▼ Somewhere in Setouchi-area, JAPAN;
■ 出張の移動中、ギドーセンセの『ヒトラーのウィーン』(Amazon)を読む。
クビチェク(google)とか全然知らなかった。そもそも、おいらはヒトラーについてもほとんど知らない。
それ故、面白いエピソード(ただし、既知、あるいは、公知)が読めた。
ヒトラーはウィーンの官学美術学校に2度落ちた。一方、故郷の「従者」のクビチェクはウィーンの官学音楽学校にすんなり入った。ヒトラーがクビチェクの才能を認め、クビチェクの親に音楽学校進学を"談判"したのに。
でも、ギドーセンセの『ヒトラーのウィーン』は、一見面白そうだが、事前の過剰な期待感のせいか、食い足りない。
そもそも、ヒトラーはウィーンに出てきた来た時、無理にぬっぽんの「いま・ここ」に換算すると、
500万円、すなわち3-4年は遊んで暮らせるカネを持っていたのに、
それはどうしたのだ!?????........
あるいは、ギドーセンセの『ヒトラーのウィーン』で語られるヒトラーの生活を考えると、
「500万円、すなわち3-4年は遊んで暮らせるカネ」の使途が不明だ。
官学美術学校に行かなくても、勝手に500万円使って、藝術に身をゆだねればよかったのだ。
やはり、安藤忠雄センセは、偉大なのだ。
■もっとも、ヒトラーの書いた絵ハガキは全然売れず、カネを付けて、観光客に引き取ってもらっていた!!!
という展開を示す「史実」でがでたら、にこにこできる。500万円はそれに蕩尽したと...。
ヒトラーの書いた絵ハガキは全然売れず、カネを付けて、観光客に引き取ってもらっていた!!!
=ポスドク採用企業に500万円!
みたいで、すごいじゃないか!
●
ポスドク採用企業に500万円!がすっぱいすた理由=生クリームを添えるのを忘れたのだ!
おそるべし、 ウィーン!
今週の小便小僧