いいりん ☆ ゆつくりえいと☆

未知な木、みちの創作メモ。面白いことを取り込んで、PUREに創ります。
それは有形無形、編んだり解いたり・・・

アップサイクルしよっ!

2022-09-23 19:10:52 | Weblog


編み物は、究極のリサイクル
と思っていましたが、
アップサイクル、
リユースなども可能性は無限大。

ほどいたセーターの糸
ほんの少し余った糸
貰った糸
サンプルの糸
気に入ったけれど使う機会の無い糸
ふわふわモヘアの極細な糸

これらを魔法にかけて
宇宙に一つの何かを創ろう

銀河みたいなベレー帽や
風景画みたいなスキー帽



ウールは温かいし丈夫で
これがなければ冬は暗い

羊やアルパカが嗤う

『そもそも私たちの増え過ぎた毛よ』


クスクス嗤う銀河みたいなベレー帽。



次は
リサイクルされたポリエステル素材で、
アップサイクルな
バッグも創ろう。

手編みのミトン、靴下の想い出

2022-09-18 11:39:13 | Weblog


むかし編んだ靴下が出てきた。

更にむかし編んだミトンも。
ミトンは鮮やかなみかん色、
確かアクリルの並太糸。

小学2年に初めて糸を買ってもらい、マフラーにチャレンジして、
3年生につくっていたと思う。

教えてくれる人が周りに居たことに感謝ですね。

ウサギの刺繍は、苦心の末の出来栄え。

左右違う名前のウサギで、
目の位置、顔も違うのです。
その頃、ぬいぐるみが2体いて
それぞれを描いたつもり(笑)
真剣そのものの意気込みで刺繍したことをふと思い出しました。
子供心ながらこだわりでしたね。

(=^・^=)(=^・・^=)


その後約10年の月日は流れ、
立体的な靴下に憧れ挑戦してみたものの、
かたちも編み目も左右対称に仕上げるのは想像以上に難しくて
履いてみると左右違う(笑)

サンタさんなら喜んでくれるかな。


五本指のモヘアの手袋は、
ミトンが出来上がった頃に
プレゼントで戴いたもの。
父の師匠からの贈り物だったので特別な有難さを感じて、
散々使い、洗い、繕い
クタクタになりましたが
大切にしまってありました。

カラフルなグラスビーズが縫い付けられています。

手あみの帽子(グラニースクエアハット)

2022-09-13 18:51:42 | Weblog

新しい空間で、新しい帽子を撮影。

かぶりやすくて、個性的だけれど
品もある帽子。
春から試行錯誤して、
だいたいコツがつかめました。

糸の種類や太さ、
色の組み合わせなどにより
可能性は無限大なので、
それは、言い換えるなら

よりよい作品に仕上がるには
精進あるのみ


ですが、
それが愉しいのです。

シンプルなグラニースクエアモチーフから、
勘で立体に仕上げていきます。
もちろん基本的なパターンがあり、
それに沿って味付けです(*^^*)

草むしりのアスレチックス

2022-09-11 17:30:16 | Weblog

昨夜は中秋の名月

宵はきれいな月がぽっかり浮かんでいたけれど、
日付けが変わる頃には雲隠れ。

雲の上でのんびり輝いていたことでしょう。


夏前に、草むしりのヨガなんて云いながら草むしりしてみたのですが、
夏場はバージョンアップ。
一雨ごとにざわざわと伸びてくる野草。
何度も草刈り、ときには電動草刈機の加勢があっても追いつかないスピードで伸びてきます。

生えてくる草花の種類が遷り変り、更に同じ植物でも根や茎の色合いやバランスも変わり、季節の変化がわかり楽しくもあるけれど、

勢いがひどすぎて、たいへん(泣)

満月の翌日だからかひときわ瑞々しい元気な野草ですが、こころなしか根っこがふわふわ、土がふかふか。
8月中頃よりも引き抜くのが少し楽でした。

ということで、あたり一面の野草を作業用手袋着用で斬り刻み、、薙ぎ倒し、、じゃなかった

草むしり!!

もちろん蚊や毛虫、蜂などが居るので長袖シャツ、長いスパッツに防水加工の靴です。
スポーツにも似たウェアで、草の種類を瞬時に峻別しながら如何に速く、如何に多く、如何に美しく抜き取り、刈り取るそれは、もはや新しいスポーツ!(笑)

とか何とか、
21世紀の統合型リゾートについて思いを馳せる約1時間………

なんてね。

ゲームとは、こういう作業を分解して抽出した断片で脳内を喜ばせるカタだったのか〜ならばゲームを逆さまにして

あつまれみんなの愉しい草むしり

ポケ◎ン草むしりGO❢

なんてなればむしろ流行る?(笑)

分析と統合について浮かんでくるw

哲学しちゃいました。

まあ、なにはともあれ満月後の瑞々しい元気な野草を刈り取り小山ができ、少しは地面が見えスッキリしたので、今日は、ヨシ。

草むしりのアスレチックス

大成功!


