生保の新契約収入、第3分野と年金で約6割に 2006年6月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060613AT2C1201J12062006.html
生命保険会社が2006年3月期に獲得した新契約のうち、医療保険などの「第3分野」と個人年金保険が占める比率(保険料ベース)が、合計で全体の約6割に達したことが分かった。老後の生活資金や病気になった場合の経済的な手当てを重視する人が増えていることを反映している。これまでの死亡保障型から、長生きに備える保険に生命保険の主役が変わってきた。
獲得した新契約が1年間に生み出す保険料を示す「年換算保険料」は、生保38社の合計で06年3月期に約2兆2500億円。このうち第3分野は約5760億円、個人年金は約7150億円で、全体に占める割合はそれぞれ26%、32%に上った。
保険会社が今まで重点的に売ってきた死亡保険(定期付終身保険)は、以前なら 例えば男性なら20代半ばで結婚して、子供は2人 といった一つのパターンを想定した上で新入社員として入社した時に加入してもらう(昔は何の根拠もなく死亡保障○千万円という売り方が流行っていました)売り方が主流でしたが、今は雇用形態が多様化して、又、独身の間は自分自身の保障を確保して、家族の保障は結婚してから考え直せば良いという考え方が普及したこともあり、そのような提案では売れなくなりましたし、保険会社間の競争も激しくなっています。
そんな中、貯蓄性がない分 月払保険料が安くてそこそこの保障が確保できる医療保険やガン保険、年配の人なら老後の生活の足しにもなる年金保険は 保険会社の人にとっても売りやすいし、保険を買う人にとってもわかりやすくて買いやすい商品と言えるのではないでしょうか。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060613AT2C1201J12062006.html
生命保険会社が2006年3月期に獲得した新契約のうち、医療保険などの「第3分野」と個人年金保険が占める比率(保険料ベース)が、合計で全体の約6割に達したことが分かった。老後の生活資金や病気になった場合の経済的な手当てを重視する人が増えていることを反映している。これまでの死亡保障型から、長生きに備える保険に生命保険の主役が変わってきた。
獲得した新契約が1年間に生み出す保険料を示す「年換算保険料」は、生保38社の合計で06年3月期に約2兆2500億円。このうち第3分野は約5760億円、個人年金は約7150億円で、全体に占める割合はそれぞれ26%、32%に上った。
保険会社が今まで重点的に売ってきた死亡保険(定期付終身保険)は、以前なら 例えば男性なら20代半ばで結婚して、子供は2人 といった一つのパターンを想定した上で新入社員として入社した時に加入してもらう(昔は何の根拠もなく死亡保障○千万円という売り方が流行っていました)売り方が主流でしたが、今は雇用形態が多様化して、又、独身の間は自分自身の保障を確保して、家族の保障は結婚してから考え直せば良いという考え方が普及したこともあり、そのような提案では売れなくなりましたし、保険会社間の競争も激しくなっています。
そんな中、貯蓄性がない分 月払保険料が安くてそこそこの保障が確保できる医療保険やガン保険、年配の人なら老後の生活の足しにもなる年金保険は 保険会社の人にとっても売りやすいし、保険を買う人にとってもわかりやすくて買いやすい商品と言えるのではないでしょうか。