東京都庭園美術館

旧朝香宮邸

宮邸は朝香宮一家が退去した後
吉田茂によって外務大臣公邸となり

やがて西武鉄道が白金プリンス迎賓館として使用した

現在は東京都の所有となり
庭園美術館として営まれている

林芙美子記念館

戦前から戦後にかけて活躍した小説家

林芙美子




山口県に生まれ
尾道市立高等女学校を卒業



幼少期からの不遇の半生を綴った
放浪記が評価されたのは



25歳のとき



詩集「蒼馬を見たり」
「風琴と魚の町」
「清貧の書」
などの自伝的作品が次に続く





彼女が昭和１６年から没する２６年まで暮らした家が





今日
記念館となっており見学できる

青蓮院門跡

青蓮院門跡
本尊は熾盛光如来である

宇治市源氏物語ミュージアム

安時代中期に成立した日本の長編物語



作者は紫式部



とされている



全５４帖



概ね１００万文字の長大作



近年、この作品が紫式部一人の個人作ではない
という説が提唱されている





明確な証拠はないが
彼女が生きたと云われる時代と異なる作法が作中に登場するというのがその根拠である



さて
真相はまだ明らかにされていない

西陣

西陣とは地域の名称であって
行政区域ではない



絹織物の西陣織が
生産されていたことから
この一帯という愛称で



今日でも西陣の名称は広く知れ渡っている



近代化の波で
京都の街はどんどんと
京都らしくなくなっている



寺社仏閣を除けば



京都らしい風景は



むしろ全国に点在する小京都と呼ばれる地域の方が
らしい風景が残っていると言わざるを得ないほど



西陣は下町



町屋が残り
散策が楽しい