日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

伊勢神宮奥の院

2013-07-31 | 趣味・遊び
お伊勢参りの二日目は奥の院と呼ばれている「金剛證寺」
伊勢志摩スカイラインを上がった朝倉山にある
伊勢神宮の鬼門を守る寺として伊勢信仰と結びついて
「奥の院」と言われる様になった。

    

遷宮の騒ぎとは別な静けさが漂う



蓮間の池では蓮の花が見頃



階段上から見ると中国っぽい景色



お地蔵さんを持ち上げて(重い!)3回まわすとご利益がある
あまりの重さに2回で中止、ご利益はごわさんとなった。

奥の階段を上がると極楽門


トンネル部の名称は袴腰という

その先は延々と続く卒塔婆道



一般の卒塔婆と違い角材が立ち並ぶ
太いものでは尺角(30センチ)高さは4~5m
美空ひばりさんや石原裕次郎さんが奉納した卒塔婆もあるとか、、

展望のよい奥の院から戻る道すがら



卒塔婆の加工場所を見つけた。
10時前のせいか職人さんは見当たらなかったが
スタイルが白装束なのか、普通の大工さんと同じ格好なのか
見られなかったのが残念。
尺角の卒塔婆の加工途中だった。

内宮は明日へ続きます。
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伊勢神宮 下宮~別宮

2013-07-30 | 趣味・遊び
伊勢神宮へはツアー会社のバス旅行で行った。
新宿からバスに乗り延々と6時間半!
新幹線の乗り継ぎより楽の筈が、目論み違いが痛い。

伊勢神宮の下宮~別宮の月讀宮~奥の院~内宮まで
ひたすら、伊勢地域の神宮の系列宮(?)を回るツアー

最初は外宮(豊受大神宮)
天照大神のお食事を司る神が豊受大神宮
衣食住を始めあらゆる産業の守り神である。



今年が式年遷宮の完結の年の日曜日
鬱蒼とした境内は人が多い。



真新しい千木に鰹木に茅葺き屋根
金の棟押さえがピッカピカ



20年経つとあちこちが痛んでいる。
多賀宮、下御井神社、土宮など(区別がつかなくなった)
2礼2拍手1礼で拝んで回る善男善女ばかり

天井裏を見上げると



金物が見える
今時の補強金物と違い華奢で上品(?)
揚げ裏の風の為より、棟の鰹木の転び止めと見たが
定かではない。


次は下宮の北側の月讀宮(皇大神宮別宮)四別宮
天照大神の弟神と母親達祭ってある
各4宮を決められた順番でお参りする



新しくなった宮へは近寄れず
20年を経た建物に行儀良く並んでいた。

森の中のシンプルな建物は皆掘っ建て柱に茅葺き屋根
それぞれに深い意味があるのだろうが
にわかお伊勢参り、ただただ遷宮の無事と家内安全を祈るばかりでした。
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お伊勢参り

2013-07-29 | 趣味・遊び
昨日、今日と伊勢神宮に行ってきた。

20年に一度の式年遷宮の今年
10月にはクライマックスの祭が執り行われる。

10月に向けて立替えの建物はほぼ完成(見えないけれど)



今日はに参加の人々が各地より駆けつけ
大勢の白装束の人々が集まっていた。
御白石持行事

詳細は明日へ続きます。
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夏真っ盛り!

2013-07-27 | 自然・風景
今日も暑い!
それでも夜になると涼しい風が吹き、冷房なしでもOK
不思議とよく寝られる。

仕事を終えるとテレビを見ながら居眠りし、
床に入ると、朝迄グッスリ
我ながら、こんなに寝ちゃっていいのかなあ~~


今朝ゴミ出しに出ると、
「夏が戻っちゃいましたね」挨拶をされた。



公園ではヒマワリが咲き誇り
ベランダではニガウリが日に日に育ち
夏真っ盛り!

