いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

磯江毅 展;そして、レアル(real)・マドリッドとマドリッド・リアリズムは全然関係ないんだなぁ

2011年07月05日 19時38分28秒 | その他


   

           ↑ クリックで拡大                     ↑

サン・フェルナンド王立美術アカデミーのスルバランブース。誰もいなかった。精緻で"写実"的なんです。
昔から、マドリード・リアリズム 

おいらはサッカーについては全然知らない。でも、マドリッドの有名なチームが"レアルマドリッド"であるとは何となく耳にしていた。サッカー好きの人が、レアル・マドリーとかいうので、そのマドリーという言い方に、スペイン好きのおいらは反応していたからだ。別にサッカーチームのレアルマドリッドに関心はなかったが、何となく勝手に、そのレアルマドリッドという意味は、生粋のマドリーっ子ってくらいの意味なんだろうと、無意識に思っていた。レアルマドリッド=Real Madrid=本物の、正真正銘の、典型的なマドリッドのサッカーチーム、ってくらいの意味かなぁと。

違ったょ。

スペイン語でrealとは、英語のroyalの意味なのだ。つまり、サッカーチームのレアルマドリッドは王立のサッカーチームという意味だったのだ。

そして、さらに知ったさ。

今年、マドリッドはアトーチャ駅に行ったとき、子どもの顔像に出くわした。
ぎょっとした。
おととしには影も形もなかった。
その作家さんが、アントニオ・ロペス・ガルシア(⇒wiki)さんだって(最終的にはおいらは未確認)。

  -今年5月のマドリー詣での時に―

なぜ気付いたかというと、このビラを見たからだ;

このビラで知って、アントニオ・ロペス・ガルシアをネットで画像検索したさ。
そしたら、あの時ぎょっとした赤ん坊頭の画像があっただよ。

↓食べられず、恨めしそうに見上げるうめちゃん。

 <<鰯>>

・ビラに書いてあった

磯江毅(いそえつよし1954-2007)は大阪に生まれ、大阪市立工芸高等学校を卒業後まもなく単身でスペインに渡り、30年余りの長きにわたる滞西の間に油彩による写実絵画を探求しました。
やがてアントニオ・ロペス・ガルシアに代表されるマドリード・リアリズムの俊英画家グスタボ・イソエとして認められ、国内外で高い評価を受けました。彼のリ アリズム表現は、文字通り事物の細部まで深く入り込んで具象的に描ききるだけでなく、現実世界が内包する神秘的なものまで捉えようとしているような精神の 深まりを感じさせます。その根底には生死をかかえこむ生きものへの深い洞察と諦観が見て取れるのです

特別展 磯江毅=グスタボ・イソエ マドリード・リアリズムの異才

練馬区立美術館だ。会期 平成23年7月12日(火曜)から10月2日(日曜)

▽ビラ




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。