おおやいし
大谷石
です
佇まいのある古くからある家には
よく門柱として使われていますね。
盛り土の周囲を成形したり壁にも。
通りかかった小徑
古い家を解体していました。
木と紙の、多分昭和10年代に建てられたのではないかな。
瓦葺きの白壁の平屋でした。
残念に砕かれてしまったおおやいし
石の外側は陽に雨に晒されてベージュですが、割れたところが輝いていました。。
乳白色の軟らかい石の中に
淡くてキラキラとラムネの硝子瓶のような薄い碧或いは翠。
美しい氷河を間近に見たことは
まだないのですが、
なんとなく似ているかも。
氷河も石も、何万年
もしかしたら何億年
極地や地下で
ゆつくりと
ゆつくりと
そんな月日を
湛えている。