いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

アメリ:労働力の再生産

2005年02月05日 07時38分03秒 | その他
6時覚醒

 
 30分刻み生活記録をおいらもやってみる。ただの賃労働者の一日である。

5:00 目覚める
   ラジオをつける 
6:30 布団からでる
  やっつけブログ
7:00 仕度
8:00 家を出発
8:30 既に賃労働
9:00 賃労働
9:30 賃労働
10:00 賃労働
10:30 賃労働
11:00 賃労働
11:30 賃労働
12:00 賃労働
定食屋でハンバーグ定食750円をいただく。労働力の再生産
休み時間読書は、『自由という服従』数土直樹。斬新・緻密の「自由・服従」論。
人間は自由だからこそ服従するのである、というパラドクスのメカニズムを論証。
13:00 賃労働
  ・
  ・
   ・
19:00 賃労働終了
帰る。帰途、食料品店。れもん酎を買う。
  労働力の再生産
20:00 BS2 『アメリ』をみる。映画には全く無縁のおいら。なぜか1週間前からアメリを見ようと決意。フランス映画と知ったのは当日だった。なぜ、見ようと思ったのかは自分でも謎。
・絵のような舞台。フランス、パリ?あれがホンモノとは思わないが、もっともらしい美しさ
・奇妙奇天烈な流れであり、映像もコラージュ多用でマンガ的だが、あざとい感じがせず、抵抗なく受け入れられた。
・王妃の死とか過去からの返品とかもっともらしいモチーフの役割がよくわからん。もっとも、なんの意味もないということかもしれない。
・証明写真補修のフーコーっぽいおじさんのおちは、一歩まちがえると映画ががらくた化するところだった。
・映画を進行させる駆動力は、主人公が謎を解くためのどたばた、であり、これは「羊をめぐる冒険」など日本ではありふれている手法である。
・つねに流れるあのアコーディオンのメロディ。ん~。これはフランス映画にとっての、フジヤマゲイシャ、に相当するかもしれないのに、それをみこんでわざとやってるのかな?

22:00 寝る

PS,BS-2でちゃんとみた映画は2回目。1回目は小津安二郎のもの。タイトル忘れた。終戦直後の九段下の民家に迷子が押し付けられ、押し付けられたばあさんがその迷子を親に押し付け返そうと奔走。寒村であった厨子なんかも出る。最後、うちの子にしようと決意すると本当の親があらわれ、子供はもとさや。映画にえがかれた終戦直後の東京庶民の、子供に対する、あのぶっきらぼうさは本当なののだろうか?ちなみに、この映画もなんでみようと思ったのかおぼえていない。




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