【今日の 重要文化財】
出雲大社の鳥居から約1.2km,徒歩で20分と言うところに旧国鉄大社線の終点、大社駅がある。
ワシの秘蔵している時刻表、1987年4月号,つまり国鉄からJRに分割民営化した「記念時刻表」には大社駅が存在している。
出雲市駅から7.5kmの営業キロである。
もちろんこの駅はその後の整理で1990年4月1日付で廃止となった。
1961年までは東京ー大社直通の特急があったそうだが当時の賑わいが想像される。
今も出雲市駅まで、東京直通のサンライズ出雲が走っているからまあワシは許す。
これが今の出雲市駅
(何とか出雲大社の感じを出してはいるが。)
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でこの大社駅もJR線の廃線と同時に取り壊されそうになったのだが、地元の何とかちゅう人(人たち)の働きで保存する事が出来たのである。
エキナカも立派に保存されていて、立派な観光資源であるがなんでか人っ子一人いない駅舎だが、今にもアナウンスが聞こえてくるような気持がする。
格子天井に和風のシャンデリア
上の写真は昔の改札のブースだが、駅員に切符を差し出してハサミを入れてもらったことを昨日のように思い出した。
分かるかなー
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こういった建築物の保存は大変だろうがぜひ頑張って後世に残してほしい。
取り壊したらそれで御仕舞だもんなあ。
たいしゃたもんだ。