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今日の衆議院本会議で内閣不信任案が上程され、自民・公明の333票による大差で否決された。「麻生辞任」を要求している武部・中川元幹事長らも反対票を入れるなど、自民党からの表立った「造反」や「反乱」はなかった。自民党の細田幹事長の反対討論は、「民主党のマニフェスト」の「ここはおかしい」「ここはどうだ」と列挙するばかりで、まるで「鳩山由紀夫内閣不信任案」への賛成討論のようだった。そして、この本会議の直前に、自民党の古賀選対委員長が辞任するというニュースが伝わってきた。前代未聞の「解散予告」で総選挙の日程を確定させて、「麻生降ろし」を封印して、ぎりぎりの「解散権の行使」を確保するという奇策で「灼熱の選挙」に突入する麻生自民党からの遁走が始まったのか。

「東国原氏擁立問題を引責か」 古賀氏支援者ら見方示す
2009年7月14日15時19分

 自民党の古賀誠選挙対策委員長(衆院福岡7区)が、宮崎県の東国原英夫知事の擁立騒動について「自分の浅はかな考えで迷惑をかけた」などと述べ、辞意を表明したことに、衆院選の準備に追われる地元、福岡県大牟田市の古賀事務所も寝耳に水で、衝撃が走った。冨安久芳所長は「代議士の決断です」とひとこと感想を述べ、衆院選への影響については「分からない」と述べるにとどめた。

 後援会の有力な支援者の一人は「驚いた」と話しながらも、「都議選の結果よりも、東国原知事の出馬要請が筋書き通りにいかなかったことの責任をとったのではないか」との見方を示した。衆院選への影響については、選対委員長として全国の候補者の応援に回らなくてすむ分、地元に張りつくことができると踏んで、さっそく選挙態勢の見直しに入る考えだ。

 これに対し、衆院選で民主党から立候補を予定している前八女市長の野田国義氏は、古賀氏の選対委員長辞任を「いつ沈没するかわからない『麻生船』という泥船から早く下りようということ。敵前逃亡ですよ。予想できたこと」と苦笑した。

 野田氏は「自民党は権力で結びついている政党。今後は離党者も増えるのではないか」と予想。「私は自分のやるべきことをやるだけ」と、自身の選挙活動には影響はないとの見方を示した。

 一方、尾辻秀久参院議員会長(比例)も辞意を漏らしたことについて、鹿児島市の後援会事務所関係者は「事前には何も聞いておらず、理由も分からない。東京の事務所も本人と話ができていないようだ」と当惑していた。

(朝日新聞)

やはり、大きな地殻変動が起きている。解散予告も前代未聞なら、投票日が確定した段階での選対委員長辞任は、政党としての瓦解だろう。しかも、公認権・資金・党幹部の遊説などに責任を持つ「司令官」が持ち場を去るというのだから、尋常なことではない。また記事にもあるように、参議院議員会長もまた辞意を漏らしたというのだから、自民党・麻生丸自体から各方面の前線で指揮をとってきた司令官クラスが忽然と消えるという事態はなぜ起きているか。

 ずばり、「政権与党」である日が終わるカウントダウンが始まったということだ。

 東京都議会議員選挙の結果が予兆であれば、8月30日の午後8時に自民党は政権から転落する可能性は極めて強い。自民党の結束の原点、結集軸とは「政権与党」であるという点にある。まだ、総選挙の洗礼も受けないうちに、早くも遠心力が働き始めている。

 明日から、7月21日~22日の解散の日までに予定されている解散の本会議まで国会審議は全面的にストップする。今日で、審議中の法案は「審議未了・廃案」となることが明白となった。大きな問題をはらんでいた「児童ポルノ禁止法」も、与野党の修正合意直前で止まった。しかし、解散で廃案になったからと言って、何もかもなくなるわけではない。小泉郵政解散で05年8月に廃案になった「障害者自立支援法」は、自民圧勝の後に早々と成立した。

 すべては、総選挙の結果次第。私も、総選挙後の議論にきちんと参加出来るように総力を挙げての総選挙準備に突入する。


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