スウェーデンに滞在中の友人は
「寒いぐらいで、ぜいたくだけど日本の夏も捨てた物ではないなと思い始めた」
とメールをくれた。

今くらいの暑さなら、夏大好き人間の私も大歓迎
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見本帳の解体

2013-07-26 | その他
今年になって、少しずつ仕事場の片付けに取り組んでいる。
第一弾の書棚はほぼ完了
書棚が空っぽになるほどの大量の本を処分した。

ここで終える筈だったが、なんだかすっきりしない
床に見本帳が立てかけてある。
床に物を置かない事にしようと思いつつ
20年近くも経つと思いと裏腹な現実に直面(おおげさ)する。

クロスや畳、床板の見本、タイルのサンプルなどなど・・
よくも集めたもの・・
しかし見本帳は年々歳々代わり、品番さえ変えられて
2~3年で使い物にならなくなる。
それなのに、次から次へと処分する事なく溜め込んでいた。

理由は、処分が大変!だから

覚悟を決めてクロス類の解体から始めた。



スチールの金具で束ねてあるもの(上)
プラスチックで束ねてあるもの(下)
プラスチックはそのまま燃えるゴミで良いが
紙とスチールの混在は解体して分別しなくてはならない。



ドライバーとカッターナイフで力任せの仕事
近頃の本業は指先と頭の中で完結する
力任せは続かない。

一日4冊、昨日今日で8冊終えた。
なんでこんなに貯めちゃったのか・・
今更ながら後悔する。

それにしても、このC型金物に憶えあり



2011年の震災で棚の本がなだれ落ちた反省から
耐震金物に応用していた。

以前にも解体で苦労していたので
ついつい貯めてしまったようだ。

事業所のゴミ処理券を貼って少しずつ出して行こう。
それにしてもまだ半分くらい終えた程度
先が思いやられる。
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池井戸潤著「ようこそ、わが家へ」

2013-07-25 | 読書
「鉄の骨」に続き、池井戸潤の二作目
「ようこそ、わが家へ」小学館文庫
「・・わが家」とあっては読まないわけにはいかぬ、と思いつつ
堂場瞬一の新シリーズを探したが見つからずに代わりに買った一冊



戦慄のストーカー・・恐怖のゲーム・・帯の文字
恐怖は怖い(あたりまえ)ホラーものは避けたい、
だが表紙のメルヘンチックに助けられて買った。

超真面目で、冴えない風貌の銀行員
取引先に出向し総務を担う。

会社からの帰り道、電車の割り込みを咎め、苦言を呈する。
赤の他人に文句を言う事などないが、つい言ってしまった。

自宅への道の途中でくだんの男に付け回され
その後花壇が荒らされ、猫が投げ込まれ
家を見はられ、車が荒らされる。

警察に通報しても止まる事なく、ラチがあかない。

出向先では社長のお気に入りの営業職に疎んじられ・・
八方塞がり状態。

だが、家族4人は仲良く結束し
「自分はわるい事はしない」
「自分の事は守る、過剰防衛はしない」
そんなスタンスを貫きつつ、無事難関を乗り切る。

冴えなくとも、迫力はなくとも、
間違った事をしない。

ストーカーはゲームと言い切る息子に
相手と同じルールで戦う事をいさめる。

理不尽な目に遭ったら、相手と同じ目線に立たない
土俵から下りる。

つまらない人生なんてない、他人をうらやむ事はしない
一生懸命に生きる・・それが最大のドラマ。

内に勝れたものを秘め、表立って行動はしなくとも
自分で納得出来る生き方こそ、ドラマだなあ~~

・・と、思わせられる一冊です。
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かっこ良くピアノを弾ける?

