Little Mother's Kitchen

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フレジエでお雛様

2012-03-03 | 手作りお菓子


3月3日の今日は桃の節句、お雛様。

昔は3段や5段飾りのお雛様に憧れたっけ。
お友達のお家に遊びに行くと、たいていのお家は段のお雛様を飾ってて、それがすごく羨ましくてね。
「どうして家は1段なの?」ってよく母に尋ねたものでした。
今は、段飾りのお雛様は場所を取るし、出し入れが大変とか、そういった話を聞いて1段で十分と思っているけれどね。

見て、私のお雛様。
昔は、もう少し華やかだったの。あ、つまり、冠とか装飾品が揃っていたの。
小さい頃弟と一緒にいたずらして装飾品がいつの間にか紛失しちゃって・・・こんな姿になってしまった。



装飾品は地味だけど、かなりの美人でしょ。
百貨店のお雛様売り場とか時々観に行くけれど、私は自分のお雛様の顔が一番好き。



こちらはイケメン。ちょっと御髪が乱れてるんだけれど・・・



そして吊るし雛。





年に一度のお雛様。
今年は美味しい苺を使ってフレジエでお祝い!

スーパーでも今は当たり前に並んでいる苺だけれど、こういった特別な日こそ、こだわったおいしい苺を使いたいという思いから、カネマツ倶楽部さんに注文したの。
カネマツ倶楽部さんでは、いつもルバーブやアンズ、紅玉を注文していて、信頼しているお店。
苺の大きさのことで色々相談にのっていただいて、ものすごく感謝してるの。

こちらの苺、朝採り苺のとちおとめ。
ハウス栽培だけれど、栄養たっぷりの土で育ち、受粉はミツバチ達がお手伝いしてくれているんだって。
虫と人間の共同作業!温かさが伝わるね。



丁寧に大切に農家さんの愛情を受けた苺たちは、とてもみずみずしくて甘いの。



そのまま食べるのが一番美味しいのは分かっているけれど、この苺たちを私はフレジエに変身させちゃう!
そして完成したのがこちら。



こちらのお雛様もかわいいでしょ。





フレジエは側面に苺の断面が見えるように並べるのが特徴なデコール。
だから苺の形も高さもばらばらでは美しくないの。





苺って小さいけれど、存在感はスイカ並(?!)なくらい、大きな存在感と私は感じる。
色といい香りといい、申し分ないかわいらしさを持っているよね。
だからケーキに使えば、たちまち華やかさがプラスされるし、見映えもする。

だからこそ、この華やかなフレジエをお雛様に作りたかったの!
きっとお雛様も喜んでくれているよね!





味は勿論、大満足♪
キルシュで香りづけしたクリームと苺の甘すっぱさが見事にあってて本当においしい!



作って良かったと思える瞬間でした!