いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

ジャマー・マスジッドのミナレット

2008年02月19日 06時03分42秒 | インド・2・4・5回目
デリーは「多重都市」です。すなわち、インドを征服した複数の為政者がデリーを都としました。なので、デリーにはいろいろな時代の都の痕跡が残っています。ニュー・デリーとは大英帝国属領時代のインド帝国の首都です。一方、今、オールドデリーと呼ばれる地域はムガル帝国の都があったところです。ムガル帝国のお城、ラールキラーの足元にある城壁に囲まれた典型的イスラム風都市です。ムガル帝国はイスラム教が「国教」だった(?)ので、都市の中心に巨大なイスラム寺院であるモスクがあります。それが、ジャマーマスジッドです。



ジャマー・マスジッドの本堂の両脇には「ミナレット」という塔があります。礼拝時刻の告知を行うのに使われるそうです。
現在このミナレットのてっぺんに登ることができると聞いて、行きました。実は以前に1度来たことがあるのですが、ミナレットのことは全然知らなくて、行きそびれていました。

 
 

 
                         ↑ミナレットの頂上の上がり口です。

入り口は塔の下にあるのではなく、少し離れた壁にあります。なお、ジャマー・マスジッドの境内に入るには靴を脱がなければならないので、裸足で歩き、登ります。

ミナレット最上部からの眺望です。オールドデリーがおもちゃのように見えます。






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