yamanba's blog

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コガタスズメバチの巣ツイン!

2020-07-27 17:17:17 | 日記

コロナもさることながら、こちらも危なかった。先週、山口の実家で家の周りを掃除していたところ、軒下に何やら不思議な形をした茶色の物体が2つぶら下がっていた。昔の配線器具だろうかと近くで確認してみたがそうではない。(もしやと思い)ネットで調べてみると、なんとコガタスズメバチの巣だった。徳利を逆さにしたような形だったので、それとわかった。

コガタスズメバチは、コガタという名は付いているが、実際にはキイロスズメバチよりも大きく、容姿がオオスズメバチに似ているので、比較のためにこの名前になったとか。性格は温厚らしいが、庭に巣があると気付かずに刺されるケースが多く、駆除依頼も一番多いとか。そういえば、昨年の夏、庭の剪定をしていて(樹木の中に巣があって気付かず)アシナガバチに2回刺され、危ういところだった。今回は幸いにも、巣が妙な形をしていたので助かった。

コガタスズメバチの巣は、創始期(5月頃)は徳利を逆さにした形をしていて、6月頃は嬢王蜂1匹と成虫が数匹。7月に入ると成虫が働き蜂となって巣の口を取り払い、普通の球状の形になる。こうなると素人が駆除するのは危険らしい。今年は梅雨が長く雨が多いせいか、7月後半でも巣はまだ初期の形だった。そういうわけで、意を決して巣を駆除することにした。完全武装の上、蜂が巣の中にいる遅い時間に駆除スプレーをし(この時、嬢王蜂が飛んできたが怯まずスプレーをかけ続け)、翌日、巣を取り除いた。

何はともあれ、無事に駆除ができた(綺麗な状態だった)ので、相方に見せようと福岡へ持ち帰った。(相方が)巣を解体をすると、中には綺麗な正六角形の巣があり、そこに成虫らしきものが。気の毒だが、これが大きくなると大変なことになるのでご容赦を。それにしても毎年、蜂の巣駆除とは、、ホント勘弁してほしい、、

 

撮影日:2020.7.22~25

コガタスズメバチの巣、ツイン! 横縞模様が付いている(山口の実家にて)

横方向に縞模様が付いているのがコガタスズメバチの巣で、縞模様がないのがトックリバチの巣だと(なかなか作業が細かい)

 

 

 

巣の表面は薄い土で出来ているので落ちやすい(福岡の自宅にて)

 

 

 

 

上部をカットすると、きれいなハニカム型の巣が 二重構造になっている (那珂川市の畑にて) 

 

 

 

 

成虫が、、(トップ写真、左の巣のほう)

 

 

巣は相方が解体、畑に埋葬しました。私は立ち会っていません。(もうだめです)

 

 

《参考資料》

コガタスズメバチ:上野高敏九州大学大学院 農学研究員

 

 


福岡市 第2波突入、10日間で約290人~クラスター多発(7月26日更新)

2020-07-25 21:25:00 | 新型コロナ

福岡市の感染者が止まらない。今月15日まで1桁だった感染者数は16日から2桁へ。21日以降は連日30人超、25日までのわずか10日間で286人、累計陽性者数の4割にあたる。感染者の内訳を見ると、20~30代の若者が多く、60代以上の高齢者は少ない。感染者の多くがキャバクラやカラオケスナックで確認されており、市はこれまでに中洲、中央区、南区など4店舗でクラスターの発生を認めた。今のところ重症者はいないが、若者から高齢者へ感染が広まると重症者は増加し、ふたたび医療機関が逼迫する。今、まさに瀬戸際だと思うが、福岡市に第1波の時のような緊張感はない。背景には、PCR検査体制が充実したことがあるのか。

高島市長は、22日の記者会見で「第2波が来たと言わざるを得ない」との見解を示し、若者から重症化しやすい高齢者にうつさないことが重要だとして、高齢者との接触を控えるよう呼び掛けた。一方、外出の自粛要請や経済活動の制限は考えていないと述べ、政府が進める観光支援事業『Go To トラベル』については、「基本的に大歓迎だ」と安倍政権を後押ししてみせた。(こういうところは抜け目がない)収入がなくなるのは命の問題だとして、観光業など経済活動を推し進める意向を示した。

