ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

常念~燕岳(1)

2016-08-13 21:23:42 | 山の旅

碌山美術館

2016/8/6~9
毎年恒例の人工内耳仲間4人の山旅。
経験もろくになし、高齢者(わたくし)も混じるためハードな登山はできないが、燕(つばくろ)岳なら登れるかな…と計画した。
燕岳ひとつだけではもったいない、せっかくだから常念岳まで縦走しよう!なんて言い出したのは誰や?(わたくしではありません)
あとから地図を見たら、常念と燕ってすごい離れてる!
日程の関係で、初めの予定と逆回りになったが、結果的にはこのほうがよかった。
出発前は不安と億劫でテンション下がりっぱなしだけど、しゃあないし。
メンバーは北海道、埼玉、神奈川、大阪から集まるので6日の午後に穂高駅で集合。
私は名古屋で駅弁を買って特急しなので昼食。ふつうのちらしずし。
とりあえず、早着き3人で穂高駅近辺を観光しようと、駅前の「ひつじ屋」さんでレンタサイクルを調達。

信州といえども、夏真っ盛りの35度、冷たいものを飲みながらサイクリングコースを相談する。
めちゃうまっ!のスイカジュース。土肥農園の土西瓜(どすいか)で作っているそう。
R玉くんは桃ジュースをチョイスしたので、うらやましそうだった。

大きい荷物はお店で預かってもらい、水、タオル、カメラ、傘などをナップザックへ。
前々日は松本で豪雨があったらしいが、安曇野はずっと雨は降ってないということだったが、念のため雨具も入れておいた。
先達は私、お店でわさび園への道を確認したはずなのに、どうも間違ってるような。
通りすがりのおじさんに訊ねたら、いきなり、逆方向に走ってしまっていた。
もう、自信ない!先頭はR玉くんにバトンタッチ。

風が気持ちいい田んぼの中の一本道まで来たらもう迷わない。


2度目の大王わさび園、水はさやかに、観光客もぞろぞろ。

園内は風が通らず、暑い暑い。
わさび畑を流れる水はさすがに冷たく、足湯ならぬ足冷で束の間汗が引っ込んだ。

きつい日差しを避けるためわさび畑には黒い寒冷紗がかけてある。
ひつじ屋さんでもらったクーポンでわさびソフトクリーム60円引き。
しかし、なんで、辛くないの?
子どもはふつうのソフトクリームでいいんやし、もっと大人の味と香りのソフトクリームにしてほしい。
これじゃ、ただの薄緑なだけやん。

東光寺の仁王様の下駄。下駄の上に登って履いてみた。「どうぞ無事に山登りできますように」
踏切を渡って、碌山美術館へ。
高村光太郎の彫刻(十和田湖畔の乙女の像の習作など)や詩作がいろいろあって、見応えがあった。


最後にスーパーで明日の登山に備えての果物、パン、ポカリスエットなどを購入。
重たいものはぜーんぶ、力持ちのR玉くんにお任せの私とMちゃん。
穂高駅に戻り、17:45にホテルの送迎バスが来たのに、残り1名にやけ氏が来ない。
メールしたら、今、タクシーで向かってると。
新千歳からの飛行機発着が遅れたのが響いてギリギリオーバーでやっと、全員そろってGO!
「ホテルアンビエント安曇野」は5月のりんご園オーナー開園式に泊ったホテルである。
勝手知ったる館内は動き良く、温泉に浸かって、夕食レストランへ。

奮発してフレンチフルコース
私は信州りんごジュース、3人は信州ワイン


水色のシャーベットはレモンを絞ってグリグリかきまぜるとピンク色に~
「♪ぼんさん、酒(酸)飲んで、赤くなる♪」ですね。
初めに皆、耳が聴こえにくいのでと言ったら、ゆっくりはっきりとメニューの説明をしてくれ、途中からはイラスト入りの手書きのメモまで持ってきてくれて感激。
うちらの山の会が今年で10年になりますと言ったら、最後のデザートでサプライズ。
本当にうれしかったです。
お味ももちろんgood!
こんなところで美味しいもん食べられるとは思ってなかったので、がんばって登らなくっちゃ。

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