いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

せめて、もっと人殺しの顔をして、「なんて土人の国なんだ!」といってみた

2011年12月27日 21時12分51秒 | 日本事情


 ―原発推進鬼畜大宴会への招待状―

慢性中二病のおいらは、せめて、もっと人殺しの顔をしろ!とかいう物言いにしびれる。

今じゃ原発容認は鬼畜扱いだ。 そんな鬼畜宴会の末席へすら堂上することもできず、バイトでがんばっているおいらに鬼畜大宴会への招待状が届いていた。数年前のことだ。別に隠すわけでもないが、おいらは、ひそかに、我がぬっぽんがおフランスさまのように核武装さすて、自らを恃むところすこぶる厚いりっぱなおクニにさなってくださるのを、それこそ自ら秘かに期していた。ここで「自ら秘かに」が肝心である。原発がなくなると核武装ができなくなるんだゾ!と声高に叫び、あまつさえ、愚?娘を東電に押し込む某代議士とは違うのだ。

ぬほんずんの原発運営は鬼畜ではなく、まぬけなのだ。

そして、泡のように消えたよ。野望。

やっぱり、まぬけだったょ、ぬっぽん。

残躯天の赦すところではなく、残躯天の赦さざるところ、地獄が待っているんだっちゃ。

・今じゃ原発容認は鬼畜扱いのぬっぽん社会で、無視されている、あるいは、見て見ぬ振りされているのが、吉本隆明だ。

今日現在、明確に原発容認を主張している数少ない御仁である。「原発をやめる、という選択は考えられない」:科学に後戻りはない:原発 完璧な安全装置を

吉本"教組"(?)はおっしゃっているようです;

「原発をやめる、という選択は考えられない。原子力の問題は、原理的には人間の皮膚や硬いものを透過する放射線を産業利用するまでに科学が発達を遂げてし まった、という点にある。燃料としては桁違いに安いが、そのかわり、使い方を間違えると大変な危険を伴う。しかし、発達してしまった科学を後戻りさせると いう選択はあり得ない。それは、人類をやめろ、というのと同じです。
だから危険な場所まで科学を発達させたことを人類の知恵が生み出した原罪と考えて、科学者と現場スタッフの知恵を集め、お金をかけて完璧な防禦装置をつくる以外に方法はない。今回のように危険性を知らせない、とか安全面で不注意があるというのは論外です」

今回の福島第一の事故は、原発第一世代の発電装置の事故です。別に原理的に難しいことをやっているわけではありません。ただし、原理的に簡単なことを安全に行うことはむしろ相当難しいかもしれません。でも、「文明人」というのはそういうことをやってあたりまえなのです。

やってあたりまえ。誤ると鬼畜扱い。つらい稼業です。原発管理。 

今回の東日本大震災で新幹線はすべて止まり、死傷者ゼロです。でも、誰も特には誉めてくれません。

やってあたりまえ。誤ると鬼畜扱い。つらい稼業です。

でも、やはり、やってあたりまえです、原発管理。 

今回の事故は、地震・津波などそもそもぬっぽんで原発を運転するとはどういうことかという「自分の置かれた前提の環境を不断に批判的に検証することなく」、のんべんだらりんと「原子力ムラ」の惰性に漬かっていた結果です。マスコミなどを買収して「素人」をだます策を講じても、原発安全の実は挙がっていなかったのです。

原発もろくに扱えなんて、 「なんて土人の国なんだ!」

ちなみに、上記の鬼畜大宴会への招待状ですが、おいらは、幸か不幸か、別に原子力ムラの周辺にいるわけではありません。

在京の各国大使館は、当然、intelligence活動をしています。intelligence活動といったって公然のものが大半です。すなわち、各国の在京大使館のintelligence部門には科学技術担当という部署があります。各国のintelligence部門は日本の科学技術の動向を常に本国にレポートしているのです。当然のことです。一方、おいらはブラックベンチャーのintelligence活動をしていました。ラボで実験するわ、インドの顧客に納品とプラント運転に行くわ、intelligence活動をするわ、頭数の少ないブラックベンチャーならではの生活でした。今から思えばこの記事は a day in the lifeです。