また、公式ブログでは感染ルートは追えている、数だけで一喜一憂するなと仰せだが、感染者の約3割がどこで感染したのかわからない。今後、東京や大阪のように爆発的に感染者が増える可能性もありうる。市内では飲食店等でクラスターが多発しており、25日には新たに中央区のダンスクラブで19人の感染が確認されている。だが、店名は公表されておらず、店側がホームページで公表する予定だという。クラスターが発生した場合、多くの自治体が店名を公表しているが、福岡市は店名を公表していない。店側が拒否するケースもあるようだが、これでは感染者は増えるばかりだ。若者は行動範囲が広く動きも早い。他都市へ広げないためにも迅速に公表すべきだろう。

そういえば、4連休初日(23日)、山口からの帰路、高速道を走っていると、九州へ向かう富山、宇都宮、名古屋、神戸、岡山、愛媛などの他県ナンバーが目立った。やはり『Go Toトラベル』の影響だろうか。(そもそもこのタイミングで移動を促進するなど信じられないが)これから2週間後はどうなっているのか。恐ろしいことになっていなければよいのだが。

 

 

《福岡県と福岡市の感染者過去最多 2020.7.26.21:50更新》

先程、NHKニュースで速報が入った。福岡県で26日、新たに90人の感染が確認された。1日の感染者としてはこれまで最も多かった23日の66人を大きく上回り、過去最多を更新。なんと福岡市は過去最多の61人。百人超えも時間の問題かもしれない。

【速報】福岡県で過去最多90人感染 6日連続で50人超(西日本新聞 2020.7.26)

福岡県で新たに90人の感染確認 過去最多 新型コロナ(NHKニュース 2020.7.26)

 

 

福岡市内の感染動向

第2波 巨大な波に、、7月23日は過去最多の47人

 

 

 

 

7月23日の検査数436件、陽性率10.7% これを県別で比較すると(7月23時点)神奈川県に次いで全国2位のレベル

ちなみに、10万人あたりの感染者数。福岡県は東京、大阪に次いで全国第3位(7月24日時点)となっている。

 

 

 

高島市長7月16日メッセージ動画より

感染経路不明は約3割 

 

 

 

高島市長7月22日メッセージ動画より

第1波では高齢者が多く、第2波では30代以下が大半を占める 

  

 

 

 

第1波ではピーク後に高齢者の重症者が多発(赤い部分) そうならないように呼び掛ける高島市長 

(さすが元アナウンサーだけあって、喋るのは上手いが)若者に伝わるか、、

 

 

《関連記事》

九州2カ所でクラスターか 福岡市のダンスクラブで19人感染(西日本新聞 2020.7.26)

「第2波と言わざるを得ない」 福岡市長「若者と高齢者接触控えて」(西日本新聞 2020.7.23)

九州7県で最多77人感染 福岡61人、2日連続でワースト(西日本新聞 2020.7.22)

 

《関連資料》

福岡市の状況 日別事例数<新型コロナウイルス感染症>

 

 


寝耳に水!脊振山系に風力発電計画(8月8日更新) 

2020-07-17 09:54:14 | 脊振風力・ILC

16日の佐賀新聞に驚くニュースが。なんと脊振山地に風力発電計画があるという。記事によると、事業者は大阪府の「大和エネルギー」で、脊振山地に発電機8~10基を設置(最大出力3万2千KW)、2026年の運転開始を目指しているという。昨日(15日)、佐賀県庁で環境影響評価審査会(会長は穴井謙福岡大工学部教授など15人)があり、事業内容が明らかになった。委員からは「自然が豊かで普通なら避ける場所」という指摘も。真っ当な意見だろう。

脊振山に風力発電計画があったとは、まさに寝耳に水、今日まで知る由もなかった。佐賀県のホームページを確認してみたが、該当するような資料はない。おそらく今回はじめて報道されたのではないだろうか。設置場所は明らかにされていないが、佐賀新聞の地図から推測すると、荒川峠(佐賀県唐津市)から荒谷峠(福岡県糸島市)間のようだ。どちらの峠にも林道があり、機材を運ぶには好都合だ。しかし、そこには美しい山容の女岳(めだけ)がある。そのため脊振山系でも人気の登山ルートになっている。そこに160メートルもある巨大なタワーを建てようというのだから、信じられない。