2013-07-24 | 趣味・遊び
先週末、誘われて杉並公会堂に行った。

    

荻窪駅の西方、四面道の手前にガラスで覆われていて
前庭に植えられているメタセコイアが涼しげな影を作っていた。

子ども達のピアノの発表会



立派なグランドピアノにピアノの先生に付き添われ座る
それぞれの進み具合のまま、つたなく、達者に演奏する。

いつものラフな格好とは随分と違って
女の子は可愛いドレス
男の子は凛々しくシャツにネクタイ姿。

恥ずかしそうにに頭を下げ
かさ上げされたピアノ椅子に腰掛け
日頃の練習の成果を遺憾なく発揮(たぶん)

聞いている私の方がハラハラして記憶が飛んでしまった。

立派な子どもたちと、一方ならぬ気遣いだった先生

盛大な拍手で応援をしてきました。

みんな、かっこ良くピアノを弾ける(?)大人になるんだろうな・・
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中途半端

2013-07-23 | その他
先程迄土砂降りの雨だった。
パソコンをONしたまま、書類を見ていると雷がゴロゴロ・・
一瞬、蛍光灯が点滅をし、電話が声なき声がした(気のせいか?)
同時にパソコンがプツッと消えた。

すわ!雷にやられたか??
電源を入れると難なくついた
ホッとする一方、このまま使うと危ないと思い電源を切る。

雨はドンドンひどくなり、雷の重低音が響く

仕方なく、懸案だった書棚を片付け
不要な書類を捨て、片付けが佳境に入った頃
雨は止み、空が明るくなった。

・・で、片付け気分が終了
パソコンが使える様になったが
書棚が中途半端なままに・・




先週の公園の花
風が強くて一瞬たりとも静止しない
片手で押さえてもぶれってダメ



カラスウリ
タイマー設定で両手で構えたが
ブレは収まりきれなかった
(中途半端な写真で失礼します)
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国立能楽堂

2013-07-22 | 趣味・遊び
昨日の日曜日、千駄ヶ谷の国立能楽堂に行った。
何年も近くを歩いていても中に入るのは初めて。



萬狂言ファミリー狂言会
とっても安い入場券を手に入れていた。
伝統芸能の裾野を広げる為に子ども連れを優遇
ついでに(?)お暇な人達も呼び込んだ企画
功を奏して満員状態



何回か行った事のある幾つかの能楽堂のイメージでいたが
ひろ~~い

能舞台も大きい気がしたが?
狂言師が立つと、いつものスケール感がした。



さらに驚く事に、裃姿のお兄さんは歌のお兄さんの「さとうひろみち」
子ども向けの解説にはピッタリ

出し物は「柿山伏」「附子」

木に登って柿を失敬する山伏
柿泥棒を見つけてからかって遊ぶ柿の木の持ち主

主人に毒が入っているから近寄るなと言われた家来
太郎冠者と二郎冠者
中身が砂糖と分かり舐めてしまう二人
言い訳に掛け軸を壊し、お茶碗を割る二人
おなじみの演目だが
事前の解説で子どもたちに大受け

身振りのお稽古をしていたが
出だしはだれていた子どもたちが
佳境に入ると大喜び

最後には「狂言たいそう」
狂言師が舞台で踊り、子どもたちが関で踊る

驚き楽しんだ日曜の昼時
次は「能と狂言」の通しを見てみたい。
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秋の空?

2013-07-20 | 自然・風景
午後涼しい音楽ホールを出てると
「暑くない!」

夏真っ盛りの筈の今日は涼しい
身体は助かるものの、
のっぺらぼうの空梅雨の後に灼熱世界
暑い季節に慣れたこのごろは涼しい

季節の移ろいが変!



先程の空、まるで秋空



雲の合間に月
北の空では



次から次へと湧き出す雲
ひつじ雲か?いわし雲?
どちらも秋の雲の筈

空はもう秋なのか?
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粉ふき芋、レッドアンデス

2013-07-19 | 生活
手掘りのジャガイモを頂いた。



紅い皮の珍しいジャガイモ
調べると「レッドアンデス」らしい
二つに割ると中にも赤色が飛んでいた。
右手のジャガイモも名前があるのだろうが
分からなかった。

割ったのは卵スープにしたがシャキッとした味わい。

大きな二つは昨日粉ふき芋にしてみた。



粉がふいて、どちらか分からなくなった。
ほくほくと濃いめの味で、美味しい
ネットにはポテトサラダにすると、濃いめの黄色が綺麗と書いてあったが
粉ふき芋もGood!

