日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

解体の憂き目・ソフィテル東京

2007-04-09 | 仕事・建物
何気なく日経アーキテクチャーのページを繰っていた。
「ソフィテル東京が既に解体中」と出ている。
(もう終わったかもしれない)

2月に都美術館のついでに旧岩崎邸に足を延ばし
不忍池からくっきりソフィテル東京が見えた。
まもなく解体される事を聞いていたので写真にした。
旧岩崎邸の庭園からも夕日に浮かぶ姿が見えた。

岩崎邸は明治29年建築、築111年 
設計ジョサイア・コンドル 岩崎氏の迎賓館
方やソフィテル東京は1994年建築、築13年 設計菊竹清訓
ホテルだったが三井不動産系列会社が買い取り壊している。

皮肉にも100年を超える建物が残され
築13年があっけなく解体の憂き目に遭った。
建築当初は非難轟々(?)が最近は不忍池のスカイラインを印象的にしていた。
写真左は不忍の池から、右は庭園内の撞球室(ビリヤード)の屋根の上の姿
対比して感慨深くに眺めていたっけ。

私の学生時代のヒーローは菊竹さんと黒川紀章さんだった。
黒川さんは味噌漬けが終わり、また国際社会に貢献してくれることだろう。
菊竹さんは78歳でまだ頑張っている。
(足元の砂つぶにも及ばないのにエラソウデすみません)

不忍池の眺めはどうなるのだろう?
のっぺらぼうの建築物に取って代わらなければいいが

このブログに写真が2枚以上入れられるらしい
次にはチャレンジしよう。

ソフィテル東京
菊竹清訓建築設計事務所
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