脊振山地では7年前、国際リニアコライダー計画の候補地になったが、ILC立地評価会議は脊振山地は適材地ではないと判断し、もう一つの候補地だった北上山地に決定した。この時、佐賀や福岡市民からは反対の声が多く上がっていた(私も反対した)が、今回の風力発電計画はまだ知らない人も多いのではないだろうか。反対運動の噂も聞かない。何はともあれ、佐賀県はじめ審査会委員の方々には適正な判断をお願いしたい。美しい脊振山地を壊さないでほしい。(一難去ってまた一難だ)

 

 

脊振山地がこういうことに、、 (写真は愛媛県西宇和島郡・佐多岬半島 大和エネルギーHPより)

 

 

 

 

脊振山系 風力発電機の設置想定区域(佐賀新聞より)

 

 

 

 

おそらくこの範囲内では(紫色部分) (国土地理院地図使用)

 

 

九州は線状降水帯が発生しやすい場所だと言われている。そのため今、福岡県の東峰村や熊本県では、線状降水帯の発生を早期に予測するための実証実験が進められている。今回の九州豪雨では事前に危険を察知し、自治体へ情報が送られていた。あとは精度の問題だという。3年前の九州北部豪雨では、脊振山地付近で線状降水帯が発生し、朝倉などで甚大な被害が出たが、脊振山地でも多くのところで土砂災害が発生した。西日本豪雨も同様。いわば線状降水帯の多発地帯。そういうところに風力発電機を設置するとどうなるか、想像に難くない。問題は環境や景観だけではない。防災上の観点からも大いに問題があると思うのだが。

 

《追記》

佐賀県ホームページに審査会の案内が掲載されていた。委員名簿は掲載されているが、資料はない。今後、議事録は出てくるはずだが。

「(仮称)DREAM Wind佐賀唐津風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」に関する環境影響評価審査会

 

 

《風力発電計画についての意見書受付は8月11日まで 2020.8.8更新》

コロナ禍ですっぽり頭から抜けていたが、「(仮称)DREAM Wind 佐賀唐津風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」の縦覧がはじまっていた。ブログにコメントをいただいて知ったのだが、意見書の受付期限は来週11日まで、もう時間はない。そもそも情報が公になったのが7月16日で受付が7月7日から、しかも期間は正味1ヵ月しかないとは。出来レースか。(とにかく急いで書くしかない)

大和エネルギー㈱HP「(仮称)DREAM Wind 佐賀唐津風力発電事業に係る計画段階環境配慮書の縦覧について」

 

 

《関連記事》

脊振山系で風力発電計画 唐津市と糸島市(福岡県)の市境、最大で3.2万キロワット(佐賀新聞 2020.7.16)

線状降水帯の発生予測、精度が課題 熊本の豪雨前日に察知できたが…(西日本新聞 2020.7.16)

 

《参考資料》

線状降水帯の停滞が豪雨災害を引き起こす(JAMSTEC 国立研究開発法人 海洋開発研究機構 2020.7.06)

 ※どうして九州で線状降水帯が発生しやすいのかなどの説明あり

 


くじゅう連山 被害甚大、大規模土石流多発(8月17日更新)

2020-07-14 16:54:54 | 山・火山

くじゅう連山が大変なことになっている。長者原ビジターセンターの報告によると、今月6日から7日の大雨により、山の至る所で大規模な土石流が発生しているとのこと。登山道は大変危険だとして、大分県もくじゅう連山への立ち入りを控えるよう呼びかけている。

長者原ビジターセンターによると、これまでに確認されている土石流発生箇所は、三俣山西側、中岳~白口岳北東側、大船山南側、久住山南東側、扇ヶ鼻南側・西側。このうち、三俣山西側では、土石流が長者原からスガモリ越までの登山道を押し流し、中岳北東では、土石流が法華院温泉山荘キャンプ場やバンガローを直撃し、大きな被害が出ている。これら以外にも多くの土石流や土砂崩れが確認されており、入山自体がかなり危険な状態。被害は熊本地震の時を大きく上回っているとのことで、事態は深刻だ。(下地図参照)

