■薩摩の島津は関東の出身である。鎌倉時代に関東から薩摩に支配のため行く。島津の祖は頼朝の落胤という伝承をするのが島津家の作法である。一方、戊辰戦争で薩摩と戦った、仙台伊達も関東の出で、茨城の某地には伊達家発祥の地がある。周りに何もないその発祥の地の横に「伊達っ子」というプレハブ?の居酒屋がある、というのは余談ではある。つまり、伊達も島津も同郷なのだ。
それにしても、関東と薩摩は遠い。
■今日のタイトルは、このブログのことでなく、野口武彦 『幕末の毒舌家』 の帯びに書かれている宣伝文です。
大谷木醇堂という幕末の旗本幕臣。元?秀才、だけど登用されず失意の人生。明治30年に死んだが新政府にも登用されていない。
そんな醇堂はたくさんの書き物を残し、敗残者のひがみに満ちた世評らしい。
この野口の本はその醇堂についてと書き物についての本。
ネットでこの本を知り、さっそく買う(アマゾン中古)。
昨夜到着。
■さて、今月もこれから薩摩service。
バスやら鉄道、モノレール、飛行機、そしてまたバスで薩摩くんだりまで行く。
ただ、その間ずーっと本が読める。
今日はこの本を読む。
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薩摩隼人はすばらしい。
関が原での陣中突破はお見事です。
これだから源氏の系統じゃない徳川家は・・・。
でも、島津は 薩摩隼人 ではないし、
伊達も、えみし (ばかATOK漢字変換しない)ではない。
えみし も 隼人も征服された民です、関東武士に。