そして、そういう交流で名刺をばらまいた結果、上記フランス大使館からの招待状が来ました。ちなみに、フランス大使館原子力部の原子力部というのは原子力だけを専門に扱っているわけではなく、科学技術一般を扱っていると思われます。原子力がフランス語では科学技術の象徴となっているからでしょう。

繰り返すと、おいらは、幸か不幸か、別に原子力ムラの周辺にいるわけではありません。特に堂上したいわけでもありません(~♪~ 堂上を欲した時に、すべてを失うだろう ~♪~)。残念ながら行けなかった2008年おフランス大使館は、思いもかけず、2010年に行けることとなりました。

さて、こういうのはどうでしょう?

http://fewmonths.exblog.jp/6814083/

原子力発電所が爆発して廣島原爆の何十~何百発分の放射性物質を撒き散らした2011年3月の約3年前にガンで死んだ物理学者の訴えです。ガンで死ななければノーベル賞をもらっていただろうと認定されている著名な物理学者サマであらせられるようです。

ノーベル賞もらえるまで長生きした方がよかったのか、廣島原爆の何十~百発分の放射性物質を撒き散らした2011年3月を上記の発言を抱えて迎えた方がよかったのか? 

おいらが指摘したいのは、この物理学者、いやこれに順ずるあまたの物理学者の「単細胞」です。原発⇒E=mc^2と単純化するその神経です。

なにより土人なのは、こういう神経なのかもしれません。 「なんて土人の国なんだ!」

原発⇒E=mc^2は別に間違っているわけではありません。ただ、原子力発電の実態を全然把握しきれていないということです。

田舎に危険な原子力発電所を押しつけ、底辺の人たちに危険な原発での労働を押しつけないと動かないのが原子力発電所」とかいう認識は、この約3年前にガンで死んだノーベル賞候補の物理学者にはないわけです。

省エネで不愉快な生活を強制するより、温暖化ガスを出さない発電をもっと充実させるべきです。私は原発に賛成ですので、どんどん推進してほしいと思います。

とおっしゃる。

まさに、E=mc^2しかアタマにない、大物理学者サマでございまする。  「なんて土人の国なんだ!」

もちろん、これらのおいらがはっする嫌味は、難しい物理ができず、物理帝国主義が、最終期とは言え、権勢を誇っていた20世紀末期、昭和末期に、帝国の二流市民として修業していたおいらのルサンチマンに基づくものだ。

●それにしても、今回の原発事故の一連騒動の中で、何度思い出しても大嗤いできるのが、がっつり花崗岩

今から思えば、福島第一原子力発電所が爆発して多量の放射性物質が空中に巻き散らかされ、風にのって関東甲信越地方を襲った。とくに流れの一部は一度太平洋に出て、その後鹿島沖から霞ヶ浦上空を通過、関東―東京方面に流れた。この際多量の放射性物質が千葉県柏市に降下した。たまたま東京大学の柏地区の常時放射線観測器がこの放射性降下物質を感受し、データとして公表された。

この放射性の異常な観測値を、反物質という素粒子物理学の先端?を研究している?教授さまが、その放射性の異常な観測値は周囲の建築材料の花崗岩から発する、いわば準自然放射線量と判断し、世間に流布した。それが、がっつり花崗岩。 

 「なんて土人の国なんだ!」

今から思えば、この関東甲信越地方への多量の放射性物質をきちんと認識、対処していれば、埼玉県で製造された粉ミルクのセシウム濃縮は避けられたのだ。

さらには、

どんだけ、嗤わせてくれるんだ、食税KEK教授さま。

小学生の時、理科の実験で、沸騰石って使ったべさ。ゼオライト。それだよ。

 「なんて土人の国なんだ!」

まぁ、素粒子以下の「世俗物」なんか知らない方が、って業界なんだろうね。

そうなら、素粒子館ですっこんでいればいいのだ。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。