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今日、衆議院本会議が開かれて「議員立法」の肝炎救済法案が全会一致で議決された。「救済対象」がごく限定されるなど問題は残るが一歩前進であることに違いない。さて、問題は参議院で審議中の「給油法案」である。この法案の成立のためにのみ、臨時国会を大幅に越年で延長してきたのだが、民主党は参議院で採決しない方針となり、11日の深夜(12日の未明)に50数年ぶりの「再議決」が行われようとしている。

現在、伝えられているところでは、11日の本会議で深夜「延会手続き」を取り、12日の0時過ぎに「参議院で否決したものとみなす動議」が提出されて、これを採決する。その後に「衆議院は『給油新法』を参議院で否決したものとみなす」という採決を行い、参議院に送付。しばらくして、衆議院本会議で各党の討論を経て「再議決」を行い、与党多数で成立へという段取りのようだ。

11月1日に停止した給油作業を再開するために、福田内閣が執心してきた給油法案は、こうして12日の午前3時前後に「成立」する予定だ。私は、「再議決」されたら、ただちに街頭に宣伝カーを出して「抗議」の訴えをしようと考えていたが、明け方の4~5時に演説というわけにもいかない。国民の多くが寝静まっているいる間に「給油再開」へというのが、「福田総理の決意」らしい。そして、1月15日には臨時国会が終わる。たった2日間の閉会期間をへて、通常国会は18日に召集されて6月15日までの会期で始まるのだという。

続きはまた明日。

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