夏の間、集会や勉強会の講師として招かれる機会が多い。今日はあいにくの曇天だが、伊豆多賀の浜辺で年金と医療問題の話をした。呼んでくれたのは都庁OBの退職者会だ。
年寄りは怒っている。年金削減＆介護保険料と利用費のアップ＆減税廃止という増税＆医療費の高齢者負担増とまるで「早く死んでくれ」と言わんがばかりの小泉政治のしわ寄せが集中している。
だが、あきらめるゆえか本気で怒る人は少ない。生活や暮らしの土台が吹き飛ばされようとしているのに、小泉の次も自民党と思わされているおめでたさだ。
しかし、今日は怒る高齢者の人々と会った。9月15日に集会を日比谷で開きデモ行進をするのだという。2000人規模の計画のようだが、2万人集まっても不思議じゃない。労働組合の現役の人たちがおとなしいことが、小泉政治に国民の抵抗なしと錯覚させている。
怒りを数で示すのは、大事なことだ。
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