いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

去っていった。

2007年05月30日 20時52分32秒 | インド・3回目・シンガポール
- - 四十五年八月十五日、まったく予期せぬ形で日本の天皇の命により日本軍が降伏した。日本人は、我々の支配者や主人の立場から今度は良心的で勤勉な模範的戦争捕虜に変貌した。新たな自分の役割として真面目に街を掃き清め、シンガポールから去っていった。- -

『リー・クアンユー回顧録』


ミリオタパーク・シロソ砦のショップに売っていた、日帝皇軍対英降伏文書のコピー。


律儀に「板垣」の印鑑(はんこ)! 泣けるね!



「新たな自分の役割として真面目に街を掃き清め」
日帝皇軍敗残兵がシンガポールの街を掃除する写真はおいらは未発見。
この写真は日帝皇軍によるシンガポール陥落直後、掃除させられる豪兵。帽子でわかる。そして、それを見つめる「アジア」人。こんな光景は世界史上なかったのだ。
日帝壊滅後、皇軍敗残兵士が掃除したとするなら、敗残兵の役割を、一般的に、よくわかっていたに他ならない。



模型↑  実写↓




東京に去った板垣は、さらにあの世に去って行ったことは言うまでもない。


ちいさく、つぶやいた サヨナラ。こころに届くかしら?




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日本人は、我々の支配者や主人の立場から今度は良心的で勤勉な模範的戦争捕虜に変貌した。



新たな自分の役割として真面目に、マック憲法公布。









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