そうした中、ようこそ九重連山の永松さんが12日、長者原から雨ヶ池ルートで坊がツルまでを検証(これもいかがなものかと思うが)、ホームページに被害状況が掲載されている。見ると、変わり果てた山の様子が映し出されていた。(10日のブログでも書いていたが)、7日5時半頃に目が覚め、国交省の防災情報を見た時、九重野上観測所(くじゅう連山麓)で1時間雨量が80ミリを超える大雨になっていたので、くじゅうのことが頭をよぎったが、まさかこれほどひどいことになっているとは、、

今、山は大量の雨水を含んでいるだろうから、少しの雨でも土砂崩れが発生する可能性がある。もし入山して事故でも起きれば、それこそ復旧の妨げになる。とにかく許可がでるまでは、入山しないようにしたい。

 

※下のほうに更新記事を掲載しています。

 

写真は、「ようこそ九重連山へ」永松さんのツイッターより

法華院温泉山荘キャンプ場  バンガローが押し流されている (山荘の人達が無事でよかった、、)

 

 

 

写真は、法華院温泉山荘face bookより

看板、かろうじて無事、、

 

 

 

野上観測所雨量(国交省 川の防災情報データより)

6日の降り始めから8日までの雨量は600ミリ近く 何が起きてもおかしくない (国交省 川の防災情報より)

 

 

 

登山道状況(7月13日現在、長者原ビジターセンターより)

くじゅう連山、満身創痍     ※最新の登山道状況地図はこちらをご覧下さい。

 

牧の戸峠から瀬の本寄りのところで土砂崩れが起きているようで、旧道路公団事務所~瀬の本高原間は通行止めになっています。さらに、地図に掲載がないところでも土砂崩れが起きている可能性があるとのこと、山は大変危険な状態です。(7.14)

 

《2020.7.16更新》

今朝の大分合同新聞にくじゅう連山の被害状況が掲載されている。それによると、くじゅうを管理する竹田市では、市内の50ヵ所以上の道路で被害が出ているため、まずはライフラインの復旧を優先し、登山道の復旧工事は後回しになる見通しだという。今後については全くの白紙だと。今年の紅葉は無理かもしれない。

くじゅう連山の登山道、土砂で寸断 復旧の見通し立たず(大分合同新聞 2020.7.16)

 

《2020.7.17更新》

くじゅう観光ホテルの情報によると、通行止めになっていたやまなみハイウェイ(旧道路公団事務所前~瀬の本高原)は通行可能となったということです。

くじゅう観光ホテルのお知らせ

 

《2020.8.17更新》

昨日(16日)、大分合同新聞が7月豪雨から1カ月以上がたった法華院温泉山荘の今を伝えていた。それによると、山の日の前日(9日)、山荘は多くの登山客で賑わっていたという。大分県のホームページを見ると、8月6日、登山道通行止めが解除されていた。ただし、通行できないルートや危険箇所が多数あるため、悪天候の際の登山は控えてほしいとのこと。登山道の復旧作業はまだはじまっていないようなので、登山の際は十分注意する必要がありそうだ。何はともあれ、弘蔵岳久さんに笑顔が戻ったのはよかった。

※最新の登山道通行状況はこちらでご確認を。

「この場所を守り続ける」復旧作業続く法華院温泉山荘(大分合同新聞 2020.8.16)

 

《詳しい被害状況などはこちらで》

長者原ビジターセンターface book  

「ようこそ九重連山へ」ホームページ

大分県HP。くじゅう連山登山道通行止めのお知らせ(7月10日)

九重町HP。令和2年7月ふるさと納税「豪雨災害支援寄附」について(7月10日)

九重町HP。道路の通行止め情報(7月22日)※随時更新中

 

《関連記事》

大分 くじゅう連山 土砂崩れで通行できない登山道相次ぐ(NHKニュース 2020.7.19)

くじゅう主要登山道寸断 土砂災害の恐れ、立ち入り自粛を(西日本新聞 2020.7.20)

 


【令和2年7月豪雨】久留米、大牟田浸水被害~九州北部、13日夜からふたたび大雨警戒(7月14日更新)

2020-07-13 17:30:30 | 災害

福岡県も大変なことになっていた。7日午前5時半頃、県の河川カメラを見ると、久留米市を流れるいくつもの川で氾濫が発生していた。この時、山口に居たので状況がわからなかったが、国交省のデータを見ると、久留米市では、6日正午すぎから1時間の雨量が30ミリを超える大雨に見舞われていた。筑後川支流の下弓削川(久留米市東合川)や山ノ井川(久留米市城島町)では、6日午後2時頃、氾濫危険水位を超え、水位は徐々に上昇。夕方にはすでに氾濫していた。これは雨水が筑後川の本流にはけずに溢れる「内水氾濫」によるもので、このところ毎年のように起きている。特に、今回は筑後川上流の雨量が多く、本流(片ノ瀬観測所)でも氾濫危険水位を超えたため、支流でのポンプによる排水が進まなかったようだ。

大牟田市でも冠水が相次いだ。国交省のデータを見ると、大牟田総合庁舎観測所では、6日午後4時台1時間雨量は95ミリと猛烈な雨に見舞われていた。その直後、午後4時半、気象庁は、大牟田市と八女市、みやま市、広川町に大雨特別警報を発表した。ところが、報道では、福岡・佐賀・長崎県に大雨特別警報と伝えるだけだった。ここは正確に伝えなくてはならないところだろう。一つの情報で救える命もある。大牟田市では、6日午前7時からの24時間雨量が久留米市よりも多い500ミリ超だった。結果、大規模な冠水により2人の方が亡くなっている。

と、ふりかえっている場合ではない。今夜から明日にかけて、ふたたび活発な梅雨前線が対馬海峡から九州北部地方へ南下する見込みで、九州北部や中国地方では非常に激しい雨が降るおそれがあるという。こうなると気になるのが、五ケ山ダムだ。県のデータを見ると、4日に約404mだった水位は、一時(11日)、常時満水位を3m超えて約410mまで上昇していた。現在は408.5mまで下がっているが、洪水時満水位までおよそ4m。今夜からの雨の降り方次第では緊急放流もありうるのでは。「想定外」という想定は、もはや通用しない。今のうちに避難の準備をしておく必要がありそうだ。

 

《2020.7.14更新》

心配していた五ケ山ダムだが、水位に変化はない。ダム周辺の雨量を見ると、午前1時から2時までの2時間で約40ミリ程降っているが、その後は大して降っていない。一先ず、救われた。これで梅雨も終わるだろうと思いきや、そうはいかないようだ。いったん南へ下がった梅雨前線がふたたび金曜から週末にかけて北上するという。今週末までは気が抜けそうもない。

週間 梅雨前線 いったん南へ離れるが 金曜日から再び北上(tenki.jp 2020.7.14)

 

 

福岡県河川防災情報 河川ライブ画像より ( )はキャプチャー時間

 

【久留米市】

下弓削川 6日午後5時頃から氾濫がはじまっていた(7日午前5時半頃) 

 

 

 

 

山ノ井川城島大橋 (7日午前6時頃) 

山ノ井川の水門は6日午後11時15分に閉じて以降、8日午後0時半まで開けられず、冠水が長引いた

 

 

 

 

雨雲の塊が北からやってくる 福岡、北九州地方、山陰地方は要警戒 (tenki.jpより)

 

 

 

 

五ケ山ダム 7月11日、洪水時最高水位まで約3.8mのところまで上昇していた 

 

 

 

《関連記事》

九州 今夜からあす梅雨前線活発 再び大雨のおそれ(tenki.jp 2020.7.13)

三川ポンプ場、能力超える雨量 大牟田市「想定甘かった」と陳謝(西日本新聞 2020.7.10)

「生殺しのよう」「なぜ水引かぬ」ぼうぜん…対策追いつかず 久留米(西日本新聞 2020.7.9)

 

《関連資料》

福岡県 河川防災情報