毎年行っている、Net4Uの職種別の利用状況調査の2022年末でのデータを報告する。
施設類型別の年次推移では、居宅介護支援事業所、調剤薬局の延びが著しい。
職種毎のユーザ数の推移では、看護師の延びが著しいが、他の職種は横ばいあるいはやや減少傾向にある。
職種毎のユーザー数の割合を円グラフで示した。看護師:47%、介護職:26%、リハ職:10%、医師:9%、薬剤師:6%、歯科医:1%であり、運用開始以来初めて医師がベスト3から脱落した。また、看護師と介護職で3/4を占めた。
Net4Uを利用している患者数は、8年前に比し2000人程増加した。一方で、医師の利用は漸減し、医師以外での利用が増加している。
Net4U利用状況を職種毎の書き込み数で比較した。看護師の書き込み数の延びが著しく、近年はリハ職の書き込み数も増加している。一方、介護職はユーザー数が多い割には書き込み数は少なく、主に情報の参照に利用していることが伺える。医師の書き込み数減少に歯止めがかかっていない。
