私たちは、自分の身体でできることをかなり正確に知っています。目の前にコップをとろうとするとき、自分の腕でそれがとれるところにまでこないと、コップをつかむ動作をしません。実は、こうした動作は、生後3か月くらいの子どもでも可能だそうです。
ところで、心身の衰えがはじまる50歳代の心理特性の一つに、出来ると思ってやったら、出来なかった、というのがあります。自分の能力についての認識(メタ認知)が充分でなかったためです。
それまでは出来たのだから今度もできるはずとの思い込みは、誰にもあります。
しかし、高齢期に入りつつある人は、自分の身体能力の衰えを知ろうとしない、というより認めたくないところがあります。何度となく「痛い目」に会わないと、衰えを認識しようとしません。
それが、しかし、高齢者の事故を引き起こしてしまいます。
身体能力がはっきりと衰えた後期高齢者には、バリアーフリーの環境を用意するようになってきましたが、高齢者の入り口にさしかった人々の支援環境は、意外となおざりではないでしょうか。
ところで、心身の衰えがはじまる50歳代の心理特性の一つに、出来ると思ってやったら、出来なかった、というのがあります。自分の能力についての認識(メタ認知)が充分でなかったためです。
それまでは出来たのだから今度もできるはずとの思い込みは、誰にもあります。
しかし、高齢期に入りつつある人は、自分の身体能力の衰えを知ろうとしない、というより認めたくないところがあります。何度となく「痛い目」に会わないと、衰えを認識しようとしません。
それが、しかし、高齢者の事故を引き起こしてしまいます。
身体能力がはっきりと衰えた後期高齢者には、バリアーフリーの環境を用意するようになってきましたが、高齢者の入り口にさしかった人々の支援環境は、意外となおざりではないでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます