山ダム下)

お気に入りの場所

 

 

 

見納め

 

 

山田の大イチョウ

まぶしい~

 

 

 

樹齢推定500年以上

 

 

 

威風堂々

 

 

  現在、工事中ですが、、

 

 

 

筑紫耶馬渓

那珂川沿い、見事に色付く

 

 

 

紅葉三昧

 

 

 

渓谷と紅葉

 

 

 

岩壁と紅葉

 

 

南畑ダム入り口(五ケ山ダム下)

落ち葉が目立つ

 

 

 

かつてここに茶屋があった

 

 

 

脊振キャンプ場跡 

終焉

 

こちらは2021年11月13日撮影

 

 

もうすぐ終焉

 

 こちらは2021年11月13日撮影

 

※2021年の五ヶ山・脊振山麓の紅葉はこちら

 

 

おまけ(脊振無人販売所にて)

ツマグロヒョウモン?

 

 

 

こっちを見ている

 

 

《追記》

現在、板谷から脊振山山頂までの防衛省専用道路は通行止めになっています。今年7月の大雨でやられてしまったようです。

 

《関連記事》

【動画】九州北部各地で今季最低気温 脊振山では初冠雪を確認(西日本新聞 2023.11.18)

 

 


ブログタイトル変更

2023-11-22 18:44:00 | 無題

ブログタイトル(Inoueinterior room blog)変更のお知らせです。

23歳で開業した「Inoueinterior room」のブログとして11年間続けてきましたが、介護のために廃業してずいぶん経ちますので、ブログのタイトルを変えることにしました。

名前は何にしようかと悩みましたが、来年は相方の実家がある宮崎へ移住し、ご先祖の山を受け継ぐことになりますので、山にちなんで「Yamanba’s blog」にしました。

「Yamanba's blog」では、これまでとおり様々な情報を発信していきます。(介護や看護でなかなか更新できませんが)

今後ともよろしくお願いいたします。

 

※2018年以前にブログを開設したためgooID(アドレス)は変更できませんでした。

 


関門橋 開通50年

2023-11-14 09:14:00 | 関門橋

関門橋が開通して今日(14日)で50年になる。12日は壇ノ浦PAで記念イベントが開催され、夜はライトアップも行われたようで、関門橋はお祭りモードになっている。こちらは、「いつもありがとう」の気持ちを伝えたくて(話せるわけではないけれど)、先週末、山口からの帰路、壇ノ浦PAに立ち寄った。土曜日だったこともあってか、多くの人で賑わっていた。

先週、開通50年を記念して、NHK山口で特別番組「Yスペ!関門橋50年探検!知られざる世界」を放送していた。普段は見ることができない主塔やアンカレイジ(ケーブルを固定するための構造物)の内部、橋の維持管理を行っている”橋守”の作業の様子など紹介していた。具体的には、橋の要となる2本のケーブル(直径66㎝、全長1164m/本)の上を1本4時間かけて歩いて点検していることやケーブルに空気を24時間送り続けて腐食を防いでいることなど、まさに知られざる世界だった。関門橋が50年経った今も変わらず安全に走行できるのも、こうした努力の積み重ねがあってこそ。関係者の方々には感謝しかない。(遠距離介護ができるのもこうした方々のお陰)

関門橋では、2011年からリフレッシュ工事が行われているが、昨年は、ケーブルや主塔の塗り替え工事、アンカレイジ壁の補修工事などが行われていた。工事による規制も度々あったが、このところ工事がないので、そろそろ終了したかと思いきや、あと3年続けられることが今回の番組でわかった。当初、10年と言われていたので、どんどん延びている。関門橋の寿命は未来永劫、そのための作業が続く。

 

撮影日:2023.11.11(壇ノ浦PAにて)

関門橋(1973年11月14日開通) いつも変わらずあることに感謝  

ちなみに、2022年度の1日平均車両通行台数は3万5400台、開通当時は9800台なので約3倍に。今年3月までの累計交通量は約4億7千万台。(このうち1000台分くらいは走っていると思う)

 

 こちらは昨年1月の様子(ケーブルや主塔の塗り替え工事中)

 

 

この上を歩いて点検、こわ~

 

 こちらは点検の様子(NHK番組より)

 

 

パーキングに展示されているケーブル模型(実物大)

六角形がストランドと呼ばれるもので、この中に91本のピアノ線が入っている。ストランドは154本あるので全部で14014本。

※NHK番組でケーブル工事の貴重な映像が見れます。(見逃し配信は11月24日まで)

 

 

アンカレイジ(ケーブルを固定するための構造物)外壁補修は終了かな

 

 ここに秘密兵器、というか送気設備。下関側と門司側に1台ずつ設置されている(NHK番組より)

 

Yスペ!関門橋50年探検!知られざる世界(見逃し配信は11月24日午後7時55分まで)

NHK『関門橋50年』関連番組

 

開通50年にあわせてリニューアルされたライトアップ(LED使用)写真は毎日新聞より

 

 

《余談》

今年は緊急事態なことが多くて、関門橋の走行も先週末で61回目。いや、ほんとに関門橋がなかったらどうなっていたかと思う事ばかり。年末まであと何回通ることになるか、、こちらは寿命が縮みそう。。

 

《関連記事》

「赤色」の常識変えた? 本州と九州結ぶ関門橋 開通から50年(毎日新聞 2023.11.14)※読み応えのある記事です。

夜空に映える関門橋、鮮やかに 開通50周年でライトアップ(毎日新聞 2023.11.12)

 

《参考資料》

NEXCO西日本北九州高速 関門橋リニューアルが補剛桁を完了し、終盤へ(道路後続物ジャーナル 2022.6.17)

 


コロナ感染から3週間

2023-11-03 19:27:27 | 新型コロナ

姉と母がコロナに感染してから3週間、ようやく危機を脱した。姉は発症から1週間で陰性になったものの、コロナウイルスにより免疫力が著しく低下し、腎機能が低下、持病の慢性腎炎が悪化した。連日、39度以上の高熱が続き、意識が低下するなど危険な状態に陥っていた。医師が変わった、2日朝、主治医(泌尿器科)から緊急に透析をする必要があるとの連絡が入った。透析を行えば状態は良くなるとのことで、すぐ治療に入っていただいた。福岡に帰ってきたばかりだったが、万一に備え、すぐ山口へ行ける用意をして連絡を待った。

通常、人工透析(血液透析)を行う場合、腕の内部にシャント呼ばれる血液の出入り口を作らなくてはいけないが、その手術をする時間もない。そこで今回は、首の静脈にカテーテルを入れて透析を行う「カテーテル法」がとられた。この方法は緊急に透析治療の必要があり、シャント手術が間に合わない時に行われるものらしい。今後のことも含め、来週、主治医から詳しい説明を受けることになるだろう。

2日午後7時前、主治医から治療は成功との連絡が入った。姉の意識が戻り、今、食事をしているとのことだった。数日間、意識がなく食事も摂れていなかったので安堵した。先生の携帯で姉の声も聞くことができた。先生の思わぬ計らいに感謝で涙がこぼれそうになった。姉と母がコロナに感染してからずっと気が抜けず苦しかったが、姉が持ち直してくれて本当によかった。今はそれだけ。(来週月曜、姉と面会できる。元気になっていてくれれば、、)

 

※一般的には、救急搬送時の医師が退院まで担当するようですが、姉の容態が悪かったので、担当が主治医(泌尿器科)へ変わりました。