ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

公募民間人校長3ヶ月で辞職!か~ら~の~っ!

2013-06-27 | 雑念
民間からの校長について

大阪市の公募校長が3ヶ月で辞職。
というニュース。

率直な感想は「だろうな」と。

38歳の東大、証券会社出身のバリバリのキャリアを持つ爽やか好青年。

グローバル化を目指して教育改革を目指したエリートは即座に打ちのめされた。

「不祥事は起こしていない」から記者会見では謝らない、とのこと。

生徒・保護者などには申し訳ないという。

そこまではメディアも校長も教育委員会も当たり障りのない対応で面白みもない。

しかしその後の橋下大阪市長のコメントにミソがある。

「責任は教育委員会にある。人事権は私(市長)にはないから」

つまり教育改革の重要な「民間人校長を決める」のも教員上がりの公務員なのだ。

考えさせる事が出来ない授業を散々生徒達にやっていた教員が、人事権を持って採用する。

その採用される側は確実に過酷な民間の世界で揉まれに揉まれた精鋭、戦士。

それを見定める公家の様な貴族達。

そう見えちゃう!

悲しいね。

この世界で唯一の

「未来への希望の場所」

が学校だと思うから!

何故に腐ってしまうんだろ?

1番腐っちゃいけない場所がどうして?


では最後に自分なりのひとつの教育改革案を!

オランダの様に学校設立に自由化を。

民間企業でも税金対策でも金持ちの道楽でも宗教団体の気まぐれでも。

つまり「誰でも学校を作ることができる法律を作る」

そして国や文科省は小・中・高・大の卒業認定基準を定める。

地方自治体は独自裁量でその国の認定基準とは別に特別な認定基準を設けることができて、地方独自の文化や地域の色を出せる学校運営に補助や公費を投入できることとする。

英語だったら英語に力を入れるもよし、観光を小学校から学んでもよし、伝統文化を学ぶ中学に特別奨励金を渡すもよし、自由!

そして当然校区は関係なく、保護者・生徒側が学校や教育方法を選べる。

教育民営化だね。

評価基準は守らせる必要はあるよ。

歴史認識や道徳観、国語、体育などの評価基準。その評価基準に達していない学校は学校認定から除外する権限は国が持てばいい。

今までの公立学校もそのまま残せばいい。

「選べる学校」が存在することが大切だと思う。

すると不登校生徒専用の学校や、ハンディキャップを持つ生徒専用の学校、究極の農業専門学校とか、工芸品を作る学校。

多様性の時代。

個性の時代とか言ってないで、洗練された選べる教育大国を目指してはどうか?

問題点もあるだろうが、みんなで議論し合いましょう!