日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

歌舞伎鑑賞教室7月

2012-07-13 | 趣味・遊び
今週、6月に続いて国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に行った。

友人に話した所「そういう時は私も誘って!」といわれ
7月の歌舞伎鑑賞教室を申し込んだ。
格安の2等席 1500円
席は下手側の最前列、手摺が少し邪魔だけれど
俯瞰気味でよく見渡せる。



今回の1階席は男子高校生、前回ほどキャ~キャ~してはいなかった。
バスでやって来ているようだった。

6月の歌舞伎のみかた
鳴りものや舞台装置のお話だったが
7月は澤村宗之助さんの解説で女形のお化粧と着付け
長襦袢と鬘の下地姿の男性、片岡りき弥(旧字でした)さんが
舞台にしつらえた鏡の前で無造作に(!)サッサカと全面白塗から始め
目に赤いポイントを入れ眉を描き小指で紅を入れる。

ズンズンと普通の男性歩きで舞台前に進み
あっという間に振り袖の着付けとカツラをつけて
腰を下ろし、なよっとして甲高い声を出す
急転直下の女形振りに唖然とさせられた。


出し物は歌舞伎十八番の内「毛抜」

    

嫁入り前のお姫様が髪が逆立つ病に罹り、結婚の日取りが決められない
病状を訪ねに来た弾正が待たされている間に毛抜きでヒゲを抜く
金物をいろいろ試すうちに、髪の毛が逆立つ仕組みに気付き
悪者を退治する勧善懲悪もの。
片岡愛之助の弾正はチョイ悪親父
派手な衣装と大きな動きでよかったが、
もう少し老けた感じでもいいのではなかったかと思った。

若い頃に誰かに連れられて「毛抜」を見た事があったが
弾正役は誰だったのだろうか?
ストーリーが分からずに結構眠かった記憶だけが残っている。

歌舞伎は見たいけれども高いと思い込んでしまっているが
国立劇場なら3階席でも充分楽しめる。

次の機会も是非とも見逃せない。

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