次はどんな草むしりになるのかな?

■画像■

小さく見えるが1メートル位の小山になった。
日光でカラカラに乾燥し、一雨降れば5分の1位に減る。

アスレチックスフィールドは、ゲームより楽しいよ。
考え方によっては(^_-)-☆

夏の余韻 インカ帝国の記憶

2022-09-04 15:27:51 | Weblog


夏の間、目にしていた鮮やかな植物たち。
雨が降るとザワザワ延びて悩ましいですが、やはり美しいですね。
そんな植物の生命力は
テレビや画像や写真には写らない。
近くに居ないとわからないけれど、
翠色、緑色の色鉛筆を買いました。
片鱗くらいはきっと思い出せるかなと。


話しは飛びますが、

16世紀に終わりを告げたインカ帝国。
今は南米ペルー一帯のある意味巨石文化として記憶されていますが、高度な文明圏を創造していたことが偲ばれます。
樹木や繊維などでつくられたものは風化し朽ち果てほとんど失われました。

石造物だけが形を変えずに遺っている。
そこに佇んで目を閉じると
往時の豊かさが甦ります。
鬱蒼とした森、谷に湧く温泉、鮮やかな岩盤、ゆっくり削る河川。
あざやかな織物や編物、多種多様な土器、黄金の宝飾品。
そして豊富な作物の原種、品種改良。
……16世紀以降ジャガイモ、ピーマン、コーンなど西欧を下支えしましたね。

13世紀にクスコ王国ができ、
1438年、パチャテクの即位により国家再建がはかられます。
(ちょうど鎌倉時代〜戦国時代)


最盛期は人口1600万人
80もの民族が4つの王国になり、
連邦国家と呼べるものを形成。
その頂点にインカ帝国。


現在のコロンビアからチリまで5200kmを超える道路、高低差がある地形は吊り橋などを掛け繋ぎました。要所には神殿と要塞。

約7km(1トポ)毎に里程が定められ
約19km毎に宿駅(タンボ)を置き、タンボには食糧備蓄庫を設けました。税収としての食糧の保管場所であり、食糧難になれば平等に分配するためにどんどん放出したそうです。

1日に240kmも走るチャスキと呼ぶ飛脚が、8km毎に置かれ緊急事態を伝えました。

なぜか文字は無く、キープ(発音はキプーが精確ですね)と呼ばれる縄の束が使われました。
縄の結び目の形や位置で数字を表し、統計情報に使われたとか。
暦や納税記録とわかるものが現存していますが、最近言語情報と考えられるものも見つかっているそうです。
本当に、クスコやサクサイワマン、マチュピチュに佇んでみると、
文字が無いのは何故?
と疑問が湧いてきます。
能力ではなく理由があるな、と。

一説に、
「文字を持っていたが迷信的理由で廃止した」
そうなのです。
……文字を使うと不都合が?
……誰に?

知識、文化活動は貴族の為のものであり庶民のものではない、というのは何となく想像できます。
また1600万人を擁するために積極的に「公用語」を普及させたのもわかります。

でも、エジプトやケルト、日本にも数多く遺る石の遺跡には文字が彫られているのに、
インカ帝国一帯には無い?

美意識?
かもしれない。

後世に消された?
いややっぱりインカ帝国には文字は拡がらなかったようです。
貴族だけは使っていたのかな?

いや、何かべらぼうに強い「意思」を感じてしまいます。


文字を盡くしても伝わらない
文字が氾濫すると混乱する

じゃ、文字封印しましょ。

かくて、キプーのみになりました。
そうなのかな、どうなのかな。





カエサル ジュリアスシーザー
ケサル  チベットの奇祭
ケツァール 中米(マヤ文明)の鳥
ケチュア インカ地域の言語(ケチュア語、アイマラ語)


そのケチュア語で
インカ帝国をタワンティン スーユ
再興の王パチャテク

といいます。
なぜだか漢字が浮かんでくる
大王帝四邑
覇者大君
(●´⌓`●)(> <;)

さてはて。この秘密を解くのは誰?






1533年にスペインのコンキスタドールにより
インカ帝国はあっけなく滅亡しました。
実に勿体ないお話です。

真夏よりちょっと秋めいてきた夜の手前の黄昏れ時の夢の後先

あ、文字が過ぎたようです。
おあとがよろしいようで。