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危惧していた通り、法務委員会における共謀罪の審議入りが決まった。明日は衆議院法務委員会の定例日。午前中は野党側の要求してきた一般質疑が行われる。その後、法務大臣の共謀罪の趣旨説明があり午後2時間与党の審議が始まる。日程は未定だが、参考人招致決議も予定されている。

野党側の審議は来週18日(火)の予定だが、解散前の国会で「条約交渉過程」の文書を資料要求した点について、再度これを委員会の場に出すように民主党は強く要求している。

特別国会という短い会期で、刑法の根本原則を変えてしまうような法律を一挙に通過させてしまおうというのは、土台無理な話。与党側も世論の動向に敏感になっていて、こんな法案が成立していいのかメディアによる徹底検証が必要だ。

参議院前には障害者自立支援法案が厚生労働委員会で採決されるという障がい者の人たちが大勢集まっている。生活基盤を破壊される危機感から怒り心頭だろうが、とんでもない選挙結果が野党の弱体化を生んだ。与野党の議席差がわずかである参議院でこのペースでは、巨大与党の衆議院ではどうなるだろう。

わずかな可能性でもあきらめずに、発言と行動を続けたい。


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