故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

二人で一人

2024-03-05 08:05:05 | よもやま話

タイトルは、「ゴーヤ」です。
風にひげをなびかせながら、やっとつかみました。
ほっとしたし、胸が高鳴りました。
掴み損ねたかもしれませんが、今も一緒です。


ほめちぎり 身がちじもうと 手をつなぐ

朝ご飯を作りながら、手は動き頭で何かを考えている。
ご飯づくりをいったんおいて、忘れないうちに慌てて書いています。
私たち年寄りは、ちょっとしたこと(過去ひどい目にあった一言)で喧嘩になってしまう。
柔軟性にかけ、人の話を理解する能力が衰えているのでしょう。
いや、考えられるけども身体で具現化することができないからもと言える。

今日のタイトルは、「二人で一人」です。
例えば、人の名前を思い出せないときがある。
当事者は思い出せないが、傍で聞いている人が思い出して教えてくれる。
畑仕事の全部はできないが、筋肉仕事は私がやり、苗の定植は妻がやる。
地域の先輩たちが教えてくれる。
農業は、二人(夫婦)でやるもので、一人になったらできない。

若い時は、二人で三人分の仕事をやることは難しくなかった。
今は、補い合いながら一人の仕事を二人がやる。
暮らし全般がそうなってしまった。
若い時でないと子供を育てられないと感じる。
中には、挑戦するものがいます。
若い(20歳も違うと地獄です)奥さんをもらったら、定年通りとはなりません。
80歳になっても、子供が大学を出るまではと再雇用で働かなければなりません。
これはこれで、人生です。
何もかもとはいきませんが、気持ちだけは現役です。

「二人で一人」は、悪いことばかりではありません。
相手の目をみつめ、長所(今や面影)をほめちぎります。
甘酸っぱい想い出に苦い味も混じります。
二人で作り上げたなんともいえぬ甘さがあります。
潔くあきらめて、「二人で一人」を楽しむことにしましょう。

2024年3月5日
コメント
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