TOP PAGE BLOG ENGLISH CONTACT




 今週は「普天間問題」が大きな山場を迎える予感がする。与党検討委員会を終えて、官邸は「沖縄県内移設」に傾いている。一部を県外・国外へとするかもしれないが、ほとんどは沖縄県内ということになりそうな気がする。「県外」「国外」を検討しないということ自体が、「まあ沖縄ぐらいじゃなきゃこの手の基地は無理だろう。どこだってイヤに決まっているよ」という意識下の差別がある。私は、海兵隊はグァムに移転するのがいいと考えているが、「日本にいてもらわなければ困る」という政治判断をするのなら、「県外」を真剣に検討しないのはおかしい。それは、候補地からは反対の声があがる。「沖縄の反対の声」はすでに「名護市議会・沖縄県議会の全会一致の議決」にまで至っている。これを「斟酌しない」と切り捨てる感覚は沖縄差別以外の何ものでもない。

「どこだってイヤだよ」という現状把握は、「沖縄」を特別扱いしていないか。すでに、十二分の基地が沖縄には集中しているす。海兵隊が「地政学的」に沖縄にいなければならない理由はない。「県外」を一切検討しないことによって、「県内案」だけう提示するのであれば、沖縄県以外の民意を斟酌して「沖縄は覚悟してもらう」という琉球処分以来の反省なき中央政府の体質をひきづることになる。ところが、この構図が理解出来ない政治家が多い。
「自分は沖縄を差別していない」と。それなら、「沖縄だけには移設しない」と身体を張れと言いたい。

 こうした中で、先週私が、「社民党参議院選挙全国比例区公認候補」と決定を受けたことをふまえて緊急集会を開く。「沖縄基地問題」「八ッ場ダムの迷走」「表現規制の危険」などを訴えるつもりだ。ほぼ10日で準備した集会なので、準備は不十分だが多くの人に参加してもらいたい。

 保坂のぶと、この夏を全国で戦います!

保坂のぶとと元気印の会緊急総会

日時:3月26日(金)19:00~21:00

場所:主婦会館プラザエフ(千代田区六番町15:四ッ谷駅麹町口徒歩2分)

沖縄特別報告:照屋寛徳・辻元清美・阿部とも子・服部良一衆院議員ほか

決意表明 保坂のぶと

※この前日25日夜に「田英夫さんを偲ぶ会」が呼びかけられている。大切な先輩議員だった。案内を掲示しておく。

◎3月25日に「田英夫さんを偲ぶ会」

 田英夫さんが2009年11月13日に亡くなった。戦後「反戦・平和」を貫かれた田さんの死は、日本と世界の将来に分水嶺となるこの重大な時期に、惜しみて余りある。

 超党派の政界、メディア関係者8人が発起人となり、3月25日(木)午後6時から千代田区永田町の憲政記念館大会議室で「田英夫さんを偲ぶ会」が開かれることになった。田さんと親交のあった方々に近く実行委員会事務局からご案内するが、一般の方も参加を歓迎する。18;00~18:10に「ハノイ田英夫の証言」上映後はパーティー形式で進めるので、会費制(5000円)で運営する。希望者は事務局の㈱「小林小屋」までFAXで申し込んでいただきたい。

FAX番号は03(3513)5765。
 
 「田英夫さんを偲ぶ会」の発起人は次の通り(敬称略、政界は肩書略)。

 江田五月、河野洋平、菅直人、土井たか子、楢崎弥之助、横路孝弘、原寿雄(元共同通信社専務理事・編集主幹)、志甫溥(元TBS会長)

直言・極言 田英夫とジャーナリストの会から引用 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 八ッ場ダム、... 温かい配慮で... »