親子でお芋掘りに行った子どもは
「美味しいよ!」にも食指が動かなかった。

かなり、ガッカリ!
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噴き出す緑

2013-07-18 | 自然・風景
涼しかった数日から一転、また真夏日になってしまった。
今日からまたクーラー漬けの日々の逆戻りだ。

7月4日のブログの善福寺川沿いのプラタナス

    

プッツリと切られて、仮囲いの一部と化しててしまったが
復活の一歩を始めていた。
16日火曜日の写真

    

切られても枯れるわけにはいかない(?)
気迫さえ感じられる、噴き出す緑の勢い

これからはこのプラタナスを目指して
運動不足解消に励もう・・・
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夏の花たち

2013-07-17 | 自然・風景
昨日と今日は涼しい
30度位なのに、先週の暑さに比べると雲泥の差の凌ぎやすさ。

それでも自然界は夏進行中

    

近くの空き地ではヤマユリの花が咲き誇り



公園ではカンナが花盛り

ベランダではカーテン朝顔が今日だけお休み
昨日迄可愛く咲いていたが
涼しい日は苦手なのかしら?

雨が降り出しました。
今夜もクーラーなしで眠れそうだ。
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うな重ランチ

2013-07-16 | 生活
昨日東京地方はお盆の日

お墓参りに行ってきた。
暑さが一段落の筈がかんかん照りの真夏日
汗ビッショリになってお掃除をし、お詣りを済ませ
いざ昼食!

秋川橋を渡り、バーバキューランドに沿って歩くと
老舗の割烹「川波」



兄が中学生の頃「一度お茶だけでも飲んでみたい」と憧れていたそうだ。
門の正面の小部屋がお気に入りのお部屋



川原が目の前
バーベキューの煙が見える。

価格高騰で庶民が食べるのに決心のいる「うなぎ」
皆で贅沢をしよう



「うな重」

肝吸いと胡麻豆腐に骨の唐揚げ
フワフワうなぎの蒲焼きにたっぷりのご飯
次にウナギを食べられるのは何時だろう??

贅沢なランチのお墓参りでした。
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藤田宜永著「老猿」

2013-07-13 | 読書
今日は蒸し暑いものの、35度を超える事はなかった。
一息付けるほどではないが、なんだか嬉しい。


6月中旬に読んだ、初めての作家
藤田宜永著「老猿/ろうえん」講談社文庫



定年退職を目前にして、浮気相手に見放され
妻に発覚して離縁され、勤め先のホテルを辞め
家も家族も職も失ってしまった男

亡父が残した軽井沢の外れの別荘で暮らし始めた。
隣は変わった年寄りが常住し
その前の家は愛人とおぼしき中国人のアーティストが住む。

孤独で厳しく長い冬を乗り越える覚悟は出来ていたものの
変わった老人に目を奪われ、他人の愛人が居候を決め込み
孤独な冬は波乱に富んだ冬になってゆく。

毎年何回かお邪魔をする友人の黒姫山荘を念頭に読み進めた。

貧しく質素な筈の暮らしが、そこそこ豊かで
都内にもワンルームを持ち
変わった老人に高村光雲の彫刻 老猿 に重ね合わせてゆく。
昨年の春に見ていたので実感を込めて「ふむふむ・・」

その上アーティストと中国に渡ったり
老猿が命を狙われたり
孤独で厳しい冬が波瀾万丈の日々となる。

帯には
「私は60年間、淫したものはない・・
 ・・地獄を見ずにすんだということだ。
 微温の中の幸福を 
 生きてきた気がした。」

微温の中の幸福は大部分の人が過ごしている
地獄を見ない代わりに天国にも行けない我々
波瀾万丈の人々よりも、一番強い人
・・きっと!

微温の幸福な人が、激しく吹き荒れる人生を垣間見て
また微温の幸福に戻る
平常心の元ホテルマンの物語、です。

この先大したことないなあ~~の
人々に是非読んでもらいたい一冊です。
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